日々雑談~6696~

 いやまあ、80年代にこの対魔忍キャロル・ダンバースなエピソードが公開された段階で、まったくもって大丈夫じゃなかったんですがね……。ミズ・マーベルのストーリー的にはほとんど無かったことになったものの、X-MENのローグの初登場回やキャロル・ダンバースのアベンジャーズ脱退&X-MENの協力者化のようなわりと重要なところに絡んでいるので、完全に無かったことにするのは厳しい話。まあ、書き手がいて、読み手がいる以上、世に出た作品を完全になかったコトにするのは無理ですね。

 コミックスを実写化する際、その評価点を忠実さに求めた場合、映画キャプテン・マーベルは結構な問題作ではあります。強き女傑キャプテン・マーベルの映像化を目指した結果、ミズ・マーベル時代のキャロル・ダンバースのエピソードには触れられていないし、マー=ベルやタロスのアイデンティティやキャラクターも喪失や改変の憂き目にあっているわけで。数十年活動してきたキャラクターの、ここ数年の上澄みだけを使った映画……という見方も出来るのよね。個人的には、今のキャプテン・マーベルの強さはミズ・マーベル時代に見せた弱さや迷走もあってこその強さだと思っているので、そこんとこが不要扱いなのは、ちょっとしっくりこないな……とは思っております。映画の出来自体には文句なしなので、ちょっとした方向性の違いですね。

 もともと、アイアンマンの時点で、忠実な実写化よりも映像化に際してのリブートを目指してきたMCUですが、キャプテン・マーベルにおける方針はさらに大胆かつ踏み入ったところに。ファン層に時代の変化、そろそろMCUをもっと大胆に総括する時が来ているのかもしれん。
 

日々雑談~6695~

 ソシャゲが大ヒットしたFateに、30年近いシリーズ展開を完結させたランスに、そして精力的に全年齢に縄張りを広げようとしている対魔忍シリーズ。日本のエロゲーは、タフだな……。

 というか、対魔忍も第一作のアサギが出たの2005年だしねえ。10年以上続けたシリーズってだけで大したもんですし、きっちり積み上げてきた以上、全年齢に挑めるだけの財産もあるはず。対魔忍全年齢の道は険しいどころか、流石に無理なのでは? って気がせんでもないけど、踏み込んだ以上、無理なんてもんはふっとばして欲しいところ。

 Twitterの傾向的に、エロ系のネタはRTよりいいね!が多くなりがちだけど、上記ツイートはRTの方が多いんだよな。つまり、対魔忍はエロではなく健全。OK! イェイ!(テンションに身を任せたハイタッチ

日々雑談~6694~

 コストをかけたくない旅行者VS流石にそれは無理ですとぶっちゃけたい観光案内所
 旅先で大きめの観光案内所に向かうと、それなりの頻度で見てしまうこのカード。今回の旅行者側はおばちゃんでした。無理難題を窓口にふっかける→やんわり諭されて一度落ち着く→突拍子のないことを思いつく→再び窓口へのコンボのせいで、案内所の機能が死んでたぜ。正確には、殺されてたぜ……。

 金、時間、体力といったコスト、もしくは事前の手間をかけないと、思うように旅行はできないですね。もしコストも手間もかけられないなら、観光案内所の人の指示に従うのがベター。あっちは基本、地元をよく知るプロだ。行きずりの旅行者よりは、まず詳しいし、突拍子のないアイディアにツッコむついでに実現可能な案も出してくれる。餅は餅屋、金言ですわ。

 

 FF7の本編に関係ないイベントの数々、アレは当時の最新機種だったPSでどこまでできるかというスクエニの挑戦だったんじゃないかなあ……とも。レースにスノボに潜水艦ゲームとなんでもアリだったもんな! いやー、楽しみだ。PVってのは、こうでないとな!

日々雑談~6693~

 たとえ2日ばかり泊りがけで出かけたとしても、二回予約投稿をセットしておけば更新は可能。最終日は帰ってきているわけだからして、更新する上で何の不都合もない!
 ……と思っていたら、帰ってきて即倒れるように眠ってしまい、結果更新に穴が空いてしまったというオチに。念には念を入れて、三回分書いておくべきだったか。

 というわけで、北陸金沢まで行ってきました。流石に意識したことではないものの、結果的に台風から疎開する形に。場所も日付も交通手段も、何かが一つズレていたら、危ないところでした。暑さだけは、どうにもならなかったですが……今、秋よね?

 北陸新幹線は弱冠高めなものの、北陸新幹線開業によるホテルの新築&改築ラッシュにより宿のコスパが非常によくなっているので、結果的には満足度を保ちつつ意外とお財布にも優しい結果に。食事は上見りゃキリがないけど、市場で売ってた寿司や金沢カレーと安めのもののクオリティも高いので、食費を抑えても満足度は高し。高速バスの使用や連泊と相性がいいのかもしれんね。北陸の交通網の中心なので、能登にも富山にも福井にも鯖江にも短時間で行けるし。来年のめがねフェスに向けての予行練習にもなりました。

 ぐっすり寝て回復したものの、今日はどうにも頭も身体もスペック低下気味。疲れが抜けてないんだろうなあ……。無理はいかんね、無理は。

日々雑談~6692~

 アマゾンプライムのドラマ、ザ・ボーイズの評判がいいようで何より。どうしてもほら、クソみたいなスーパーヒーローを描く性質上、本来コア層になってほしいディープなファン層の中でも賛否が分かれる作品だったし。そもそも、ガース・エニスの真骨頂は反骨心だし、その反骨心をぶつける相手にはファン層も入ってるしね。ガース・エニスは、露悪的と言うより、反抗心や反骨心をぶつける分、いろいろとにじみ出てしまう作風なんですよ…。

 実はドラマ版はまだ手加減している。
 キャプテン・アメリカをなんだと思ってるんだ。
 なんだこの途方も無い絶望感は。

 表紙のイラスト一枚でパッとこれだけのイメージが湧いてくるの、凄いと思う。このソルジャーボーイが出てくる本編の内容? イメージ以上に加減してないし、ある意味不変なキャップの存在に疑問を抱くようになるし、絶望は四割増しよ?

 ドラマ版は、コミックス版におけるラスボスポジションのセブンがまず前に出てきたので、これから先、どう仕上げていくか楽しみです。けっこう分厚い邦訳が三冊出ているけど、まだ三冊のうちではセブンと直接やり合う流れにはなっていないし、やり合うヒーローチームは、恵まれし子どもたちのG―MENや誰かにアベンジしたいペイバックなどの準最強格なチーム。ラスボスをこう前に持ってきたのは面白いし、だからこそ原作ファンでも今後が読めない。

 しっかりと地固めしてからやった方がいいテーマが多い作品なので、今の人気は心強いです。足元がしっかりしてないと、せっかくのテーマが、最大瞬間風速すごいなーで終わったり、余計なところをつっついて騒動になりかねんからね。足元がしっかりしていれば、どうにかなる。

 ところで、ドラマを見た人がなんだアレの一言で評しているブラックノワール。コミックス(未邦訳分)では正体が明かされているので、コミックスを読んだ身としては、実のところ謎の正体を知っているのですが……。実際、ドラマとコミックスの展開は異なるので正体がそのまんまかはわからないものの。これ、黙っているのすごい大変だけど、未見の人が受けるショックのことを考えると絶対言えねえ。今年最大級のネタバレ禁止事項だわ。