日々雑談~5866~

 ウマ娘のゴールデンウィークイベントは、料理メインのゴチウィークか。てっきり、ジェンティルドンナメインのゴリラウィークだと思ってたんだけど。ゴルシ、ギャルが許されるなら、ゴリラだって許されんだろ。何より、ドンナ貯金を維持してるのもだんだんしんどくなってきたので、もうなんでもいいから実装早めにお願いします。太く強く逞しい女は、健康にいい。

 そんな貯金を揺るがしてくるのが、新ストーリーイベント「下剋上、兵どもが鬨の声」合わせの新ウマ娘に新サポカ。王手持ちの新衣装ヤエノムテキは再来月のダービーチャンミ、怪物持ちの新衣装スーパークリークは来月の天皇賞・春LOHと、絶対直近の対人戦イベントでぶっささる性能。更にサポカの賢さタイシンからは、現状欠けていた追込用のハチャメチャに強い賢さ枠の匂いを感じる。そもそもここ最近は、追込自体がスキルの不足で不遇でしたからね。新サポカタイシンは、強化の一環でしょう。
 十中八九、引けば強いものの、引くには石がかかるという現実。サポカの方は無料ガチャ80連のでき次第かな。出来いかんによっては、120連やって天井もアリだとは思う。ここは、決断次第ですね。

 ……そういや、サポカにはスタミナヒシミラクルもいたか。多分弱くはないんだけど、もらえる金スキルが速度スキルの一発必中なんだよなあ。スタミナサポカの金スキルは、速度系ではなく回復系の方が便利というか。ただ、こりゃ強い!より、実はコイツ強いのか……?の方がヒシミラクルらしいっちゃらしい。

日々雑談~5865~

 唐突ですが、ここ数年の更新停止状態より復帰しました。
 いやその、最近PV数やら何やらを見直す機会があったのですが、この一年で30万人ほど来訪しているんですよね……。
 明らかに怪しい閲覧や、サイトへの攻撃などもあったので、実数30万人とはいかないでしょうが、それでも更新停止状態でまだ生きていてくれたのは間違いない話。ならば、放っておくのもよくないよなと。
 しばらくはリハビリ状態での運用となるでしょうが、なんとか毎日更新を続けていくつもりです。更新報告はXのアカウント(@nikuzousui)でもやっていきますので、よろしければこちらも参考にしてください。

 

 

 今日はゴジラxコング 新たなる帝国を観てきたのですが、いやー予告でのゴジラ&コングの全力ダッシュからいだくイメージから、一切のブレがない映画でした。むしろ、あの全力ダッシュを悪ふざけのオブラートに包んでいたのは、間違いなく匠の技ですね。本編観ると、あのダッシュは「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」とぶち上がるシーン以外の何物でもないんですよ。本質を隠すことで、本質を際立たせるのは、正しい予告の使い方です。
 基本的に予告でおっ!?と思った人間が観に行って外すことはないんですが、唯一人を選ぶところと言えば、人類なし、言語なし、情報といえばゴリラの身振り手振りしかない、用心棒コングもしくはゴリラ無宿あるいはさすらいの闘将! 大猩猩!に耐えられるかどうかぐらいですね。コングパートは、間違いなく武侠小説であり時代劇であり、ラーメンマンだった。俺は該当のシーンが楽しくてしょうがなかったんですが、一緒に観に行った管理者は、面白かったけどいつまで続くのか不安になってきたって言ってましたし。そりゃあまあ、ゴリラパートの数十分間は、色のついたサイレント映画だったからね。不安になるのもしゃあない。耐えられるかどうかと言っても、つまらなさに……ではなく、面白いけど大丈夫!?みたいな重圧なので、まず足かせにはならんです。実際そこ抜けたら、不安は杞憂だった!ってなるので。
 とにかく観て伝わるタイプの映画なので、少しでも興味があったら、是非ともダッシュで劇場に向かって欲しいです。まず、損はしないので。映画って、本当に楽しいもんなんだなあ!

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース雑感~ヒゲなし水戸黄門への挑戦~

注~この記事はスパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースのネタバレ無しです~

 

 スパイダーマンとはピーター・パーカーである。元々、科学オタクの高校生であった彼は、放射能汚染された蜘蛛に噛まれることで超人的な力を得る。親代わりの叔父、大切な人を失うことで、大いなる力には大いなる責任が伴うことを知った。
 これがスパイダーマンの始まり、1962年に刊行された第一話の話だ。当時のメイン読者層であるニューヨークのティーンたちに寄り添ったスパイダーマンは、前例にない大ヒットを飛ばし、自身の掲載誌だけでなく、出版社であるマーベル・コミック全体、やがてゲームやグッズやアニメ、そして映画を介し、世界単位の人気者になった。

 

 スパイダーマンとはピーター・パーカーである。登場から60年、休みを挟むタイミングは複数回あったが、基本的にコミックスにおけるスパイダーマンの主役はピーター・パーカーが務めてきた。グッズの大半は赤と青を貴重とした”いつもの”スパイダーマンをベースにしており、数十あるゲームの主役もピーターであり、映画では原作第一話の再現が二回も映像化された。流石に三度目はなかったが、三人目もピーターであり、原作第一話とほぼ同じオリジンを持っている。

