映画デッドプール感想~バーリ・トゥードver #5~
映画デッドプール感想~試写会ver~
映画公開記念 デッドプールを知るためのQ&A
映画デッドプール感想~上映後ver~
映画デッドプール感想バーリ・トゥードver#1、#2、#3、#4の続きとなる#5、遂に最終回です。前回に引き続き、ネタバレに小ネタ解説と、なんでもありなバージョンになっております。なので読むのは、鑑賞後推奨です。
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映画デッドプール感想バーリ・トゥードver#1、#2、#3、#4の続きとなる#5、遂に最終回です。前回に引き続き、ネタバレに小ネタ解説と、なんでもありなバージョンになっております。なので読むのは、鑑賞後推奨です。
最近、衝動的にシャドウバースやマッスルショットを始めた結果、ソーシャルゲームが混戦状態。ログインボーナスすらめんどいし、そもそもスルッと忘れる。ゲームに縛られてもしゃあないし、ここは幾つかもう放置を決め込むべきか。
しかし、基本無料のソーシャルゲームも日進月歩で進化してますね。シャドウバースに至っては、通信対戦可能で中々に深みと面白さのあるカードゲームですし。ソーシャルゲーム隆盛の理由として、スマホやタブレットの性能向上により、据え置きや携帯ゲーム機ばりに出来ることが増えたというのもあるのでしょう。
結構洋ゲー、特にキャラゲーは日本と同じく、据え置きからソーシャルゲームへと転換しているシリーズも多いからなあ。例えば、今でも据え置きで定期的に作品が出てきているヒーローとなると、バットマンとスパイダーマンと……あと誰か居たっけか。インジャスティスやレゴマーベルのような総集合モノを加えても、結構厳しい状態。
それにしても、なんでこの据え置き冬の時代に、デッドプールはポンと出たんだろうか。映画も当たったし、日本でもローカライズして出そうぜ! PS4版ならイケるって!
あと、最近気になるのは、ニンジャ・タートルズをゲーム化したTeenage Mutant Ninja Turtles: Mutants in Manhattan。タートルズ自体への興味もありますが、制作プラチナゲームズというのも、中々そそるものが……。
デッドプール「俺ちゃんの映画を日本でヒットさせるにあたって、ライバルにして目の上のたんこぶとなるのは、やはりガルパンはいいぞだと思うんだよ。というわけで、俺ちゃんのトコの重戦車で大洗で戦車道しようかと思う。パンツのアホー!」
秋山優花里「いや、パンツァー・フォーですから。ウィルソン殿の映画……宣伝を鵜呑みにして、これは恋愛映画なんだって!って武部殿がみんなを映画に連れてった結果、鑑賞後に冷泉殿があの顔面はホラー映画じゃないか……と本気でヘコむことになったあの映画のことですか?」
デッドプール「おおっと、女子高生の突撃戦法! 俺ちゃんにも心はあるからな!」
秋山優花里「戦車道をするには戦車が必要なのですが、いったいどんな戦車を持ち込む気ですか?」
デッドプール「そうだな……時速は30キロ以上ってトコかな。足回りは、すげえ丈夫。マジ丈夫。どんな悪路でも突き進む」
秋山優花里「中々の機動力ですね。履帯が丈夫というのも見逃せません」
デッドプール「装甲はティーガーの主砲ぐらいなら、弾き返せるぜ。カール自走臼砲の直撃も、下手すりゃ耐えられるな」
秋山優花里「怪物的な装甲を通り越して、おかしい装甲ですね」
デッドプール「輸送の手間もかからない。パーツを外せば、本体は旅客機での輸送が可能だ。そもそも傷つくことが少ないけど、ほっとけば治るので修理いらずだ。エコだぜ、エコ。なにせ食事……もとい燃料も酸素も、なんもなくても動けるからな」
秋山優花里「それは確かに楽ですが、自動車部の皆さんが聞いたらつまらなそうな顔をするでしょうねえ。流石はコミックの空想戦車。無茶苦茶なスペックです。肝心の主砲についてお聞きしたいのですが」
デッドプール「ああ……主砲ね……そこだけは弱いところだ。岩とかビルとか学園艦とか、重いものならその場でなんでも砲弾にしやがるんだけど。引きちぎったりして。いやさあ、アレは西殿もびっくりなほどに、突撃一辺倒なんだよ。真正面から組めば、T28でもマウスでもふっ飛ばすんだけど」
秋山優花里「……それ、本当に戦車ですか? 戦車と呼んでいいんですか?」
デッドプール「あーうん、X-MENやアベンジャーズも戦車扱いしてるからいいんじゃね? メガネ曰く、考えかた次第ってヤツだな」
デッドプール「遥か彼方の銀河系には、HAVw A6ジャガーノートって戦車あるんだけどねー」
秋山優花里「聖グロリアーナのみなさんは、ジャガーノートは絶対巨大なトラックだ! って言い張ると思いますよ?」
映画デッドプール感想~試写会ver~
映画公開記念 デッドプールを知るためのQ&A
映画デッドプール感想~上映後ver~
映画デッドプール感想バーリ・トゥードver#1、#2、#3の続きとなる#4です。前回に引き続き、ネタバレに小ネタ解説と、なんでもありなバージョンになっております。なので読むのは、鑑賞後推奨です。
街に出たので、デッドプール:ドラキュラズ・ガントレットを購入。いやー、やっぱコレ、面白いネ!
