仮面ライダー世界を超える

士「霞のジョー、人であって、人だからこそ南光太郎をサポートできた。お前も見習えよ」
ユウスケ「ああ! って、俺はライダーだよ!?」
士「そうだな、お前はライダーだ。姐さん、いい人だったよな」
ユウスケ「……ああ! 姐さんはサイコーの人だったよ」
士「強いとか弱いじゃない、居てくれるだけで、俺達の助けとなる人。だからこそ、守らねばならない。夏海は絶対に」
ユウスケ「大事な人を守る為、弱き人を守る為、それが仮面ライダーだ!」

ハナ「えいやー!」
ハナの足元には、彼女にボコられた真田忍軍がゴロゴロと。

士「で、アレは?」
ユウスケ「さあ? 人なんだけど、イマジンとかより強いよな」
士「もう、あいつひとりでいいんじゃないか」

注:このネタは、劇場版電王~俺 誕生~のTV放映版を見ながら書きました。

 仮面ライダーディケイド27話~RX&BLACKの世界編~決着!
 Wてつをは当然として、アポロガイスト対RXも燃えるポイントじゃね? まるで実写版SDライダーとも呼べるような、枠を超えた昭和の対決。今までディケイド内で平成の枠を超えた対決は散々描かれたけど、昭和はこれが初だもの。そりゃあ、燃えるさ。

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正直、Xライダーも見たかった

士「仮面ライダーRX、自動車所持と言うライダー=バイクの前例を打ち破る所業、ロボライダーやバイオライダーと言ったフォームチェンジ能力の所持、まさに平成と昭和を繋ぐに相応しいライダーだな。分類的には一応昭和扱いだが」
ユウスケ「電王が電車に乗れたのも、平成ライダーでのフォームチェンジがお約束になったのも、RXあってこそだな」
士「他にも、ロボライダーが初の拳銃所持のライダーだったりと、平成に与えた影響は大きい。そしてチートとうたわれる強さのバイオライダーか……」
ユウスケ「? どうしたんだ? 俺の顔をマジマジと」
士「チェンジ」
ユウスケ「いやいや! 俺、元祖平成ライダーだし」
士「RXも正確には平成期も放映、当然クウガよりも先。なのでチェンジ」
ユウスケ「お前さっき、分類的には昭和扱いとか、いや待て、本気で待とう、な!? な!?」

RX未見の人「おいおい! いくらなんでも四人同時に相手とか無茶だ!」
RX視聴経験者「おいおい! いくらなんでも四人だけで相手とか無茶だ!」
 バイオライダーとは、そういうライダーです(視聴経験者談)
 そうだね、リボルケインが光ってなかったとかどうでもいいんじゃないかな! 「我はクライシス最強~~」の名乗りのような、簡単に出来るけど知らないと出来ないネタもちゃんと補完されていたし(注:クライシス最強の~という名乗りは、クライシス怪人のお約束です)
 こだわり過ぎて何も見えなくなるなら、こだわりなんて捨てた方が楽しいのに。
 えっと仮面ライダーBlackRX~ディケイドの世界~じゃねえや! 仮面ライダーディケイド26話~RXの世界編~開幕。そして~大ショッカー編~開幕!
 テンション高いのは勘弁してくだせえ、なにせBlack&RXは直撃世代なもんでな! 年齢がバレかねないけど、そんな事関係ねーぜ!

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アカレッド(CV 古谷徹)を知ってるか?

アカレッド「スーパー戦隊 アカレッド参上!」
士「いや、本気で誰だアンタ。どっから出てきた」
アカレッド「フッ、そう困惑するな。私は君の先輩だぞ」
士「先輩? 悪い冗談はよせ、俺は仮面ライダーだ。戦隊ヒーローじゃないぞ」

アカレッド=全身真紅の謎の戦隊ヒーロー、アオブルーやグリーンミドのような仲間は居ないので悪しからず。スーパー戦隊住所録という、プライバシーもへったくれもないアイテムを持つ。歴代レッドの武器を召還&使用でき、歴代レッドへのフォームチェンジも可能。

アカレッド「どうだ?」
士「結構深刻なレベルで、アンタが元ネタの気がしてきた……」
アカレッド「そちらが10周年記念なら、私は30年記念のヒーローさ」

 戦隊ヒーローと仮面ライダーの違い。それは望んでなった者と望まないでなった者の差かな。
 両者多少の例外はあれども、戦隊ヒーローの多くは自らの意思でなった志願制、仮面ライダーは1号を代表する偶発性によるヒーロー化、戦隊ヒーローが明るい陽のヒーローなら仮面ライダーは凄惨な陰のヒーロー、お互い同じ人間を発祥をするからこその差異なのかね。
 というワケで仮面ライダーディケイド~シンケンジャーの世界~の感想。24話&25話、なんだかんだで随分話数を重ねたもんだぜ。何時もだったら、まだまだ中盤なんだよなあ……。

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仮面ライダーSPIRITS連載再開記念

 それは、系譜の始まりの物語――
 サソリ男、カマキリ男、人食いサラセニアン、蜂女、ゲバコンドル……一人の英雄の戦いの裏の物語。
 後に因果応報に組み込まれる死神の喜びの物語。
 ショッカーに大事な物を奪われた人々の物語。
 そして、“人間”一文字隼人の怒りの物語。
 正義の系譜はここより紡がれる。

 と言うわけで連載再開した仮面ライダーSPIRITS、展開されていたZXの物語はいったん置いておいて、物語は2号ライダー誕生寸前まで巻き戻されました。
 正直、村枝先生にこの辺りの話はすっげー書いてもらいたかった。
 元より2号誕生自体がハプニング的なものだったので、特撮の仮面ライダーではこの辺り凄くシンプルです。1号がいきなり消えて、唐突に2号が登場。いやホント、いきなり現れた一文字には「お前誰だよ!?」以外のツッコミできませんよ。
 多分、仮面ライダーの外伝を書くのに2号ライダー誕生以上に美味しいネタは無い。これに比肩するネタを他作品で上げろと言われたら、ZZの頃のアムロの話や事故直後のテンカワ=アキトの物語ぐらいしか思い浮かばない。そんぐらいにオイシクて、公式で一切語られていないミッシングリンク。

 以下、続きを読むからネタバレ込みの感想。
 前編後編でまとめるのか、それとも一巻分くらい書くのか。

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(<::V::>)「オレァクサムヲムッコロス!」

士「やれやれ、これで盗人も廃業かと思ったら、どうやらまだまだ怪盗を続けるようだ」
ユウスケ「でもさ、きっと何かが変わるんじゃないかな。一応、後ろめたさに決着をつけたわけだし」
夏海「海東さんの旅はまだ終らないんですね。私たちの旅と一緒で」
士「そうだな。あいつの盗癖は、もしかしたら一生直らないかもな。世界を巡っての盗人稼業、また俺たちの前に近いうちに現れるだろ。そう、近いうちに……」

――海東大樹 仮面ライダーディエンド 彼の旅はこれからだ!

海東「いや、出番終わりっぽく纏められても。普通に来週以降も出るし、映画にも出るよ?」
士「……チッ」

 いやまあ、ポイントポイントは抑えてたけど、なんかスッキリしない仮面ライダーディケイド23話~ディケイドの世界 後編~の感想。要所要所を切り取ると良いシーンが多いけれども、繋げるとなんか違和感がある。だいたいそんな感じ。

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