日々雑談~6718~

 ラグビー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとうございます。

 TVで観てましたが、ラグビーは目まぐるしい上に圧があるから、観ているだけなのに思わず握りこぶしに。遠景が多いけど、それでも力と力のぶつかりあい、じりじりと万力でしめつけるようなじわりじわりとした力のせめぎあいが伝わってくるんだから、目の前で見たら気絶するぐらいのド迫力なんだろう。

 しかしスコットランドも強かったねえ。後半の覚醒モードとしか言いようのない追い上げに、残り時間ギリギリに日本ゴール手前まで迫ってくる圧力。ラスト30秒! 5メートル手前! ラグビーに詳しくない俺ですら胃が痛くなったんだから、ラグビーファンや選手含め関係者はもっと大変だっただろう。つい十年くらい前までは雲の上に居た相手に、ついに追いついて乗り越えたか。

 決勝トーナメントは決勝トーナメントで、ボスラッシュみたいなとんでもないカードばかりだな。そりゃあ、当たり前なんだけどさ! やっぱ地元開催で勢いよく勝つと盛り上がるねえ……。

 やはりこの、ギニュー特戦隊とスカウターが来るまでの、戦闘力に優れたフリーザ軍VS索敵能力に優れたクリリンたちVS戦闘力と索敵能力の中間点にいるベジータによる三つ巴のドラゴンボール争奪戦は面白い。昔は悟空ー! 早く来てくれー!という気分であまり楽しめなかったんだけど、今読むと勢力のバランス感覚が最良で超楽しい。フリーザには勝てないし、クリリンや悟飯に索敵能力で負けるものの、スカウター無しでの索敵を覚え、クリリンや悟飯を瞬殺できるベジータがほんといい仕事をしている。

 この三つ巴の構図がそろそろ無理かなーという段階での、フリーザ軍に索敵能力を取り戻させ戦力としてもプラスなギニュー特戦隊の投入。一気にバランスが崩れることで、話の緊張感も戻ってきた。そして少し先に待つのは、悟空登場のカタルシス。一時代を築いたマンガは、やはりいつ読んでも見るべきものがあるな!

日々雑談~2348~

 海外のファンサイトのイラストを見ていると、結構見受けられるイラストや最強議論の種となっているのが、日本の最強枠な孫悟空VS米国の最強枠ことスーパーマン。つまりこれは有名人同士かつ最強同士の戦いというわけですが、キャラのタイプとしては若干違う気がします。

 両方とも正しくあろうとする心に満ちているのは紛れもない事実であり、憧れの主人公であることもまた事実。しかしながら、金銭欲や色欲や名誉欲に比べて純粋に見えるため、見逃しがちなものの……悟空は自分を鍛えること、そして強敵と戦いたいという渇望に満ちているキャラ。正義の心と欲望が折り合いをつけている、デッドプールやブースターゴールドに近い所もあるよなあと。最近悟空も、抱えているこの欲望を敵に見透かされているフシがあるからねえ。

 なので何が言いたいかというと、スーパーマンよりも戦いを好み、強敵への渇望にも満ちているキャラ。ワンダーウーマンと孫悟空、映画ワンダーウーマンとドラゴンボールがコラボしてくんないかなあ! と。キャラ的にも似通っているし、日本でメジャーな作品のプッシュがあれば、ワンダーウーマンは化ける余地がまだまだあると思う。というか、アメリカのヒーローとして名は若干知れているものの、いかんせん詳細なキャラクターや作品自体の露出は少なめなので、上手くやればベテランらしい重厚さと新鮮味を同時に出せる可能性も。うむ。夢が、広がるな……。

 そしてドラゴンボールVSアメコミヒーローというくくりなら、絶対ロクなことにならない、魔人ブウVSエトリガンが観たいです。あと、アックマンのアクマイト光線でどのランクまでのヴィランを倒せるか。いやー、こっちはこっちで夢が広がるな!
 

