日々雑談~1493~

 台風が、どうにも怖いなあ……若干、海よりの予測だけど、規模はでかいし、そもそも災害なんて水物。どうか皆さん、お気をつけ下さい。
 とりあえず、今日でデッドプール邦訳ニ誌のコラムはおしまいです。さて、デッドプールに日本での次はあるんだろうか。

前門のメタ、後門のメタ

 P78に「(;_;)」「変な顔文字使うな」という訳があるが、当然原書では全く違う文章※が入っている。

※原書だと「Ouch」「Oh,suck it up,wuss」

 この箇所はメタ邦訳である。P175の「仏様万歳!」P279の「編集部よりお詫び:トイレットペーパーに関する冗談を削除しました」、これらは原書準拠である。ちゃんと台詞にBUDDHA(ブッダ)があるし、邦訳に際してジョークを削除したわけではない。訳者の計算と、元のアレさが入り混じって大変な混沌となっている。この辺り、あえて原書と比較してみると面白いかもしれな……高けえ! なにこのプレミア価格!? ……失礼、取り乱しました。比較目的で購入するなら、電子書籍版を推奨する。タブレットやスマホがあれば、絶対品切れなく定価で買える。
 そしておそらく最も“原書と絶対訳が違う”と思わせてくれる、最終ページ最終コマの台詞、

「この続きはデッドプール・コァで。邦訳予定はないけどね、てへぺろ(ハート」

 向こうでは普通に出版されているし、邦訳予定なんて言葉が英文に入るわけが無い。では原書だとどうなっているのかと言うと。

「この続きはデッドプールコァで。さあ、本屋さん(LOCAL COMIC BOOK SHOP)へGO! 走れ!」(意訳)

 流石にLOCAL COMIC BOOK SHOPは既刊を扱っている店の意と捉えたい。古本屋に走れ!とのたまう、公式コミックスは流石に無いはずである。でも、ゲーム版Deadpoolのフルコンプトロフィー(or実績)は、「中古屋に売ってこい!」だった。謎は、深まるばかりである。