日々雑談~2371~

 今日は、時間が出来たので、池袋のヴァースコミックスを覗きつつ、上野の東京国立博物館に行ってきました。おおう、なんというゴールデンウィークの満喫っぷりか。

 ヴァースコミックスは、最近池袋にできたアメコミショップ。原書と邦訳を中心に扱いつつ、徐々にTシャツやポスターなどの取扱を増やしている段階です。特色としては、大きな窓による開放的な店内。日光は本の敵だってのはあるけど、光の爽やかさと空気の良さはこの系統の店の中でわりとレアなので、グッズや本を護りつつなんとか今の環境を維持してほしいねえ……。
 あと、目の前はイベントもよく行う公園で、池袋アニメイトも近く、数年後には目と鼻の先に最新型の映画館が建設予定とまず間違いなく伸びる場所なので、ホント在り続けて欲しい。

 今日は無料でコミックスが貰えるフリーコミックブックデイということで、気になっていた少林カウボーイを購入しつつ、色々な本をゲット。何気に俺、フリーコミックブックデイに参加したの初めてかもしれない。何時もどうしてもタイミングが合わなくてねー。おいおい、コイツぁオトクすぎるイベントだぜ(今更

 

 ヴァースコミックスから出た後は、上野の東京国立博物館へ。今回の目当ては、特別展「茶の湯」。足利将軍家から始まり、戦国時代、江戸時代、そして近代へ。当時名を馳せた名物が一挙集結。華美、素朴、派手、剛健……それぞれの時代の特徴は違えども、そこにあるのは時代を圧倒した美。目も富み、心も静まる。なんとも贅沢な鑑賞です。

 しかし、ゴールデンウィークだからめっちゃ混んでいると思っていたけど、上野のどこの博物館でも動物園でもイベントやっているせいか、人が分散されてあまり混んでなかったというね。うーむ、あまり平日と変わらんかなあ。そして何より、閉館時間が普段の17時から21時まで伸びているのが大きい。かなりゆっくり観れますし、ライトアップされた博物館はまたそれが美しい。他のとこも21時までやってたりするので、はしごも出来るけど、多分時間というか体力的にそれはきっついね。上野の博物館は、どこもデカすぎる。

 というわけで、そこそこリーズナブルに1日を満喫することが出来ました。動物園は、もっと安いしねえ。お金は無いけど時間はある、そんなゴールデンウィークには、上野がオススメです……まあ、もうラスト1日なんですけどね。今年は隙間を見つけて、結構能動的に動けたなー。ちと、同人系のイベントにサークル参加できなかったのは、後悔だけど。

日々雑談~1897~

 ああ、今日はなんとか空けられるな……と気づいたので、一念発起して外出。行き先は上野、目的はGW中に足を伸ばしたものの3時間待ちで諦めた東京国立博物館の鳥獣戯画展。残り日数も少ない状況、今日を逃したら見れる可能性はほぼ皆無。リベンジの時、それは今!