日々雑談~2216~

「いいか……永谷園の麻婆春雨の春雨を食べた後のスープに、そうめんを入れるとめっちゃ美味い……これを、故郷で待つフィアンセに伝えてくれ……頼んだぞ……!」

 結果担々麺風になるんですけど、担々麺でよく使うピーナッツ系の味わいの代わりに別の旨味が入ってくるので、担々麺とは違った旨さがあるのですよ。クセになる旨味。

 

 少年ジャンプ+の企画で、時間制限付きながらもドラゴンボール全巻無料をやっていたので、出来る限り読んで見ることに。全部読むのは無理だったので、サイヤ人編~フリーザ編まで。

 何度も読んでいる作品なので、今回は設定面などの細かいとこに注目して読んでみたけど、なんという効率の良さか……例えば人類の技術では到底行き着けないナメック星に向かう宇宙船の課題を、ナッパの宇宙船というフェイクを入れつつ、神様の宇宙船でブルマたち第一陣をフォローしつつ、第二陣となる悟空は当人が赤ん坊の頃地球にやって来た宇宙船でフォロー。必要な設定を見極めた上で、きちんと使いこなす。この設定の研ぎ澄まされた取捨選択があってこそのドラゴンボール……そして多少意地悪な見方や重箱の隅をつつくような考察も、本編の勢いでカバー。読んでて気になることはない。日本、週刊誌、ジャンプという環境下で、極限と言っていいほど研ぎ澄まされております。

 ラーメン屋や床屋や今回の企画みたいに、読めるときだけ読み返していたものの。うーむ、やはりドラゴンボールはちゃんと買って、手元においておくべきだな。
 

日々雑談~2139~

 地獄を抜けたと思ったら、終わっていなかったというエクストララウンド状態だった今日。ある程度予測していたので個人的にはそこまでではなかったものの、周りが慌てて正常な判断が出来なくなった結果、無駄な作業がガツンと増えていくというね。誰だ、フラグ立ったなんて書いたの!

 You Tubeに、東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルが開設された模様。ドラゴンボールや聖闘士星矢にキン肉マン、東映アニメーションが誇る名作の第一話が無料配信。そんな中、劇場版をフル配信という破格の扱いな、ドラゴンボール 最強への道。ドラゴンボール初期のストーリーを一時間ちょっとの枠に収まるようにした作品なので、入門作やダイジェスト版としての配信かねえ。レッドリボン軍も、初期の敵としてだけでなく、人造人間編のキーワードとして重要なポジションですし。あと、ピッコロ大魔王や天下一武道会よりは、たぶん一時間で倒せる下方修正がし易い。桃白白出てたら、アイツ出てから倒すだけで、まず30分は持ってきそうだしなあ。

 どのアップされている作品も気になるのですが……こう並ぶと、キン肉マンとキン肉マン2世のような“同シリーズでも時代が開いている作品”が気になりますね。ビックリマンなんかこれ、第一作に新にスーパーに祝と、作風も時代も変わった一話が勢揃いだ! 2000が無いのが画竜点睛をちと欠いてますが。唯一の、テレ東系列での放映だったからかなあ。

 あと、当時のOPやEDもそのまんま観れるっていうのもいいですね。キン肉マンに2世、そして闘将!!拉麺男。ゆで作品のアニメはOPが目立ちがちなものの、EDもかなり良い出来。この機会に、是非!

日々雑談~1872~

 先日レイトショーで、ドラゴンボールZ 復活のFを見てきました。レイトショーのわりに、客席は5割以上埋まっている状態。対象年齢が幅広い作品とはいえ、夜のアニメでこれだけ集められるのは立派なものです。
 前作「神と神」と同じく、原作者である鳥山明の色が強い作品。しかし、神と神で戦闘力以上の神域が提示されて、続編である復活のFの敵は戦闘力インフレの一端であるフリーザ。なんとも、不可思議な感じです。実際戦闘力の扱いは軽いというか結構適当なのですが、フリーザの強さの指標としてはそれなりに使われております。フリーザが復活した瞬間、兵士のスカウターがバンバン割れたり、フリーザ様が「ちょっと修行すれば、戦闘力100万は超える」と言ってみたり。出会いのフラグ管理やベストでなくベターな手段を取った理由と、細やかな気配りをしつつ、ぶっちぎれるところでは「こまけえこたぁいいんだよ!」と設定を置き去りにしてみせる。
なんというか、実に都合の良い作品です。むろん、褒め言葉で。作品という牛に設定という手綱を付けての、見事なロデオ。ドラゴンボールという強大な牛を、手綱の強弱で乗りこなす。原作者ならではの手腕と権限です。
 そうですね、「神と神」が面白かったなら、バッタバッタとフリーザ軍をなぎ倒す亀仙人の絵面を見てツッコミより先にウヒョー!となれるなら、OKです。高確率で楽しめます。亀仙人が試金石って、すげえ状況だな!

 此処から先、ネタバレに触れますので隠しておきます。

 

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