日々雑談~2118~
今週、真田丸が上田合戦を終えての、大阪編に突入。今までは大勢力の間で駆け引きをしつつ真田のお家存続を目指す話でしたが、大勢力をも凌駕する超大勢力こと豊臣家の出現により、生き残り方が根本より変わるわけですね。このルールに気づかない家は、遅かれ早かれ滅びる定め……。
今回、大阪編の第一話となったわけですが、流石の作り。新章突入ということで、多数の新キャラが出てきたわけですが、石田三成に茶々(淀君)に片桐且元と、既出である上杉景勝や直江兼続と合わせ、全員今後信繁が迎える人生の岐路に関わるキャラばかり。新キャラは当然信繁とは初顔合わせ、今後絶対に今回の出会いを振り返る機会はおとずれるでしょう。
そしておそらく、本人は存命するものの、今後の出番は皆無に近くなるであろう、石川数正。歴史上でもクリティカルヒットすぎるタイミングでの謎多き出奔。真田丸だと、真田被害者の会に名を連ねたわけですが!
とにかく、先に行く者がドラマの半分を占める中、終わる者としてしっかりとした幕引きが用意されました。行くも止まるも、しっかりとした道が用意されている。真田丸、匠のドラマです。そして今日また導入された新萌えキャラこと加藤清正。ヒロインの枠のきりが剛直を通り越した狂直さ全開で、萌えどころでない以上、上杉景勝や加藤清正、オッサンが補うしか無い……! まったく、一周回ってバランス感覚バツグンなドラマだぜ。