受け継がれる笑顔
最終回のゴーオンジャーで「また会う日まで!」とニコやかに笑顔で手を振っていた人間と同じ人が数分後のディケイドで、
「地獄からだ。お前も来い」
「お前……今、俺の相棒を笑ったな?」
数分後に再開した結果がコレだよ! 矢車さんが声だけでなく生身で出演していたら、TVの前のチビっこは深刻なレベルで混乱してたんじゃないだろーか。
まいったな。地獄兄弟が生き残っただけで、嬉しくてニヤニヤせざるを得ない。そして幻影として浮かび上がった、デルタとタイガ。やばい、浮かび上がった二人から地獄兄弟の行き先が推測できない。デルタは中の人が誰かによってキャラが全く変わるし、タイガは色々な意味で『迷』な人だったし。そして次回はカイザが草加バージョンで復活。まさに地獄から次々と甦るかつてのライバルライダー達。今回わざわざ地獄から来たと自称している人にかぎって、明確な死亡描写が無い人だったりするのはさて置いて。
一話で盛り上がって、二話で危険な兆候が垣間見えて、三話で再び盛り上がって物語の基本骨子となる事項が明らかになったという感じでしょうか。
1.破滅の兆候により、本来の世界では起こる筈が無かった大事件が起こる。
2.ディケイド一人では一つの世界も救えない。各世界のライダーもしかり。
3.各世界を巡る事により、ディケイドも強くなり、士も己を補完していく。加えて各世界のライダー達も成長していく。