 

 スパイダーマンとはピーター・パーカーである。ピーター以外のスパイダーマンも、今までたくさんいた。ピーター・パーカーの代わりに主人公となったベン・ライリーのスカーレット・スパイダーに、精神だけドクター・オクトパスと入れ替わったスペーリア・スパイダーマン。別の次元の主人公としてはミゲル・オハラのスパイダーマン2099に、ピーターの娘メイデイ・パーカーのスパイダーガール。他にも別次元や別の可能性のピーター含め複数のスパイダーマンがいたが、誰もが正史ピーター・パーカーと肩を並べられるところには行き着かなかった。代役たちは「そのうちピーターが戻ってくる」と読者もわかっている状況で事実そうなり、別の次元の主人公たちは外伝として消化されていった。スパイダーマンがピーター・パーカーである以上、他のスパイダーマンはサブヒーローや代役でいい。定形が出来て、軌道に乗っている以上、壊すリスクとともに踏み込む必要はない。斬新な若木として生まれたスパイダーマンは、既に多数の世界観を内包したユグドラシルのような大樹となっていた。

 

 スパイダーマンとはピーター・パーカーでなくてもいいのでは? 誰が思ったのかはわからない。でも、複数の誰かが、「ピーター・パーカーと肩を並べられるスパイダーマンを作ろう」と思ったのは間違いない。ピーターの後を継ぐ新たなスパイダーマン、マイルス・モラレスの誕生。ピーターを差し置いての、映画スパイダーマン:スパイダーバースの主役抜擢。そしてスパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース。誰かの挑戦は、これまでを捨てることなく、”二人のスパイダーマン”という未知が見えるところに至った。

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日々雑談~5864~

 鎌倉殿の13人では実朝暗殺からの地獄コンボ発動。チャンネルを変えてワールドカップにしてみれば、コスタリカに惜敗。
 前門の虎、後門の狼とはこのことか。

 ドイツに勝って、コスタリカに負ける。コスタリカに勝てば御の字ぐらいに言われてたのに、蓋を開けてみればこの状況。コスタリカだって、スペインにあれだけやられるとは思ってなかっただろうし、ずるずると日本にも負けてしまうんじゃ……と不安だったでしょうしね。むしろここは、敗戦のショックから完全に立ち直って勝利をもぎ取ってみせたコスタリカが凄かったということで。
 日本の次の相手はスペイン。当たり前の話なんですが、スペインに大敗したコスタリカが弱かったわけではなく、むしろ普通に強い、更に言ってしまえば今日の日本よりかは強かったわけで。今のスペイン、どれだけバケモンなんでしょうね。ドイツと当たって、果たしてどうなるのか。なんだか、勝ち負けより何より、波乱が起こる展開になりそうだなあ。

 鎌倉殿の13人はまあ、いつもどおりの負の連鎖ということで。いつもどおりで済ませていいんだろうか。
 人としての情と、人ではない何かを持ち合わせていた頼朝の域に達しようとする義時。義経に景時に広常に能員に義盛に時政と、この作品で脱落した人間の多くは、皆この領域に達せないまま、成り上がろうとした、もしくは成ってしまった人間ではないかと。義経だけは、人ではない何かしか持ってなかったという感じですが。やっぱ作中通しても、義経は異端の代表格だったよ。
 今日の実朝暗殺の一件で、義時は頼朝の領域に足を踏み入れたのを自覚しつつ、同時に頼朝のような終わりが来ているのも察したのでしょう。ただ頼朝は後継を決めぬまま亡くなったものの、義時は地獄を垣間見ても未だ諦めていない泰時が後継に居るという希望が。来年の大河である、どうする家康、江戸幕府の思想と構図に繋がるのは、どちらかと言えば義時ではなく泰時だもんな。鎌倉殿は、次代のため、地ならしの物語として終わるのかもしれない。

日々雑談~5863~

 いやー、勝っちゃったね! サッカーワールドカップで! 日本が! ドイツに!
 カタールの負けによる開催国初戦無敗のジンクス崩壊に、サウジアラビアがアルゼンチンを倒すジャイアントキリングと、今回のワールドカップはいくつか波乱が起きているけど、まさかここに日本もジャイアントキリングで加わるとは思わんかった。ドイツ強えもんなあ。事前の専門家による予想もなんとか食らいつければ……ぐらいの感じだったので、勝った時に出た声は「やったー!」じゃなくて「えー!?」だったよ。いやまさかねえ!

 そしていま現在、日本と同リーグのスペインがこれまた同リーグのコスタリカから前半3点もぎ取る大暴れをしているわけですが。スペインも強いし、そもそもワールドカップに出ている以上、弱いとこなんてありゃしねえ。スペインに負けてコスタリカにも負けてなんて展開だってありえるんだから。でもそれにしても、スペインとドイツが早々にリーグ一抜けの予想はお釈迦になったな。いろいろ政治的な問題はあるみたいだけど、少なくとも興行的にはもう大成功よ。だって人間、先が読めない展開ほど、楽しくそして熱中できるもんはないもの。