日々雑談~5775~
いよいよ東京ドーム大会です。今日、明日と全力で行きます!応援よろしくお願いいたします❤ #東京ドーム pic.twitter.com/TUufnYSEhp
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2020年1月4日
【1・4】獣神サンダー・ライガー、引退試合で敗れるhttps://t.co/7aMvFxaZRy
先発したライガーは、最大のライバルと評する佐野と対戦。その後、大谷の顔面ウォッシュを掌底で切り抜けるも、最後は田口に敗れた。
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年1月4日
日本だけでなく世界のプロレス、特に軽量級ことジュニアヘビー級を引っ張ってきた獣神サンダー・ライガーがついに引退。今日で終わりではなく、明日の1・5東京ドームでのタッグマッチが正真正銘のラストマッチだけど。しかしまあ、東京ドームの2Day興行をやってしまうんだから、今の新日本の勢いはとんでもねえわ。
獣神サンダー・ライガーの凄いところ。そりゃいくらでもあるけど、どのリングに上がってもライガーだったのは特筆すべきことよ。正確には、極上のライガーを魅せつつ、そのリングの空気に適応すること。個人を発揮しつつ決して場は壊さない、超バランス感覚。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年1月4日
まず他団体のリングにあがって自分を発揮できるのは一流のレスラー。でも、いくら一流でも「俺は一流だ!」とそこのリングやファンの顔もみず、好き勝手にやるレスラーは三流。ライガーさん、超一流のレジェンドでありながら、そういうところが無かったんですよね。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年1月4日
そこのリングの雰囲気やファンの顔を見つつ、場に適応して最良のスペックを発揮する。獣神サンダー・ライガーが最高の伝道師だったからこそ、引退発表から各所で引く手あまた。そしてジュニアヘビー級は現在の地位を確立したのでしょう。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2020年1月4日
技術面、体力面、名試合……語ることが様々なのが獣神サンダー・ライガーだけど、個人的に推したいのはまずここ。メジャー団体が雲の上にあった時代から、偉ぶることなくあちこちを回り続けたライガーの功績と適応力の高さはやはり特筆モノ。
今はずいぶん減ったけど、メジャーであることに自信がありすぎて、他所で物凄いデカい態度に出たり、明らかに手を抜くメジャーの所属&元所属のレスラーも結構居たからね。そんな流れにまったく乗らず、様々な国や団体やファンを尊重しつつ駆け抜けたからこそ、獣神サンダー・ライガーは皆に愛され、プロレスの伝道師、ジュニアヘビー級の立役者となったわけで。
新日本のジュニアヘビー級のマスクマンと言えばまず初代タイガーマスクが来るんだろうけど、初代タイガーは活動期間が2年ちょいと短め。獣神サンダー・ライガーは活動期間が30年ほど。秀吉のごとく価値観を塗り替えるほどの鮮烈さを見せたのがタイガーマスクなら、その後を継いで長くじっくり道を固めた家康ポジションがライガー。その家康がついに一線から退く。そりゃあねえ、大変なことですよ。
ホント、お疲れさまでした。明日の花道も、見守らせていただきます。