日々雑談~5873~

 GWに実施予定だったFGOイベントがいよいよ開催。盤上遊戯と書いてあるだけあって、今回のテーマの一つはアナログゲー。コミケのアナログゲー島にゲームマーケット、本来の予定通りならばアナログゲーで盛り上がっている時期での開催だったと思うと、ちょっと惜しいね。アナログゲー自体も、まさか人との接触がコロナ禍において大きな弱点になるとは……緊急事態宣言も解除されたことだし、なんとかこのまま収まってくれるといいんだけど。

 Fate/Requiem自体、まだ始まったばかりの作品であることもあって、先が読めないと言うより、コラボと足を揃えて切り開いていく感じっぽいな。ところで、シナリオ中では冷めた目で行動しつつCMではダンサブルなデミヤのフレイザードみたいな温度差は、別にFate/Requiem関係ないですよね?

 

 何故か更新時に10Pぐらいすっ飛んでたキン肉マンが、今日の昼に修正。内容はロビンマスク初登場となる第20回超人オリンピック編「日本代表になりた~~いの巻」の掲載。緊急事態宣言も解除されたことだし、連載再開も見えてきた。

 ロビンマスクだけでなくラーメンマンもネメシスと戦った際に超人オリンピックでのキン肉マンとの出会いについて語っていますが、二人ともキン肉マンに負けた時は感服と言うよりも、わけがわからない唖然。唖然としたままキン肉マンと付き合い続けた結果、キン肉マンがそれぞれの人生における最大のライバルや夢を忘れるぐらいの興味深い存在になっていく。友情は成長の遅い植物であるとは、よく言ったものよ……。

日々雑談~5858~

 いやこのラスト一コマ凄くない!? ダークヒーローの定義付けだけでなく、今まで立ち場が不明瞭だった残虐超人のポジションも、ここでしっかりと固定。この一コマを持ってして、キン肉マンの読み切り群の中でも頭一つ抜けているといっても過言ではなく。でも次の超人血盟軍結成秘話も、王位争奪戦の「ソルジャーが正体を明かす前に離脱したのに、やけにアタル兄さんを察しているアシュラマン」のミッシングリンクを埋める、結構重要な話だったりする。まあアレだ、最近のキン肉マンの読み切りは、どれも面白いな!

 日本人レスラー対外国人レスラー、日本人のエース同士の対決の後に生まれた、団体内ユニットによるイデオロギー闘争。キン肉マンの連載期間は、新日本プロレスで維新軍やはぐれ国際軍団やUWF軍団の登場でイデオロギー闘争が急速な成長を遂げた時期でもあります。ジャパンプロレスの誕生で、対外国人レスラーがメインだった全日本プロレスにも火は伝播し、やがて天龍同盟やnwoジャパンやCHAOSや鈴木軍やCRAZY-MAXや蛇界転生のようなユニットが各所で次々と生まれ、ユニット抗争は当たり前の今に繋がっていきます。

 残虐超人は当時合った概念がまだ日本のプロレスで薄かったからしょうがない一方、やっぱ2世開始時に残虐超人を悪魔超人や完璧超人とあわせて悪行超人にしたのは不味かったよなあ……。他団体もしくは外国人レスラーのポジションだった悪魔超人や完璧超人と組むことで、残虐超人のアイデンティティがねえ。先達であるラーメンマンやカレクックやウォーズマンが正義超人入りしたままだったので、そのあり方はさらにあやふやに。作品のリスタートという、定義付けがしやすいタイミングを逃したってのはあるわね。

日々雑談~5854~

 過去に雑誌グランドジャンプに掲載された読み切りの再掲載、当時は前編後編に分かれており、区切りはブラック・シップがボコったビッグボンバーズをかついで出てくるところでした。ほんと、ここで試し割りレベルでボコられてたカナディアンマンが、新シリーズで捲土重来するとはな! 結果的にパイレートマンには負けたけど、ありゃ相手が悪かったし、少なくとも株価の下降は止まったよ!

