日々雑談~2122~

 熊本で地震が起き、今でも余震が続いている状況です。おそらく被害がハッキリとしてくるのは、日が昇り明るくなる明日以降でしょう。力なき身ですが、出来る限りの無事を祈っております。

 こういう状況となると、例えばツイッターにもデマが流れますので、RTして広めようとする前に、まず一呼吸。募金のような支援も含め、落ち着いて行動するのも大事です。TVで流れる被災地の光景を見るとどうしても気が急くのですが、一つどうにか我慢を……。

 

 ついに本国でデッドプール、スクイールガール、ハワード・ザ・ダックと並ぶ、新たなマーベルの核弾頭が登場。スパイダーマンのヒロインであるグウェン・ステイシー+デッドプールで合体事故を起こした結果誕生したニューヒロイン、グウェンプール! カバーと中身、共に担当しているのは、日本のアーティストユニットであるグリヒルさんです。表紙と同じく、本編もポップでキュートです。

グウェンプール

 実際中身はというと、これは非常に心地よい無軌道さ。ああ、ちょっと前のデッドプール誌、こんな感じだったよね! 誰も気づかない内に、部屋の隅で爆弾を作っている人間を、目の当たりにした時のような!
 
 今でも自由人なデッドプールですが、人気に比例して、扱いが昇格。その結果、リーダーのデッドプールやアベンジャーズのデッドプールが求められ、一人でウヒョヒョイウホホイズコー!とやるのは、難しくなっているというのもあるのです。このデッドプールでは難しくなったことを、別キャラ、グウェンプールに任せてみるというのも、いいんじゃないかと。

 ストーリーも絵柄も含め、同じ核弾頭キャラとは若干違う道を行く作品なので、注目度は大ですね。それになにせ、グウェンプールは素顔込みでカワイイからな! KAWAII!

日々雑談~2121~

 デッドプール邦訳ラッシュの切り込み隊長ことデッドプール Vol.4:デッドプール VS. シールド、発売中です。これから毎月しばらくデッドプール関連の邦訳が出るというパラダイス状態。とりあえず、第一部完!と付けたい、一区切りの決着エピソード。さあて、次は結婚イベントホークアイだ! 決して、ホークアイと結婚イベントじゃないよ!?

 一昨日、コミックマーケット準備会のツイッターアカウントにて呟かれていましたが、東京ビッグサイトの拡張工事の影響で、今年の夏コミや冬コミは、なにやら今までにないことになるようです。具体的には、下の二点です。

今年の夏コミでは、企業ブースを西ホールの1・2で計二日間開催。三日目は従来通りサークルを配置。その影響で、三日目西1・2ホールの前日搬入・設営は不可。

冬コミより、新設される東7・8ホールを使用。7・8ホールは現在建設中。

 これが、東京オリンピックの余波……。企業ブースが三日間開催から二日間に凝縮されて、前日に準備が必要な大手サークルは一考の必要があって、おそらく冬コミからは今まで以上に東寄りの開催に。影響0とは、言えますまい。ウチも結構西ホールでの参加多いからなあ。前日搬入は無いとはいえ、何があっても対応出来るだけの余裕を作っておかねば。
 準備会の方でも、前日搬入・設営不可の代替手段は考えているようなので、スタッフと参加者が共に補おうとしていけば、きっとこの改変にも対応できるはず。
 オリンピック絡みで、これ以上の無茶がくる可能性も、やっぱ大だよなあ。

日々雑談~2120~

 ぐわー、間に合わねえ! 毎週録画の設定しておいてよかったぜ……な、アルティメット・スパイダーマン VS シニスター・シックスを、放映後に録画で視聴。やはり火曜は色々あって、リアルタイムでの視聴が難しいな。最も最近は、ネット配信が充実しているので、どんなアニメもわりとリカバリ効きますが。

  相変わらず、ギリギリまで詰め込んだジェットコースターのような展開。第一話と合わせての前後編2話となりましたが、やろうと思えば、三話ぐらいに引き伸ばせそうな充実具合。それにしても、ノーマン・オズボーンのグリーン・ゴブリンへの免疫に、囚われたものの普通に他のヒーローと同じ扱いだったライノと、二人のシニスター・シックス参加フラグが、普通にへし折れたり無かったことになってましたね。一回回避した分、正式加入時にはとんでもないことが起こりそうな気がするぜ。

