日々雑談~1776~

「俺さあ、アンディの顔見るたびに、フローラ選びたくなるんだよね」
「お前、人妻系のエロゲーやる才能あるから、もっとそういうのやった方がいいよ」
 アメトークのDQ芸人見ながらスカイプしてたら、管理者からすげえアドバイス貰った! どういう才能の見出し方なんだコレ……。あ。最近は自分、デボラ派なんで。ツンデレって、あれぐらいツンが長くてデレが少ないほうが、デレが出た時その希少さに心震えていいと思うんですよ。

>いつも楽しく読ませてもらっています。アメコミを読み始めて十年にも満たない若輩者の自分には、特集記事は新鮮な情報ばかりで助かります。一つ質問なのですが、シンビオートがパニッシャーに取り付いた時の呼称はパニッシャー・ヴェノムなのですか? What ifのタイトルを読んだ時から、個人的にはヴェノムパニッシャーの方が響きが良くてこっちを使ってるのですが、矢張り正式な名称を知りたく思い、お聞きした次第です。お教えいただけると幸いです。

 まずすみません。自分も、読み始めて四年経ってるかどうかなんです……。キャリアとか渡航経験とか語学力は、一先ず脇に置いとくとして。まずホワット・イフ「もし共生体が宿主にパニッシャーを選んでいたら?」のヴェノムはこちらですね。

Venom as the Punisher

 凶悪なパニッシャーと凶暴な共生体が手を組んだ! マフィアもヴィランも滅多打ち、キングピンも殺っちまったぜ!な、もうお前正史でもエディの代わりに宿主やれよなヴェノム。このヴェノムはフィギュア化しているのですが、商品名はVenom as the Punisherとなっています。直訳すると、パニッシャーとしてのヴェノム。少し纏めると、ヴェノム(パニッシャーVer)と言った感じですかね。パニッシャーヴェノムとヴェノムパニッシャーに関しましては、判別基準がない都合上、言いやすいほうでいいと思います。パニッシャーだって、訳者によってはパニシャーですし、これはどちらも間違いではないですしね。余程無い読み方で無ければ、こういう時は好きな方でいいかと。
 あえて言うなら、アニメや映画が参考にしていると聞く、小プロ発行のDCキャラクター大事典やマーベル・アベンジャーズ事典に沿えば、一般的に使われているイメージに繋がる気はします。載ってないものは、どうしょうもないですけど。

 このパニッシャーなヴェノム。短編登場とは言えインパクトが有ったのか、前述のようにフィギュアが発売。かのMUGENに参戦しているパニッシャーの一人にも、スパコンとして登場。そしておそらく銃器を使うヴェノムのイメージとして、エージェント・ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)の下敷きの一つになっているんじゃないかな?とも。

ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)

 そしてヴェノムになったわけではないですが、正史におけるパニッシャーも、後に共生体入りのコスチュームを一時期着用。処刑人と共生体、もし?では惜しいぐらいに似合いの二人かもしれません。

パニッシャー(シンビオートコスチューム)

ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その36~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第36話。
 アナウンサーによるヒーローたちの実況、何やらデジャブが……と、とら……う……さぎ……?

 比較的不遇であり、生活もままならない時もあり、正しいことをしている筈なのに石を投げられる。ハッキリ言って、いつヒーローを辞めたって文句を言われないくらいの理不尽とともに在るのがスパイダーマン。そんな彼が、今でもヒーローを続けていられる理由の一つが「誰かが信じていてくれた」事だと思うのですよ。石を投げる人が居ても、庇おうとしてくれる人がいる。だからこそ、親愛なる隣人を続けていられるんだ。そう思わせてくれるスパイダーマン像でした。そして、ヴェノムに寄生された事を言い訳にせず、自ら責任を取ろうとする姿に、アキラ達の説得で使命を背負い続けることを決意する姿。序盤に今回の出番、ディスクウォーズのスパイダーマンは、スパイダーマンがなぜ強いのか、なぜ戦い続けられるのかを、きっちり描こうとしてますね。

 本編登場は無いかと思われていたものの、ハルクへの寄生という変化球で出てきた怪人としてのヴェノム。魂ロワイヤルでアニメ絵で出てきた時、すげえマッスルだと思ってはいたものの、まさかハルクがベースになったことによるマッスルだったとは! 90年代、スパイダーマンの好敵手としてマブカプに現れた、ベノムそのもののマッシブさよ……!

