日々雑談~5865~

 唐突ですが、ここ数年の更新停止状態より復帰しました。
 いやその、最近PV数やら何やらを見直す機会があったのですが、この一年で30万人ほど来訪しているんですよね……。
 明らかに怪しい閲覧や、サイトへの攻撃などもあったので、実数30万人とはいかないでしょうが、それでも更新停止状態でまだ生きていてくれたのは間違いない話。ならば、放っておくのもよくないよなと。
 しばらくはリハビリ状態での運用となるでしょうが、なんとか毎日更新を続けていくつもりです。更新報告はXのアカウント(@nikuzousui)でもやっていきますので、よろしければこちらも参考にしてください。

 

 

 今日はゴジラxコング 新たなる帝国を観てきたのですが、いやー予告でのゴジラ&コングの全力ダッシュからいだくイメージから、一切のブレがない映画でした。むしろ、あの全力ダッシュを悪ふざけのオブラートに包んでいたのは、間違いなく匠の技ですね。本編観ると、あのダッシュは「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」とぶち上がるシーン以外の何物でもないんですよ。本質を隠すことで、本質を際立たせるのは、正しい予告の使い方です。
 基本的に予告でおっ!?と思った人間が観に行って外すことはないんですが、唯一人を選ぶところと言えば、人類なし、言語なし、情報といえばゴリラの身振り手振りしかない、用心棒コングもしくはゴリラ無宿あるいはさすらいの闘将! 大猩猩!に耐えられるかどうかぐらいですね。コングパートは、間違いなく武侠小説であり時代劇であり、ラーメンマンだった。俺は該当のシーンが楽しくてしょうがなかったんですが、一緒に観に行った管理者は、面白かったけどいつまで続くのか不安になってきたって言ってましたし。そりゃあまあ、ゴリラパートの数十分間は、色のついたサイレント映画だったからね。不安になるのもしゃあない。耐えられるかどうかと言っても、つまらなさに……ではなく、面白いけど大丈夫!?みたいな重圧なので、まず足かせにはならんです。実際そこ抜けたら、不安は杞憂だった!ってなるので。
 とにかく観て伝わるタイプの映画なので、少しでも興味があったら、是非ともダッシュで劇場に向かって欲しいです。まず、損はしないので。映画って、本当に楽しいもんなんだなあ!

日々雑談~5592~

 濃さで言うならゴジラを神話的な何かとしてみているゴジラ キング・オブ・モンスターズのマイケル・ドハティ監督は相当なんだけど、人々が見た瞬間圧倒されて沈黙するゴジラを撮ったGODZILLA ゴジラのギャレス・エドワーズ監督も濃くない? そんな、モンスターバースの面々。目撃した瞬間、人々が黙するゴジラが一流なら、人々が逃げ惑うムートーは三流。そりゃ2対1じゃないと、戦いにならねえよな!

 例えば、MCUは航路がしっかり決まって、船長もその路線に従っているんだけど、モンスターバースの場合は、ヒットして欲しいという基本以外はわりと個々の船長が自由にやってるイメージあるんだよな。ケン=ワタナベだって、第一作とKOMでのぶっ飛び具合に差があるし。いやまあ、賢いのはMCUだってのはわかってるんだけど、モンスターバースの自由さも好きよ?

日々雑談~2423~

 俺が言うのもなんだけど、ツイッター上にサプライズの正体では!?と流れているマイケル・ジョーダンやジャイアント芹沢博士や沢口靖子は「もう少し」のサプライズではないと思うの。しかし、ゴジラの主要怪獣が勢揃い、バランス的にはメカゴジラやガイガンよりアンギラス辺りを加えたほうがそれっぽい気も……いかん、キングギドラの強さをアピールするための次鋒レオパルドン枠でマジで出てくる気がしてきた。

 小さくなるゴジラも、ジャイアント芹沢博士も、面白いもんを作ろうという根っこは一緒なはず。ゴジラはシリーズが順風満帆とはいかなかった結果、いろいろな工夫や挑戦があって、その下地が今に繋がっている感じ。ゴジランドもバトルサッカーも、ハリウッド版ゴジラやシン・ゴジラに繋がっているわけですね。

 ……でも、やっぱジャイアント芹沢博士はスゲえというか、思いついた人間も、それを実行に移したスタッフもとんでもねえよ。ブレーキ! ブレーキ! 違うソレ、アクセル!

日々雑談~2441~

 Twitterで反応を見ながらの地上波シン・ゴジラは面白かったものの、シン・ゴジラが面白かったという人に、そのラインでオススメできるゴジラ作品が中々思い当たらないというのは難点かもしれんなあ。シン・ゴジラはゴジラ作品というカテゴリー内においては異端児だし……平成ガメラ三部作やウルトラマンのこっちよりなエピソードの方が、路線的には近いかも。前作となるファイナルウォーズの爽快感も俺大好きだけど、路線は全力で違うしな!

 アニメのGODZILLA 怪獣惑星は、はたしてどういう路線なんだろうね。懐かしき既知でもいいし、斬新な未知でもOK。

 

 大洗に出かけたり、色々バタバタしている間に、エラいことになっていた!
 というわけで、来週のフューチャー・アベンジャーズは二度目のデッドプール回です。またかよ!
 うむ。デッドプールの再登場は嬉しいものの、コラムのネタどうすっぺっていうのと、もはや夜空にいい笑顔で浮かんでいる状態な、X-MENの皆様が心配。アイツ一応、X-MEN関係者なんだけど……。このデッドプールが独立して動いている状態、ある意味、ミュータントというカテゴリー、アイデンティティが薄めなデッドプールだからこそ出来る荒業かもしれんね。

日々雑談~2345~

 時間がぽっかり浮いたので、キングコング: 髑髏島の巨神を観ておきました。モアナや超スーパーヒーロー大戦の影響もあってか、何時もは空いてる映画館も満員御礼。もちろん、キングコングも満員。席が取れない回もありました。混雑すると色々大変とはいえ、こうして盛況なのは何よりも良いことです。

 キングコングの感想としては……イメージビジュアルやポスターや予告。アレ、まんまです。おっ、怪獣がたくさん出るんだな。人類に逃げ場はないんだな。コング大暴れだな。これらイメージを観て思い描く印象が、そっくりそのまま出てきます。こうもストレートな映画って、そうそう無いと思う。

 世界観も制作も、ギャレス・エドワーズ版ゴジラ、通称ギャレゴジと繋がる作品なのですが、ギャレゴジの際に生じた「怪獣バトルが少ない」「見難い夜のシーンが多い」という意見を、しっかりフィードバックしている感じですね。怪獣バトルはもう無法地帯とばかりにガンガンやりますし、基本的に戦闘シーンは明るく見やすい構図。その上でちゃんと人間ドラマや夜ならではのシーンを組み込んでいるので、ギャレゴジの全てを捨てたわけではない。ギャレゴジの改良版の一つですね、キングコング。

 本当、イメージ通りの作品なので、予告やポスターにビビッと来たら、ぜひ観ておくべきです。パシフィック・リムにギャレゴジにシン・ゴジラ。近年の怪獣映画は、各々個性を貫き良作になっているんだから、実に素晴らしい話ですよ。