『本日の鳥獣戯画展は180分待ちです』

 撤退! 撤退ー! えーとゴールデンウィークの時は、展示されている建物に入るのが確か90分で、鳥獣戯画展に入るのに90分の合計180分。今日は平成館に入るのが60分なものの、鳥獣戯画展に入るのが120分で合計180分。炎天下、外で待つ時間は減ってるね!とかそういう問題じゃねえ。GW中と平日で実質待ち時間が変わらないとは、鳥獣戯画展恐るべし。こりゃあ、マジで行くのなら、平日というより早朝開場前を狙うのがベストっぽいですねー。
 上野まで行って何も見ないのも癪なので、隣にある国立科学博物館の大アマゾン展へGO。要所である上野だからこそ混んでいる鳥獣戯画展、その一方、上野だからこそこうして駄目だった時のフォローも容易に可能。なんという、一長一短。
 第二案としての大アマゾン展でしたが、こっちはこっちで非常に充実しております。圧倒的な量の剥製展示! チケットを買えば常設展示も見れるので、結果的に国立科学博物館のオールコンプリートも可能! 最も今、地球館の半分が改装中なので、だいたい全体から見ると4分の1ぐらいのスペースが工事中で見れません。ただ、絶対量が多いので、それでも端から端まで見て数時間以上、閉館間際までかかりましたが。鳥獣戯画展差っ引いても、上野公園の施設は朝から挑むのがベストですね。
 しかし、国立科学博物館の展示が変わったことで、仮面ライダーWの完全なる聖地巡礼が出来なくなるのか。風都ミュージアム(国立科学博物館)に園咲邸(東京国立博物館)と、ミュージアム関係は結構上野で撮ってますし。展示が変わることで、風都ミュージアムの構図再現はもう出来ないんだよなあ。無くなると、すげえ惜しく思えてくるのは、ある種都合のいい話であり。
 上野を出た後は、御徒町から秋葉原まで歩きつつ、東京をふらふらと。なんだかんだで、それなりに色々楽しんできました。しっかし、秋葉原はここ数年で飲食店激増したよなあ。特に、食う所のバリエーションの増加がパねえ。
 今日、歩くことでHPは削られたけど、その分MPは回復した感じで。体力と精神力、双方無いと色々出来ないのです。

日々雑談~1707~

※昨晩はダウンしてしまい、更新できずすみませんでした。昨晩書きかけだったものを完成させての今更新。時間と余裕ありましたら、今晩も更新の二本立てで行きます。

「やってるうちに、アレ行ってみたいんだよなあー」
「アレ?」
東京国立博物館でやってる台北 國立故宮博物院。前回の細川家所蔵宝物展も良かったし、またああいう宝物や文化に触れるのも」
「ああ。目玉の神品翠玉白菜はもう無かったけど、それ差っ引いても良かったぜ」
「……え?」
「ああ。この間、時間あったんで行ってきた。良い物見ると健康に、寿命が伸びる気がするよな」

 なんか管理者悔しがってたけど、しょうがないよね?(伸びた寿命のせいで鷹揚)
 というわけで、この間、時間があったので上野まで足を運び、東京国立博物館に行ってきました。時間があっても金が無い、そういう時には上野のアカデミックな施設で時間を使うのが吉。上野国立博物館だけでなく、史跡に神社、全年齢楽しめる科学博物館と、あんまり金使わないで楽しめる、一日どっぷりと楽しめる施設が、上野には仰山ありますしね。大人600円ことコスパ最強クラスの上野動物園&科学博物館を見るに、コストパフォーマンスに関しては上野は東京最高クラスの観光地かもしれない。食事も駅周りにピンキリでありますし。
 そんなこんなで、東京国立博物館。台北の国立故宮博物院より厳選された品物の数々。豪華絢爛とはまた違う宝石の華やかさに、歴史を感じさせる祭器物品に、由来や技術が分からずとも威厳や実績を感じさせてくれる書。眼福でした。個人的には常設展示である東洋館とセットで見ると、いい感じかと。中国近隣であるシルクロード文化圏や朝鮮半島の美術品から感じる中国文化圏からの影響や確固たる違いが、各々の個性を際立たせた上で世界の繋がりを感じさせてくれます。
 ただ、平日の閉館間際という結構空いてそうな時間帯に行ったのですが、それなりに人が多く。あの感じだと、まだ土日は厳しいかもしれませんね。おそらく、翠玉白菜があった頃よりは、数倍マシなんでしょうけど。目玉が無かったのは惜しかったですが、それを差っ引いても、まだ展示には十分なパワーが。あと、常設と特別展のセットは、マジで一日潰れるくらいの物量があるので、出来ることなら午前中に行った方がいいです。閉館、17時ですし。
 そして……白菜来日と聞いてやってきたこの御方。本当に仕事全く選ばんな、アンタ!?