日々雑談~5936~
正月休み明けぐらいからずっと不調だったものの、ようやく回復したので久々に東京へ。正月セールはもう終わってるんだという現実を突きつけられつつ、正月セールで買おうとしてた物を買い、所用もこつこつ片付け、空いた時間でサンシャイン水族館を覗いてみたり。いやー、なんか職員さんが神妙な顔をしてメンダコの水槽を見ていたので不思議に思っていたものの、帰ったら「メンダコが死にました」の報せを聞いてビックリ。死亡時間的に、俺が見た時は瀕死もしくは死んでたわけか。公開開始当日の死だったみたいだし、狙いがないまま出かけて、ものすごいタイミングに遭遇しちまったぜ。
そんなタイミングにかち合ってたことなど気づきもせず、メシでも食って帰るかーと歩いていたら、国民民主党の演説に遭遇。今日は玉木が来る予定です! ちょっと遅れています! と言っているのを大変ねえと他人事気分で信号待ちしていたら、来ました! の一声が耳に。目の前に止まる一台の車、中から降りてきたのは国民民主党党首玉木雄一郎その人。子供の頃、祭りの勢いでどいたどいた! とどかしたのが市長だったことがあるけど、その時以上の不意の接近遭遇。いやー、ビビった。ものすごいタイミングってのは続くもんだわ。
この選挙が近い時期に党首の演説を聞ける機会なんてそうそうねえよなあ……と思い、メシを後に回して演説を聞くことに。随分前にこれも偶然麻生さんの演説に遭遇したことがあるけど、その党の党首や重鎮は党の顔になるだけの意見と会話スキルがあるので、文章を読むよりもその党の良いところも悪いところもよく分かると言うか。実際、麻生さんの伝える力も強かったけど、玉木さんの伝える力もだいぶ強かったなーってのが第一印象、以下雑感。
・演説台のある選挙カーが無かったため、ワゴン車を背に地面に立って話す玉木さんを聴衆が取り囲む形式。高さがなく、人垣で隠れてしまっているため、通行人が気づいていない。おそらく聴衆に悪意のある人間がいたら止められない。そんなマイナス面もあったが、高いところからではなく同じ目線で話そうとする態度には国民目線の理念を感じた。
・演説の内容の大半は自分たちが近年何をしてきたか、どうやって与党に法案を飲ませてきたのかという実績。そしてこれから何をしたいのかという目標。他党を攻撃する発言はほとんど無かった。他者への攻撃性が無い、普段口にしている「対立より解決」通りの内容と、全体的には好印象。話し方も言葉の選び方も、総じて伝わりやすい演説だった。
・是々非々の野党の必要制はわかったものの、その一方で成果を強調しつつ、実務や責任といった肝心要の部分は与党に任せての発言という都合の良さも感じた。少数与党である以上それは仕方ないのだが、与党としてはたまったものではないだろう。ただ、玉木さんは演説中、意見を飲んでくれた自民党の功績にも触れていたことは付け加えておく。おそらく今後、政権を担う、もしくは連立に入る、どちらかの覚悟がないと実務的な政党としての立場は難しくなりそう。
総括すると、足を止めて聞くだけの価値はあった演説でした。主義主張も意見も方針もわかりやすい演説だったので。ここで煙に巻くような演説や普段の行動と言説がブレブレの演説だったら、寒い中で何聞かせてんだ!ってブチ切れてたよ。冬の選挙も夏の選挙も、寒さや熱さで聴衆の怒りの導火線が短いっていうのが大変だわ。
一つの政党の意見がわかれば、選挙での判断材料が増える。選挙が近い今、いいタイミングを貰いましたわ。