日々雑談~1722~

『X-MEN』スピンオフで破天荒なデッドプールさん、ついにスクリーンへ!2016年公開
 第一報を聞いた時、「ほ、本当にやるんですか!?」とまず思ってしまうぐらいには、色々と……長かった……! まだ安心は出来ないものの、日付が決まったのはまず前進。ヨッシャー!
 メジャーなヒーローたちがヒーロー映画というジャンルの幅を広げてくれたこと、その広がった幅にてマイナー寄りのヒーローチームなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが、製作完成に漕ぎ着け成功してみせたこと。ファンの支持に加えてのこれらの流れは、まず後押しになっています。おそらく、今後はデッドプールだけでなく様々なヒーローが映画化されていくかと。ダイナミックなキャラクタービジネスすぎて、凄いとしか言いようがなく。いやはやもう、凄い!

 相原コージ先生作のゾンビ漫画ことZ~ゼット~をじっくりと読んでみる。ううむ、ここ最近のゾンビ漫画で、最も嫌な気分になる感じで。この嫌な気分というのは、一つの褒め言葉で。短編連作である事により、生々しさや絶望やどうしょうもなさが浮き出てきて、思わず「うわあ……」と口に出てしまう嫌な気分。こういう嫌さもまた、ゾンビ物の味の一つであり。
 しかし最近、日本国内でもゾンビ物、しかも良作がバンバン出てきてるな。今の好調さを一層広げる、ゾンビブームのパンデミックも近いのかしら。……近いというか、まずふつふつと溜まっているものはあるので、切っ掛け次第でドカーン!だなこりゃ。

日々雑談~1721~

 史上最強の弟子ケンイチが今週最終回。水曜が、寂しくなるな……。
 いつまでも続けられる環境を、ここでシメ。確かにこれ以上は間延びかもしれないし、終わるタイミングとしては十二分だとしても、あの楽しさとエロさが無くなるのは惜しく。松江名先生、長い間、お疲れ様でした。次も期待しております。

デッドプール誌で変なことが起こってるちょっと聞いてくれ。
最初に言っておくが俺は妄想癖でも総合失調症でも病気でもなんでもない。
笑わないでくれよ。ガチだ。
最近、デッドプールが合体してゴライオンになった。

 猫の忍者に狙われている人のコピペのパロをTwitterで呟いてみたら、なんかRT数の勢いがハンパねえことに。そりゃ俺だって、自分で何言ってるか分からないというか、なんでマジゴライオンなんだよ、アレ。ゴライオンっぽいなあというこっちの所見ではなく、デッドプール本人が「ボルトロン!」(ゴライオンの洋名)と叫んでいるので、正真正銘のゴライオンプール。

 そんなデッドプールWithゴライオンの真相は昨日発売の「Deadpool Bi-Annual」にて! 電子書籍なら既に購入可能。紙媒体の場合は、海外コミックス専門店で売り始めるのはおそらく来週水曜辺り。内容は、動物園を襲撃したサイボークアニマルチーム「ブルート・フォース」VSデッドプール。デッドプールさんのダイナミック暗殺術や、イルカがせめてきたぞっすら生やさしく思えるブルート・フォースのルール無用の残虐ファイト。今年随一の、デッドプール誌のスマッシュヒットかも。個人的には、えらいツボな作品です。

デッドプール:ビイ アニュアル

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その22~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第22話!
 陰謀の神ロキVSアベンジャーズ。決戦! 決着! そして……。

 シリーズの区切りとも言える、ロキとの最終決戦。作画、脚本、演技、全てに力の入った、決戦にふさわしい回でした。ロキVSアイアンマンの高機動戦闘、物語の発端であるラフト刑務所やハルク暴走も練り込んだストーリー、溜めに溜めての全ての誇りや勇気を叫びに乗せるような「アベンジャーズ・アッセンブル!」。いやあ、いいもん見たなと。トニーのスーパー悪口タイムに、子どもたちの覚醒に、エドとハルクの絆、この喜怒哀楽のてんこ盛りが一話にぎっしりと。ああ、いいもん見たなあと!
 もし数年前にデッドプールに出会わず自分の中のアメコミというものが薄かったとしても、きっと90年代の思い出から見始め、最終的にこの最終決戦で「やべえ! アメコミ面白え!」になっていたと思います。その場合はおそらく、今以上に第一話からの丁寧な土台作りに感謝していたかと。
堂々と、面白い!と言い切れる作品に出会えるのは、とても幸せなことです。

 あとアレヒドイですよね、ロキのハルクへの囁き。
「アイアンマンは、お前を騙して誰もいない死の惑星に追放しようとしているのだ」
 全くもって、ひどいデマです。アイアンマンがそんな事する筈ないだろうに! どこかの別世界のアイアンマンがやったのは「ハルクを騙して、自然あふれる平和な惑星に追放しようとした」のであって、死の惑星にハルクが流れ着いたのは事故ですよ! 事故! この事故の結果は、ワールド・ウォー・ハルクで。何度も紹介していると思っても、手は緩めず!
一応、もしもの話を書くWhat If?での「ハルクがもし当初の予定通り自然あふれる平和な惑星にたどり着いていたら?」では、最終的に生まれ始めた知的生物の守護者として幸せに生きましたという結末にはなっています。この場合、結果オーライにはなっていたでしょうが……やっぱ追放はダメだわ。
 マニア心をくすぐりつつ、元ネタがわからぬ人に不自然さを感じさせず、物語の展開に自然に組み込む。非常に、勉強になります。