ベノム(マプカプ)

 実際、原作におけるヴェノムの中の人(主にエディ、マック、フラッシュ)の未登場を嘆く声もあるのですが、個人的には今回の共生体ヴェノムとしての登場は、悪くないどころか良い落とし所じゃないかなあと。
 物語を創る上でキーワードとして、例えば黒いスパイダーマンの登場やヴェノムの登場、ここに更にエディの登場を加えてもいいとして。スパイダーマンやヴェノムの粋を先週と今週、合わせて一時間に全て入れるのは無理です。なるべく削って磨いて、スマートにしないと一つの話として成立しません。
 そして実のところ、一番簡単にするのは、雑にすること。一番簡単なのは、黒いスパイダーマン=ヴェノムが化けていた偽物、もしくは暴走するスパイダーマンの裏で「スパイダーマンの野郎を乗っ取ってやったぜ、ウッシッシ」とほくそ笑ます事、キャラ付けの余裕もないほど唐突に出た取材記者のエディが偶然寄生される事だと思いますが、これはヴェノムの出番が増えても、おそらくファンの人が望む形ではないし、初めて見る人にとっても良くない形ですよね。だとしたら、ここを削ってしまい、ヴェノムの脅威と、日本人が思うヴェノムのイメージを補強追求するのは、悪くない選択肢なんじゃないかと。無理に出して余計なファンサービスとなるよりは、シュっとさせて分かりやすさを。この分かりやすさの追求は、ディスクウォーズが第一話から抱え続けている命題の一つです。
 コレに関してはいくら考察してもキリがない、例えばキング・リュウさんがTwitterで口にしていた「多のヒーロー対一人のヴィランのリンチにならないような構図」の一部としてのハルクヴェノム化もあるでしょうし、もしかしたら契約のような大人の都合で中の人が出せない事による変化球の登場なのかもしれない。ただひとつ言えるのは、今までの書き方や今週のスパイダーマンを見るに、共生体ヴェノムと中の人の未登場が手を抜いたり雑にしたり、ヴェノムなんかどうでもいいと思っての結果ということは、0に等しい話だと思うのですよ。

と いうわけで、今日の紹介は、ガッツリとヴェノムを。従来のヴェノムのイメージと、今回のヴェノムをつなげる、ミッシングリンクになれれば。実はベノムに関しては、まだまだ書きたいというか、最強形態マッドネス・ヴェノムや変則的なヴェノムプールやパニッシャー・ヴェノムを紹介したかったというのもあるんですが、長くなりすぎるのでそこは今回控えます。この知識の湧き方、ひょっとしたら思っている以上に、自分の中にヴェノムへの興味があるのかもしれませぬ。

ヴェノム(ベノム)

ヴェノム

 スパイダーマンに力を与える代わりに、寄生し感情を餌にしようとしていた共生体。共生体の企みに気付いたスパイダーマンは、決死の覚悟で分離。共生体と分離することに成功した。
※上記の経緯については、前回の記事参照。

 共生体分離の時より、時計の針は少し巻き戻る。静かなる殺人鬼、シン・イーターによる連続殺人事件。通称シン・イーター事件。最も早く殺人鬼の尻尾を掴み、シン・イーターの独占インタビューに成功したのはデイリー・グローブの記者、エディ・ブロックだった。脚光を浴びるエディであったが、栄光は容易く崩れ去ることとなる。スパイダーマンによる、本物のシン・イーターの逮捕。エディがインタビューした相手は、なりすましの狂人であり、偽物だったのだ。
偽者を見抜けぬまま、誤報を出してしまったエディは仕事もなくし、妻にも逃げられる。

「スパイダーマンが真犯人を捕まえた事により、全てを失った」

 思わずこんな事を考えてしまうエディだったが、これが逆恨みであることは自分自身が分かっていた。気を紛らわせるためボディビルに打ち込んだエディだったが、体は鍛えられても気は晴れず。スパイダーマンへの憎悪を捨てきれないエディは、神にすがり始め教会を巡るようになる。辿り着いた聖母マリア教会。この教会こそ、スパイダーマンが共生体と分離した教会であり、離れた共生体は教会に潜んでいた。
 共生体は祈るエディに覆いかぶさると、彼の身体を乗っ取ろうとする。対処できぬエディ、共生体の興奮作用が心をねじ曲げ、エディは自身が最もしてはいけないと思っていた考えに至る。ヒーローのように、自在に力を振るいたいとの潜在意識も、それを後押しした。

