暴虐の牙、俊足の古代絵
冴子「ところで霧彦さん。ナスカのレベルアップに成功したそうだけど、いったいどういう訓練をしたのかしら?」
霧彦「フッ、高速移動の能力を手に入れられたのは師匠のおかげさ」
冴子「師匠?」
??「おばあちゃんが言っていた。じっくり一日寝かすことで、美味くなる料理は多々あると。今のお前は寝かされている状況だ。器を開けた時、嫁もライバルも驚くようなことになっている筈。料理も修業も我慢が大事だ」
霧彦「なるほど、あえて戦いを料理に例えるとは。深いですね」
霧彦「こうして偶然出会った師匠のおかげで、高速移動を手に入れられたんだ」
冴子「その師匠、どっかで聞いた口癖なんだけど……」
Wは平成っぽく新アイテムでパワーアップ。霧彦さんは昭和っぽく秘密特訓でパワーアップ。主人公に負けてパワーアップするライバルキャラは多いけど、両者のパワーアップが偶然被るのって珍しくないか?
悪魔と相乗りする勇気、あるかい? こんだけ丁寧にパワーアップ回が書かれるのは珍しい仮面ライダーW(ダブル)16話感想。パワーアップは物語の肝……。