日々雑談~5775~

 逃げ上手……? 一体誰だ? と思っていたら、まさかの北条時行。歴史の教科書に一度名前は出てくるものの、それ以上掘り下げられることはない人物が主人公で、舞台となるのは鎌倉に建武の新政に室町に南北朝と馴染みのない時代。本来、ジャンプでやるのは博打じみた企画なのに、全然それを感じさせないのがまず凄まじい。とにかく北条時行の異能じみた特徴を詰め込みつつ、勝者となる男に挑んでいく構図の提示。ところで、足利さんがああなった理由、歴代天皇トップクラスの行動力を持つ、あのお方の影響としか思えないのですが。バンデットではめっちゃ濃かったけど、若君でも絶対特濃でしょ、あのお方。

 そもそも北条時行は事跡があまり残っていない人物なものの、その人生と在り方だけで、足利尊氏を苛立たせ、その足を引っ張ったのは間違いないはず。生きてるだけで厄介な存在が逃げ上手って、(尊氏にとって)最悪の取り合わせと言うしかないよなあ。いやもう、次回が楽しみでしゃあないわ。週刊でよかった!

日々雑談~5774~

 ブロンコビリーには、ステーキやハンバーグがお値段以上なのとサラダバーがデザート込みで充実していることもあり、定期的に足を運んでいたものの、チキンステーキの美味さには今日まで気づかんかったなあ……。『ステーキ・ハンバーグのブロンコビリー』とステーキ&ハンバーグが目立つ店名や、チキンステーキがメニューの最後に載っていることもあり、今まであまり気にしてなかったものでして。皮はパリッと、肉はふわっと。肉質に下ごしらえ、そして炭火焼きによる、理想的なチキンステーキの実現。定番のメニューもいいけど、やはりたまには別メニューに踏み込んでみるのもいいな。

 今の御時世、基本的には家で食べているものの、タイミングを見計らっての外食はしてます。経済を回すという大きな視点よりも、近所の店が潰れてしまうこと、おいそれと同じ味を味わうことができなくなることへの危機感のような個人的な視点の方が動機としてはウェイト重めですね。東京のような都会も、えらいことになってるようだし。人の流れが遮断されたら、どんな繁盛店でもやっていけねえ……。感染対策を取りつつ、嵐が過ぎ去るのを祈るしか無いですわ。

日々雑談~5773~

 じわじわと何者かになりかけていたデッドプールと、伝説の超サイヤ人として鳴り物入りで登場したブロリー。出世の仕方は違えども、オンリーワンになった二人が共に世に出た1993年。この頃は漫画のドラゴンボールも人造人間編や魔人ブウ編に差し掛かり、VジャンプではGO!GO!ACKMANが不定期連載と、鳥山先生が八面六臂の活躍を見せていた時期ですね。アニメもやりつつ、劇場版も毎年公開と、ドラゴンボールの最盛期の一つに数えられてもいい時期じゃないかしら。

 しかしドラゴンボールの話をしている以上、アックマンはGO! GO!じゃなくてアクマイト光線のアックマンだよな……悪の心を爆発させるアクマイト光線が◯◯に効くかどうかって、中学生の必修科目だと思ってたよ。高校生を過ぎると、そもそも悪とはいったい? と袋小路に挟まるアレ。結構ねえ、他作品のキャラに効くかどうかの判別は意見が割れるよ?

 デッドプール? そりゃ満場一致で爆散でしょ。

日々雑談~5772~

 流石に一日で読み切る量じゃねえよ!ということでゆっくり読んでるけど、やはり通しで読むと発見や感慨があるねー。両人とも初期キャラなのに、かたや親戚、かたや会社とフィールドが違った結果、九百話ぐらいまでまったく関係のなかった荒岩母と東山常務の出会いなんかはその一例。まあさ、各キャラの結婚や成長だけでも、それを見守り続けてきた親戚のような気持ちがあるんだけど。時間軸がある程度現実と即した、長期連載ならではよね。

 なんだろうねえ、髪を切りに行くだけだったり、近所にサイクリングに行くだけだったりと、ゆっくりとした日常の話が多い作品だけど、なんだか俺もどこか知らないところで時計も見ずにぼーっとしながら、クッキングパパを読みたくなってきたよ。今の御時世だときついけど、全巻買ってタブレットに入れて湯治にでも行きたいねえ。バトル漫画で意気軒昂、ヤクザ映画で肩で風を切って歩く、ならばクッキングパパを読んで穏やかになるのもおかしくはないね。

日々雑談~5771~

 円谷プロの話題をかき消すための、東映による露骨な話題つぶし。そんな陰謀論にも、もしかしたら……となってしまう、この並び。ディケイドとジオウの平成コンビによる令和侵攻に、ゾフィーとアンドロメロスの邂逅の衝撃がぶっ飛ばされたよ! まあうん、ゾフィーとアンドロメロスに胸震わすの、間違いなく昭和勢だけどさ! 昭和VS平成VS令和!

 ジオウのセイバーフォームは、やりやがった!と後輩ライダーは大変だなあ……で済むけど、ディケイドのコンプリートフォーム21は仮面ライダーフィフティーンすら過去にする大暴れでどうすんだコレ。もともと、第二期平成ライダーの力を手に入れた今のディケイドにとって、既にコンプリートフォームは力不足な形態なのでは? との考察はあったものの、なら全部足せばいいな! で正面突破してくるのは、力技過ぎて予想外だったというか。というか、ジオウが終わって数年後の令和の世で見ることになるのがまず想像できなかったよ! ジオウのTV本編と一緒に、新コンプリートフォームの可能性も無くなったと思ってたわ!

 ディケイドはこうして主人公と2号含めた平成ライダーと令和ライダーのゼロワンを飲み込んだわけだけど、ジオウはどうなんだろうね。ジオウは平成ライダーとしての立ち位置がディケイドより強い上に、今回のセイバーフォームも触媒としてディケイドウォッチを使っているようだし。もともと昭和も食らう勢いだったディケイドに対し、果たしてジオウは平成以外をどこまで飲み込めるのか。両者とも、無法であることには変わりないんだけどな!