「スパイダーマンだ! アイツがオレを、いやオレたちを否定したからこうなったんだ!」

 完全に一体化したエディと共生体。スパイダーマンの大敵となる、ヴェノムの誕生である。映画スパイダーマン3では、記事は分かっていての捏造、感情も最初からエディの逆恨みであったが、原作におけるエディは、同情の余地が十分ある男となっている。

ヴェノム(エディ・ブロック)

 ヴェノムの能力は、共生体由来。黒いスパイダーマンとしてピーターと一体化した事により、スパイダーマンの能力をコピーした結果、ウェブの生成や擬態能力と、エイリアンコスチュームを纏っていた時のスパイダーマンと同じ力を持っている。ただ、ベースとなったエディがピーターより逞しいことも含め、パワーとタフネスはスパイダーマン以上。そして最も恐ろしい対スパイダーマンへのスキルとして、彼の生命線である全方位レーダー、スパイダーセンスを無効化することが出来る。スパイダーマンが蜘蛛なら、自分はスパイダーマンを刺す毒針。ヴェノムのこの言葉は、正しい。

 自称弱者の庇護者として、憎い怪物スパイダーマンと何度も戦い続けるヴェノムであったが、それら戦いと自分のせいで誕生した最凶の殺人鬼を止めるための共闘にて、ヴェノムはスパイダーマンが自分たちと同じ庇護者だと悟り、復讐心を捨てた。その後は、スパイダーマンのトモダチやサンフランシスコに居を移してのヒーローとしての活動。精神的に不安定になってのヒールターン等を繰り返すことになる。

スパイダーマン&ヴェノム

 共生体と共に生きていたエディだったが、元より抱えていた持病のガンが悪化。エディは共生体との別れを選び、分離した共生体をオークションで売り払う。共生体を買い取ったギャングの親分は、息子に共生体をプレゼントし、新たなヴェノムにするが、共生体は精神的に強かったピーターや肉体的に強かったエディと違い、何ら強いところのない少年との共生を拒否。ビルの谷間を飛んでる時に分離という、えらいタイミングで息子から離れ、新たな宿主を探し始めた。なお当たり前の話ですが、親分の息子は転落死しました。ヒドい。
 共生体が新たに見出した宿主は、エディを軽く凌駕するほどに、スパイダーマンへの憎悪を抱いた男だった。男の名は、マック・ガーガン。鉄の尾とスパイダーマンの倍以上の攻撃力を持つと言われているヴィラン。スコーピオンだった。

スコーピオン

 スコーピオンは共生体を受け入れ、新たなヴェノムに。エディ以上にタガがなく、凶悪な本性を持つスコーピオンと融合した結果、ヴェノムは更に危険な怪物となる。スパイダーマンが対ヴェノム相手に積み上げた戦術も、新たな宿主の冷酷さにより、ほぼ無意味に。そのまま食人衝動まで得てしまったヴェノムは凶暴性も身体も肥大化。もはや、誰にも手に負えない存在と化した。

ヴェノム(マック・ガーガン)

 ヴェノムが囚人部隊サンダーボルツやノーマン・オズボーン(グリーン・ゴブリン)が作り上げたダークアベンジャーズに参加することで、国家もヴェノムの能力を知るが、精神を歪める中毒性や何でも喰らう凶暴性は許容できる物ではなかった。国家のためになる、正義のヴェノムを創るための極秘プロジェクトが開始され、やがて軍は実用化に成功。マック・ガーガンがスコーピオンに戻り、空席となっていたヴェノムの座に座る被験者として選ばれたのは、スパイダーマン、ピーター・パーカーの同級生であるフラッシュ・トンプソンだった。
 フラッシュは高校時代、ピーターをいじめていたが、スパイダーマンとなったピーターが活躍する姿を見て徐々に改心。スパイダーマンの正体を知らぬまま、彼と同じ善人でありヒーロー足りえる男になろうと努めてきた。フラッシュは軍に志願し、戦場に赴くが、仲間を守ろうとした結果、両足を失ってしまう。帰国し失意のどん底に居たフラッシュに軍が声をかけたのは、そんな時だった。ヴェノム変身時という条件はあるが、両足が一時的にでも戻り、なおかつ憧れていたスパイダーマンのようなヒーローになれる。フラッシュは以来を承諾、エージェント・ヴェノムはこうして誕生した。

