日々雑談~1320~

 ダークソウル、後はラスボスを残すのみ。2周目のことはあまり考えず、普通に殴り殺せばいいか。白霊に助けられたり、黒霊を倒したり倒されたり。実によく出来たマルチプレイのおかげで、物語に幅が出来た。Ⅱが出たらさっさと買って、発売直後の混沌に突っ込むとしよう。

 今日の怒り新党は、新三大藤子・F・不二雄らしからぬ異色な物語。コロリころげた木の根っ子、自分会議、間引き、実にどれも良い。お先真っ暗なのばかりだけどいい。演出も良く、話の伏線や流れや余韻がゾクリと来た。
 異色短編集は、バッドエンドとグッドエンドの配分が絶妙なせいで、ホント先が読めない。A先生のブラックな短編は喪黒福造がにじり寄ってくるようなヤバさで、F先生のブラックな短編はドラえもんがニコニコ寄ってきて、よく見たらモノクマでしたー!みたいな。
 なお管理者のおすすめは「カンビュセスの籤」と「未来ドロボウ」だそうです。俺は……挙げられてないのだと、「絶滅の島」と「あの馬鹿は荒野を目指す」かな。自分たちが挙げた四作品ですら、白黒入り交じっているのがもうw

オーバー・ペネトレーションズ#3-3

 喉を絞めつけられたオウルガールは、血を吐いた。赤い鮮血ではなく、どす黒い断末の黒の血を。
「フハハハ! どうやらこれで終わりのようだな、オウルガール! 余の野望は達成され、ウェイドシティだけでなく、やがて世界全土を手に入れることになる。覇業に転がる小石が、ここまで余の関心を得たこと。あの世で誇るが良い!」
 片手でオウルガールの喉を掴み、頭上高く差し上げたキリウは、自身の勝利を高らかに宣言した。あと数秒で、タイムリミットを迎える状況。数秒後、作戦は完遂され、世界は本人の言うとおり、キリウのモノとなる。バレットならともかく、オウルガールにはあまりに足りない時間。このチェックメイトの状況において、
「なんだ。その薄ら寒い笑みは」
 オウルガールは笑っていた。キリウですら、不気味がるような笑顔であった。
「これで、いいから、笑えるのさ」
 オウルガールは最後の力で、奥歯に仕込んだスイッチを、強く噛んだ。

 ヒカルが語ったのは、この世界におけるオウルガールとキリウの死に様だった。
「キリウの包囲網を突破した俺が見た物は、塵ひとつ残さず消滅したキリウのアジトだった。オウルガールが何をしたのかは知らないが、彼女がキリウと共にここで消滅したのは間違いない。おそらくここが、この世界とお前たちの世界の分岐点なんじゃないか? きっと、その時俺が死んだんだろ?」
 何よりも優先すべきことは、お互いの認識の摺り合わせだった。平行世界と言ってはいるが、互いの世界の状況は、あまりに違いすぎる。
「その話のシチュエーションには覚えがありますけど、その時、キリウもオウルガールも、ましてやバレットも死んでないですね。二人共生き残って、最後キリウがヴェリアンに送還されてオシマイです」
「あー。ヴェリアンね。この世界じゃもう、消滅した国だけど」
「ウチの世界じゃ、そこの女王やってますよ」
「マジか」
 この状況で争っては、バカ丸出しだ。
 一先ず休戦協定を結んだバレットボーイとアブソリュート、そして巻き込まれた一般人のフリをしているタリアは、ヒカルに案内され、ウェイドシティにある彼の住居へと案内されていた。
 下水道の管理室を改造したらしき部屋は、なにか臭う上に、入り口が水路経由かマンホールだけという不便利さ。あちらの世界における旧バレット現ボーイの住居である古いアパートが、セレブ用の部屋に見える。
「しかし事故とは言うけど……あのタリアさんを、こんな汚い所に連れてきて、しかも隣の部屋に一人で押し込んでおくだなんて。なんか、すげえ悪い気がする」
 ボーイはタリアのことを心配していた。この部屋にいるのは三人のみ、こういう裏の事情を一彼女は知らないほうがいいと、タリアだけは隣の部屋に入れられていた。
「いいんですよ。無知蒙昧な方がお嬢様は幸せなんですから。これもまた、処世術です」
 逆にアブソリュートは、タリアに対して厳しかった。本能的に天敵を察知しているのだろうか。
 ヒカルは何も答えず、部屋の壁に横目をじっとやっていた。

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日々雑談~1319~

 どうもDEADPOOL KILLUSTRATEDにドラキュラ(ブラム・ストーカー版)が出るっぽい。MARVELユニバースにもドラキュラいるんだから、そっちのでいいじゃないですかー!

 ダークソウル。何の準備もせぬまま、※黒い森の庭に足を踏み入れてしまい死闘開始。

 ※黒い森の庭 森の狩猟者の契約を結んだ他のプレイヤーが次々と襲ってくる無法地帯。一応、幾つか戦いを避ける手段はある。一応。何も手段を講じない場合、最悪一対二の対人戦を強いられるハメに。

 いやー、出入り口は塞がれるわ、乱入は途切れねえわで、ホント死ぬかと思いましたよ。思い切った脳筋キャラにしていなければ、恐らく殺されていたでしょう。棍棒(ラージクラブ)担いで重装甲(ハベル装備)。避けるのではなく、相手の攻撃に無理やり割り込んで必殺の一撃を叩き込む、スーパーロボット思考。
 対人戦を前提としたゲームの場合、万能系のキャラより尖ったキャラの方が、大勝出来るし、動かしていても見ていても楽しいよね。最も、相性が出来る都合上、大負けの可能性も生まれるのですが。まあ、それもいいさ。

日々雑談~1318~

 キョウリュウジャーはいいペースで話が進んでいくなあ。そして太ももへの情熱を全く隠さない、坂本監督のブレイブが収まらない。ハイキックの勇者! キョウリュウピンク!

>ペネトレーションズの最新話、まっていました!平衡世界に悪のヒーローとアメ込らしい展開ですね。 それにしても悪のバレット、見事に患ってますね。自分は名前からアース3のジョニークイックを連想しました。石像のはB&Bのズームを思い出しました。 意外な人物も出てきて、これからの展開が楽しみです。

 クイックゴールドのモデルは、悪いフラッシュ達です。名前のクイックはジョニー・クイックから、石像はB&Bのズーム(リバースフラッシュ)から。ほぼドンピシャの指摘ですね。ええ。
 ……毎回アマルガムの度に、フラッシュにライバル意識を燃やす→完敗の流れを繰り返しているマーベルのクイックシルバーが一番最初の原案だとか、口が裂けても言えねえ。普通こういうクロスの時はハッキリ優劣を付けないんだが……。

オーバー・ペネトレーションズまとめ

Prologue
#1    
#2   
#3       (NEW)
バレンタインSP