 要は5月14日とは、千代の富士もウルフマンも体力の限界を迎えた日。おそらく14歳で超人相撲入りしたってウルフマンの経歴も、中学の時に部屋入りした千代の富士の経歴にあわせているのでしょう。大きく違うのは、千代の富士は貴闘力に破れたことで引退を決めたのに対し、ウルフマンは引退を一時撤回してブラック・シップを倒したこと。黒星ではなく、最後は白星で有終の美を飾ってほしかった。そんな千代の富士への無念が、ちらりと垣間見える展開でもあり。あとは、キン肉マンが80年代の物語である都合上、91年引退の千代の富士よりウルフマンの方が引退が早いことに。ウルフマンは後に復帰するとはいえ、こうなったのは舞台設定が起こした偶然だよなあ。

 ウルフマンのアイドル超人としての戦績はふるわないものの、負けから何かを得て成長していく謙虚さがあると知った今では、過去の敗北も成長の糧のようなもの。今となっては、栄光の一部ですよ。

 それにしても、ウルフマンの生死は一度目のスプリングマン戦以外は、結構あやふやなところもあるんだが……。バッファローマンによる蘇生や、キン肉マンやウォーズマンがやらかした脱走に、ネプチューンマンの非合法蘇生。そして超人閻魔に蘇生を認められるはずもない悪魔超人……実は超人墓場の正当なシステムで復活したキン肉マンのメイン級の超人、ほとんどいないのでは?
 

 

日々雑談~5851~

 眼鏡着脱も美人によるデバフも邦キチのレビューも最後のオチも、全員が全員別の方向を見ているのに、なんでこうもフルスロットルなのか。あと、自分で並べておいてなんだけど、天龍VSサベージは事前のイメージで噛み合わないと思ってたら、実際はめっちゃ噛み合った試合なのでちょっと違うかもしれんね。うーむ、相手と自分の見ている方向の違いも手のひらに乗せる、鈴木みのるの試合が近いか?

 なにげにジェロニモは、四回ばかり映画に出てるしな。モブを除けば映画出演三回のキュアエコーより一作多い。ただ、上記の通りサメに襲われたVS戦士超人や、復活した悪魔将軍に力を取られたニューヨーク危機一髪と、万全の出番とは言えない作品もあったり。リキシマンも一緒にサメに襲われたし、キン肉マン以外のアイドル超人も全員力を取られているので、ジェロニモだけがってわけでもないけど。

 劇場版のジェロニモは、基本的にそうび:トマホーク。ジェロニモ参戦後の劇場版は敵が軍団を引き連れてのリング外での大乱戦が多いので、そりゃ斧も使うよね! あと、アパッチのおたけび。複数人を平然と巻き込むので、一対一がメインの他の正義超人の必殺技と比較して、集団戦でめっちゃ便利。たぶんジェロニモ、リングに上がらないほうが強い。

 いろんな配信サイトでキン肉マンの劇場版は見れるけど、ひとまずお手軽枠としてアマゾンプライムはオススメ。

 宇宙かくれ超人は他の劇場版に比べてもギャグが多めというか、とにかくぶっちぎってるというか。勢い余って当時死亡扱いだったアシュラマンやサンシャインやブラックホールやブラックレインが、ニューアシュラマンやニューサンシャインとして強化再生してるぞ! ブラックレイン? ブラックレインは、前の劇場版に出たオリジナル超人ですよ! いやなんでそこ、魔雲天やザ・ニンジャじゃないの!?

日々雑談~5847~

 キン肉マン、単行本未収録の読み切りも多いので、休載期間のストックは予定以上に伸びなければ十分よね。今回のラーメンマン&ブロッケンJrのエピソードは、キン肉マン 読切傑作選 2011-2014用の描き下ろしと、単行本未収録とは逆の立場だけど。

 マシンガンズ結成秘話と同様、連載当時に書ききれなかったミッシングリンク的なエピソード。本来ならば親の仇の関係であるラーメンマンとブロッケンJrが恩讐を乗り越え、擬似的な師弟関係を結ぶまでに何があったのか……こう書くと凄い真面目だし、実際に話自体はイイハナシダナーではあるんだけど、MRIの下りとか、ノリと勢いで燃やされた絶滅危惧種に、勢い良すぎるブロッケンJrと、なんかこうスルーできない面白ポイントも多くてね!? たとえば月の位置も山の上や崖の上と、めっちゃ動いてるし!

 休載でも飽きがないのはいいこと。今回はネット未掲載の作品だったので、初めて読んだ人の反応も面白かったし。月曜日の深夜は、やはり熱い。