立ち位置としては、デッドプールのメインストーリー上の話、デッドプール Vol.4:デッドプール VS. シールドとデッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプールの間、デッドプール Vol.4.5とも言える作品です。しかしながら、ストーリー自体はデッドプールと妖魔の女王シクラーと吸血王ドラキュラの三角関係やそれにより引き起こされる妖怪大戦争に焦点が合わせてあり、完結タイプの中編として見ても、完成度は高いです。そこに振りかけられるトッピングも、フランケンシュタインの怪物や狼男にミイラ男のような西洋妖怪軍団だけでなく、ブレイドやモードックやパニッシャーにボブと非常に豪華ですしね。うん、やっぱいいぞコレ!
X-MEN:ZEROのデッドプールや映画デッドプールのエイジャックスは、実写化に合わせて原典(コミックス)でのキャラクターを一度バラして再構築しなおした例ですが、最近の作品でその分解と再構築に目を見張ったのは、仮面ライダーSPIRITSの暗黒大将軍ですね。
原典となる「TVスペシャル 全員集合!7人の仮面ライダー!!」では後楽園ゆうえんちの地下に密かに基地を作り、仮面ライダーショー目当てにやってきた子供たちをショーの怪人役と見せかけた再生怪人軍団で捕まえ、莫大な身代金を要求してやる!というよく分からんキャラでした。デルザー軍団の紋章を付け、配下にデルザー軍団の一員だったヘビ女や狼長官が居ることから、デルザー軍団の残党では?とは囁かれていたものの、そこに触れられぬまま死んでしまい、真相は闇の中でした。
そんな彼が、仮面ライダーSPIRITSでまさかの登場。デルザー軍団幻の怪人ジェットコンドルの人間態として姿を現し、地下鉄に大量の人間を誘い込んだ上での皆殺しを測ったものの、仮面ライダーたちの活躍で失敗。暗黒大将軍(ジェットコンドル)当人は、作中しばらく変身不能に陥っていた仮面ライダー∨3こと風見志郎を追い詰めましたが、ダブルライダーの協力にて変身した∨3と戦い、死亡しました。
こうして書くと別キャラなのですが、SPIRITSの暗黒大将軍もよく見ると結構原典らしいところがあるのですよ。そもそも、地下に潜み人々を誘い込むという作戦は、地下に潜み子供たちを誘拐しようとした作戦に近しいです。単独で行動していたものの、ジェネラル・シャドウにより原典の配下であったヘビ女を付けられる。そして自身の死に場所となったのは、後楽園ゆうえんちであった場所、現在の東京ドームシティアトラクションズでした。
なお、暗黒大将軍がジェットコンドルの人間態であるという話は原典とは関係ないのですが、この説は長らくファンの間で作品を補完する要素として語られていました。つまり、仮面ライダーSPIRITSの暗黒大将軍は、原典の要素とファンの噂という都市伝説を、仮面ライダーSPIRITSという作品に合わせカスタマイズして生み出したキャラということです。
仮面ライダーSPIRITSだと、既に東京は壊滅状態、原典通りの普通の誘拐犯思考な暗黒大将軍を出すのは無理筋なので、こうしてカスタマイズしたからこそ、デルザーの一員として出せたキャラ。実写化やアニメ化に際し原典通りの追求も大事だし、賞賛されやすいものですが、こうして作品に合わせカスタマイズする腕の良さも、同じぐらい賞賛されてしかるべきものだと思います。