 数で負けている+1人は新人ミュータント。この圧倒的不利な状況を覆し、DWレギュラーヴィラン勢を鎮圧したX-MEN。アボミネーションやグラビトンと、下馬評では有利が取れるであろうヴィランもいましたが……。X-MENって、基本、チームとしての連携や集団戦の訓練受けてますからね。ストームもアイスマンもコロッサスも、小隊長レベル以上の指揮力は持っており。個々ではともかくとして、X-MENと寄せ集めヴィランチームで下馬評作ったら、X-MEN圧倒的有利よね。

 そしてロキ退場により、次回から新展開。赤い恐怖が、新たなる大敵が、暗躍を始める! 予告の断片とバチ魂でのデザインを照らし合わせるに、おそらく赤き恐怖の正体はあの男だとは思いますが。だとしたら、笑いの神虚言の神との戦い以上の、熾烈な試練が待ち受けているはず。今後の展開からも目が離せません。
……確かに赤いけど、赤い恐怖=デッドプールでは無いと思うヨ!?

 前半もここで(多分)一区切り……ということで、放送開始の第1話から現在最新の22話まで、ディスクウォーズに出たマーベルキャラを一挙紹介! 以前解説記事を書いたキャラに関しては、キャラ名の所に、リンクを張っておきますので。しかし多い、バチ魂に出ているキャラ(例:パワーマン、サンファイア、ダイナ・ソアー)も含めると、更に多い。話数よりもキャラ数の方が多い上に、アニメではほぼ全てのキャラに見せ場が。まさに多彩の豪華絢爛よ!

注:ディスクウォーズ=DWと以下省略しております。

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日々雑談~1708~

>ディスク・ウォーズとのクロスオーバーを今後書く予定はありますか?同人誌でたら買ってみたいです

 ありがたいお言葉、ありがとうございます。ディスク・ウォーズは、現在の日本におけるアメコミ作品内でとっておきと言ってもいい作品なので、作風や展開を観察しつつネタを温めている感じでした。実のところ、クロス物ではなくディスク・ウォーズ単体で一冊考えております。春のイベントを目安に考えておりますが……ある程度定まりましたら、コチラで発表いたします。予定通りならば、プレリュード的SSと共に。

 ううむ……バチ魂バットの新弾が出たので、いくつか売っている店を回っていたものの、軒並み品切れでして。まさか一枚もゲットできないとは、困った! でもまあ、在庫が沢山ワゴンにあるよ!の方が困りますが。
 第三弾となり、色々固まってきたのか、新レアリティ(UR)創設やスキルも多彩化にイラストレーターさんも追加と、かなり攻めの姿勢に。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー全員集合! URウルヴァリンに負けじとサイクロップスもURで参戦! 攻め用のディスクでありながらハマれば何故か超絶防御力を発揮するデッドプール! 後は、大人が思いっきりDスマッシュ出来る環境があれば……。
 そして、いつも通りブリザードやクロウにスピードフリークのような、あまり日本に馴染みの無いキャラも堂々参戦。URのハルクバスター・アイアンマンやフィン・ファン・フームとか最高っすよね! 去年のアメコミカタツキ4にハルクバスター系のアイアンマンとフィン・ファン・フームを出した時は、まさか一年もしない内に日本で関連玩具発売とか、流石に想像がつかなかったよ!

日々雑談~1696~

>デッドプール、人造ゾンビに食われそうになったところで、あまりのまずさに吐き出すってシーンもありましたね。全身を覆うガン細胞とフィーリングファクターが味の決め手になっているのかもしれません。

 率直に言うなら、腐っているんでしょうなあ。でもX-MENのエンジェルは、気付け薬代わりに喰わされてもなんとか無事でした。流石は元フォーホースメン。そう言えば、別のとこのゾンビはデッドプールを美味しく頂きましたが……アレはアレで、ゾンビにエラいものが感染するという凄まじいオチでした(ヒント:黄色いフキダシ)。

 なるほどなあ、海の向こうで、こんな事があったのか。
 現状グレーゾーンである同人と、公式の距離感。歩み寄ってくれる作者出版社も増えましたが、一方同人にあまり愉快な感情を抱いていない人、きわどい作品を見ることで同人自体に悪感情を持ってしまった人が居ることも事実。それに作者本人は良くとも、会社の方針であまり好意的に接することが出来ない例も。向こうからの歩み寄りはともかく、こちらからの過度な歩み寄りはまず危険。寝た子を起こして、ジャンルと一緒に心中というのも、ありえない話ではなく。ある程度相通じてる、互いが分かっている人同士なら、問題にならないラインを模索できるので、この限りではないですけどね。あとはコミケ参加者同士での、やりとりとか。この話の中心となっている作者さんの慎重さと、まず周りの事を考える姿勢は、好ましいものです。本人のあずかり知らぬところ、ラインを模索する暇も無い事案だもんな、コレ。
 グレーゾーンを直視するタイミングに、今後のオリンピックのような大きな流れ、同人とは大きなジャンルではありますが、だからと言って強い物、力を持つ者ではないのです。