ヴェノム(フラッシュ・トンプソン)

 他のヴェノムに比べ、抑制された共生体により外見はスマート。ヴェノムの能力だけでなく、フラッシュが軍隊で身につけた格闘術や銃火器を駆使して戦う。フラッシュの精神力は高く、共生体を押さえつけるだけの意志の強さを持っていた。スパイダーマンに憧れた男の強さは、スパイダーマンの行いが無駄でなかった事の証明といえよう。ただ、スパイダーマン本人も蝕むだけの暴力性を持つ共生体。フラッシュの精神も蝕まれ、時折暴走とも言える姿を見せるようになる。ただ、歴代のヴェノムに比べればまだ安定しているし、新生されたヒーローチームサンダーボルツにスカウトされた事を切っ掛けに少しマシになっている。サンダーボルツの他のメンバーが、パニッシャーやデッドプールと言った「ヴェノムの狂気? なにそれ美味しいの?」レベルでアレな方々なので、あまりヴェノムが暴れたままだと話崩壊するのでしゃあない。

 朱き狂気カーネイジを始め、髪の如き触手を操るスクリーム、最大級のパワーを持つトキシンと、共生体より派生したキャラは枚挙にいとまがない。だがしかし、スパイダーマンのライバル、スパイダーマンキラーとして産まれたヴェノムは、忘れ得ぬ名である。

 最初のヴェノム、エディのその後についても少し記しておく。
 共生体と別れたエディ・ブロックはその後やせ細り、余命いくばくもないと思われていたが、奇跡と謳われる治療法により、回復。だがそ治療のせいで、エディの体内に僅かに残っていた共生体と免疫機能が融合してしまう。そのまま暮らしていたエディは、偶然ヴェノム(スコーピオン)と対峙。共生体はエディを覚えており、彼の元に戻ろうとする。これを切っ掛けに覚醒するエディ体内の、共生体への免疫機能を持つ細胞。こうしてエディは黒いヴェノムとは真逆の白い身体を持つ、対ヴェノム特化型生物アンチ・ヴェノムとして還って来た――。

アンチ・ベノム

日々雑談~1774~

 ああハイ、コピペレベルで貼り付けるとか妙な目的による物とか、そう言うんじゃない限り、ウチのサイトを解説の参考にしたり、文中でリンク貼ってもらう事は全く構わんですよ。共に磨き合う機会を与えてくれることは、むしろありがたいです!

“天野浩成「フォーゼのみんなは、役者意識が高くて。僕、ブレイドの時、楽しかっただけですもん」 やべえ、さすが橘さんは格が違う。ブレイド当時で、既に20代後半の大人だったというのに…!”

 二年前に発言した、上記のツイートが今日いきなりリツイートされはじめていてハテナ?に。一体どういうことなんだと思ったら、今日の行列のできる法律相談所に仮面ライダーギャレンの中の人こと天野浩成さん出てたんですね。集まったパズルのピース、謎は全て解けた!(注:ピース数2つ)
 ギャレンも面白いが、中の人はもっと面白いよ!な天野さん。雛形あきこの旦那として、気の毒な旦那スペシャル行ってるけど、雛形さん新婚早々の旦那と過ごす大晦日をブレイドの中の人こと椿さんに譲ってるんだから菩薩か何かですよね。つーか、ブレイド勢は楽しかったというだけあって、今でも全員一緒に遊びに行くぐらい仲いいんだよなあ。新録仮面ライダーブレイドドラマCDは来年発売です!
 