 そしてスカーレット・スパイダー。いやー、実に良い、2号ヒーローです。軽いスパイダーマンとは真逆のそっけなさ、ウェブシューターではなく直接身体から出せる生態ウェブを使用、殺傷力の高そうな鋭い針を装備。それでいて、心の奥底にはスパイダーマン同様の正しさがあるのだから、一つのサブヒーローの完成形と言ってもよいのではないでしょうか。この間までスパイダーバースとしてわんさかスパイダーマンが出ていたのに、それでいて個性がこうして発揮できているんだから、スゲエよ。
 その正体やマスクの下の素顔は、今だ不明なまま。全て明らかになったその時こそ、原作でのスカーレット・スパイダーに触れる、解説記事の出番かねえ……。

日々雑談~2119~

 タイミングを失って一週間ばかりココで触れていなかったのですが、アメコミ邦訳販売の大手である小学館集英社プロダクション(小プロ)の2016年度刊行予定が発表されていましたね。

【特報】 新刊情報!AmeComi Lineup 2016

 ドラマや映画で勢いのあるデアデビルやドクター・ストレンジ。読んだ人間の評価が高いグレイソンやゴッサム・アカデミー。期待の持てる挑戦作であるムーンナイトやティーン・タイタンズGO!。バランスの良さを感じさせるラインナップです。刊行数や幅の広がり方から観て、やっぱ邦訳市場も勢い良くなってるんだなあ。稼いで余裕を作らにゃ、挑戦は出来ねえ。

 デスストロークとレッドフード、このサイトのアメコミネタの始まりでも在るバットマン:ノーマンズ・ランドの最新刊、そしてアメリカ直輸入の特濃ゴリラ大戦なフラッシュ:ゴリラ・ウォーフェアと待ってました!な作品がめっちゃあるのですが……こうしてラインナップとして並べると、目立つのはデッドプールだよなあ! と。現時点で発売日がハッキリわかっている作品だけでも、4月から月刊デッドプール状態です。そして更に言うと、ヴィレッジブックスの方からケーブル&デッドプールの刊行が決まっているので、刊行ペースによっては隔週デッドプールぐらいにはなる可能性も。というか、絶対どこかの月で、最低一回はカチ合うよな。

 デッドプールの邦訳とか出ないかなーと家でゴロゴロしながら願ってた頃に比べ、まさに夢の様な刊行数なのですが、何気に刊行数と同様、下手するとそれを超える効果を発揮する可能性があるのが刊行速度。月一で出るとなると、取り扱う本屋からの注目度がまず上がって、徐々に顧客へも波及していく。そりゃ新刊コーナーにずっと「デッドプール」って赤タイツが居たら、気になりますわな。お前、先月も居なかったっけか!? って。幸い映画の存在で、デッドプールに関する知的好奇心も補完しやすくなってます。元々、ジャンルに捕らわれない活動が出来るのがデッドプールの良い所。外に打って出るのに、今以上の状況はなかなか無いぜ。

日々雑談~2118~

 今週、真田丸が上田合戦を終えての、大阪編に突入。今までは大勢力の間で駆け引きをしつつ真田のお家存続を目指す話でしたが、大勢力をも凌駕する超大勢力こと豊臣家の出現により、生き残り方が根本より変わるわけですね。このルールに気づかない家は、遅かれ早かれ滅びる定め……。

 今回、大阪編の第一話となったわけですが、流石の作り。新章突入ということで、多数の新キャラが出てきたわけですが、石田三成に茶々(淀君)に片桐且元と、既出である上杉景勝や直江兼続と合わせ、全員今後信繁が迎える人生の岐路に関わるキャラばかり。新キャラは当然信繁とは初顔合わせ、今後絶対に今回の出会いを振り返る機会はおとずれるでしょう。

 そしておそらく、本人は存命するものの、今後の出番は皆無に近くなるであろう、石川数正。歴史上でもクリティカルヒットすぎるタイミングでの謎多き出奔。真田丸だと、真田被害者の会に名を連ねたわけですが!
 とにかく、先に行く者がドラマの半分を占める中、終わる者としてしっかりとした幕引きが用意されました。行くも止まるも、しっかりとした道が用意されている。真田丸、匠のドラマです。そして今日また導入された新萌えキャラこと加藤清正。ヒロインの枠のきりが剛直を通り越した狂直さ全開で、萌えどころでない以上、上杉景勝や加藤清正、オッサンが補うしか無い……! まったく、一周回ってバランス感覚バツグンなドラマだぜ。