日々雑談~5897~

 テレ東午後のロードショーでブレイドやってたけど、ハッタリの効いた外連味とは正にブレイドのアクションだなあと。作中のブレイドは決して口数の多いタイプではないものの、アクションに挟まれた剣舞や余裕がブレイドの人間味やキャラクターを強固にする構図。言うなれば、完璧なビジュアルのキャラにある人間味、男の愛嬌って奴なんだろうな。
 
 コミックスを再現した結果、ウェズリー・スナイプスのブレイドになったのではなく、映画のブレイドのウェズリー・スナイプス以降、コミックスのブレイドも黒コートとスタイリッシュなアクションを取り入れることに。つまり、映像が原作を飲み込んだ結果が、今よく知られている吸血鬼ハンターブレイドのイメージ。MCUがジャンルを先導している今では普通でも、1998年じゃこういうタイプの逆輸入はまだ珍しい例でしょう。マーベル映画の先駆けという評価も、決して過大評価ではないな。こういう映画をさっと地上波で流してくれるのが、テレ東映画部門のいいところよ。来週以降のラインナップは、ランペイジ巨獣大乱闘にアンチャーテッドにザ・マミーにジョーズと、夏休みから秋にかけてのテレ東午後のロードショーはとにかく強いぜ。

 つーか、アンチャーテッドは地上波初放送か! 元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件も同じく地上波初と、テレ東頑張ってるなあ! と同時に、地上波で映画を流す枠がだいぶ減ったのを悟ってしまうな。