アイアンマン3 感想
アイアンマン3、アイアンマンの映画として三作目だから3。でもこの辺、本当は4ですよね。映画アベンジャーズは、ヒーロー全員が主人公。アイアンマンの映画でも有り、キャップの映画でも有り、ソーの映画でもあったわけで。そしてアイアンマン3のトニー・スタークは、アベンジャーズの経験を自らの身に刻んでいます。アイアンマン、アイアンマン2、アベンジャーズ、この三作品で生じたトニー・スタークやアイアンマンを構成する素材を丁寧に下拵えして作り上げたのが、アイアンマン3かと。
トニー・スタークなら、こうする。アイアンマンなら、こう戦う。アベンジャーズ以降、世界はこう変わった。生じた素材を丁寧に煮込んで、硬い骨もさっくり食べられるように。真面目で、真摯な映画でした。こういう映画は、例え好みに合わずとも、嫌いになれない。いやまあ、俺にとってはかなりの直球ストライクな映画でしたけど。
アイアンマン:エクストリミスを下敷きとしながらも、全て再構成した結果、全く予想の出来ない映画に。まっさらな状態で見た方が面白いので、都合が合うなら、早く見た方がいい映画です。おそらく作中、2~3回は「えー!?」となるんじゃないかしら。
以下、ネタバレです。