 いやあ、ギリギリだったなあ。時間的にというより、資源的に、精神的に。

プリンツ・オイゲン

 練度も艦種も十分、キラ付しても装備整えても最後の一発だけが入らんし、もう駄目だわ!と思いつつ、ブラウザ最小化で適当に作業や家事や用事をこなしていたら、なんか最後楽勝気味に勝ってた。第一艦隊の時点で、敵ボス瀕死随伴艦全滅してたし。いやまあ、そもそも大火力な武蔵やケッコンした霧島さんいるし、むしろこれが普通で今までがおかしかったんだが……。
 実のところ、限定レアドロップも一切なかったので、総括すると「ドツボにはまった」としか言いようのないイベントでした。艦これは普段の積み重ねがイベントで帰結するゲームだけど、駄目な時はいくら積み重ねていてもダメというのをひしひしと。こういう運任せで駄目な時は、心に刺のように刺さりますね。資源もアレだし、もうしばらくイベントはゴメンだよ!(夕日を背景に大ジャンプ

日々雑談~1773~

 艦これのイベントをチマチマやってますが、E-3で停滞中というか、ドツボにはまったのかボスが撃破できず先に進めない。編成も練度も、突破水準に達しているものの、最後の一撃が入らなかったり不思議なカス当たりで数日間停滞中。バケツももう無い。
 流石に運任せの段階でここまでままならないと、勿体無いとか以前に、やりたくなくなるな。ゲームがしんどい、つまらない段階に入ってきた。

 日本独特な料理を、料理名と断片的なキーワードで海外の料理人に作ってもらおう!という番組妄想ニホン料理。磯辺焼きやお子様ランチと言った、海と関係ないのに磯!? 子供を喜ばす!? と一流料理人が頭を悩ませた結果、毎回それなりに美味そうな創作料理が誕生。基本料理の腕があれば、変なところには着陸しないですからねえ。
 ツイッターでも時々呟いているのですが、この企画、キャラクターでやったら面白いんじゃないかと。例えば、日本のイラストレーターに「仮面を被っていて、素顔を見たら死にます。頭は透明です」という文章にするとホント珍奇なアメコミのキャラを投げてみたり、海外のアーティストに「男子高校生が変身したツインテール少女です」とか頼んでみたり。いやー、一つの完成形がある『お題』として、妄想ニホン料理ばりの新進気鋭なキャラがばりばり出そうな気がします。……誰か、やってみません?

日々雑談~1772~

 真面目な話と愉快な話を混ぜこぜにしてと思っていたら、明日火急の要件が。申し訳ないですが、今日は先に書いてあった真面目モードのみで。コレに関しては、書きつつ自分の思考もまとめている感じですね。

 昨日の話を補足する形ですが、自分からの視点では完全に相容れられねえなコリャという人は居ますが、向こうからしてみたら俺の方が怪物や狂人に見えても、何らおかしくないんですよね。相容れられない所に認識や常識があれば、それはもう人間と妖怪の会話ぐらいかけ離れてもおかしくはないわけで。確かに人間、ひょんな事で分かり合える瞬間はありますが、合わないなーと分かっていてそれを期待することはしんどいどころか、合わない点が火種となってトラブルが起こる可能性の方が大きいかと。
 学校といった小さな枠組みが連なる中や、会社といった組織の中、おいそれと出れないコミュニティの中でなら我慢や受け入れることも必要だと思いますが、趣味の世界では別にそこまで強烈な連帯感を持たなくてもいいと思うんですよ。人間関係に気を使って遠慮してじゃ、楽しむための物という趣味の大前提をかっ飛ばしてますし。
 まー、同じ方向向いてれば必ず仲良く出来るなら、これから先のマッサンはウイスキー完成!ウイスキー会社は一丸!で平和その物ですし、当時はまだ豊臣家の枠組みの中同士の対決だった関ヶ原の戦いは起こってませんし、そもそもイジメなんてモンが起こらんですよ。若干寂しいというのはありますが、距離を置くというのは、一つのベターな方策であると思います。
 後はまあ、善意やジャンルの為といった大義で一処に押し込めるのが最近どうも苦手で。それは辛い人や苦しい人や納得の行かない人に「我慢しろ」と言っているような物に見えて。大義は分かっていても、それで納得できるか、感情が抑えられるか、従えるかと言ったら、これまた別の話。みんな、出て行く人は第三者が思っている以上に、天秤にかけた末なのです。