日々雑談~1930~

 今週のドカベンドリームトーナメント編にて、新生剛球仮面の物語が、明訓高校黄金期の第二投手であった渚圭一の物語が終了。元祖ドカベンにて、二番手でしかなかった男が明訓のエースであった山田や殿馬に岩鬼、そして里中を抑えてみせる。里中を抑えた渚が最後、控室にて夢が叶ったことを喜んでいましたが、実にドリームな光景です。ドリームトーナメント編は夢の対決や光景だけでなく、各キャラの夢にも焦点を合わせてますが、今週の渚はおそらくドリームトーナメント編終了後に数えても、五指に入る夢を見せてくれたかなと。
 いやでもしかし、渚が本当の自分であるサイドスローで里中と勝負しようとした瞬間、「(高校当時フォーム変更を要求した)俺への当てつけか?」と考えてる土井垣監督のコメントしにくい小ささよ……。やるかやらないかで言ったら渚にやりそうな素地はあるけど、流石に夢を叶えようとしている瞬間にそういうことは考えてないよなあ。いやもう、なんでいい話で、この人は……w

>ドーモ、いつも楽しく拝見させていただいています。唐突な質問で申し訳ないのですが、レディプールとキャプテンアメリカの絡みが見れる作品はマーク・ウィズ・ア・マウス以外にもあるのでしょうか?もしあるなら教えて頂けるとありがたいです

 この間、ふと目にしましたがキャプテン・アメリカとデッドプールだけでなく、キャプテン・アメリカとレディデッドプールのカップリングもあるんですねえ……。うむ。こうして想像や妄想の余地がガンガン広がっていくのは、ウェルカムな流れ。だからこそ面白い。
 まずぱっと思いつくのは、マーク・ウィズ・ア・マウスの続編でもあるデッドプール・コァ プレリュードですね。この世界では、マーク・ウィズ・ア・マウス後のレディデッドプールの世界が描かれており、片腕を失い義手化したキャプテン・アメリカ(出世しているので、正確にはジェネラル・アメリカ)との絡みがあります。

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 後は単発個人誌なレディデッドプール誌。レディデッドプールが主人公だけあって、こちらにも出ています。デッドプール誌の流れに沿いつつ、少し毛色の違う愛嬌のある作品。これ、そのうちまたやってくれんかなあ。

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日々雑談~1929~

 色々没頭していたらこんな時間に。もう夜というか早朝ですが、今日はひとまずWEB拍手返信を二つほど。

>アルスパに出てきたウィザーの妻のミスアメリカってもしかしてバトルフィーバーjのミスアメリカの元ネタだったりしますか?

 バトルフィーバーJのミス・アメリカのネーミングは、ウィザーと結婚したミス・アメリカから取ったのではと言われてますね。デザインやキャラ付けは、全く違いますが。なんというか付かず離れずな両者の距離感。東映版スパイダーマンの後に企画されていた、シルバーサーファーやムーンナイトが通っていたら、今頃どうなっていたのか……。

>ウィザー初めて見たんですが 最初はダサいでも動いてみるとかっこいいヒーローでした。 私は歴代フラッシュの中で初代フラッシュが一番好きなのでもっと活躍してほしいと思います。

 古参の強者という感じでいいですよね、初代フラッシュ。原作のウィザーは、わりと老いがピックアップされてしまっていたので、アルスパのウィザーは初代フラッシュの生涯現役にいい感じで影響を受けている気がします。初代グリーン・ランタンのアラン・スコットと初代フラッシュのジェイ・ギャリックは、それぞれハツラツかつ、後継とは違う独特の能力(アラン・スコットは魔法寄り、ジェイ・ギャリックはスピードフォース抜きでも速い)を持っているのが実に美味しかったのですが……世界観一新なリランチの結果、系譜から隔離された上に若返って、このへんの旨味が一旦消えてしまったんですよね。ううむ、思い返すにやはり勿体無い……。

ぞんびぐらしな作品紹介~その1~

 今季期待のゆるふわ系日常アニメがっこうぐらし!がついに放映されましたね! いやもうどうなるか、わっくわくのドッキドキ。自分は未放映地域なのでネット配信待ちですが、是非とも本編を見つつ、客席も見るような感じで観たいですね! なんか管理者が「脚本陣のエクスペンダブルズっぷりな集まり具合がネタバレすぎる!」と言ってましたが、きっと彼、疲れているんですよ……。
 というわけで、前置きとはあまり関係ないですが、がっこうぐらし!放映に合わせまして、これから週イチでゾンビもの……ゾンビものかなあ!?という作品について、毎週このタイミングで紹介していこうかと。多分厳密にはコレ違うよね?という作品も、つーか第一回目からしてそんな感じなのですが、こまけえこたぁいいんだよ!精神で、幅広く、そして変化球を混ぜつつやっていきます。ゲーム、漫画、アニメ、映画……幅広く!

マーベルユニバースVSザ・パニッシャー(Marvel Universe vs. The Punisher)

Marvel Universe Vs. The Punisher

 早速一発目から、ゾンビものかどうか怪しい作品です。やはりウチの変化球といえば、海外コミックス。この作品に出てくるのは、ゾンビというより食人鬼。ウィルスに感染した瞬間、生者のまま食人衝動に駆られ理性を失っていく。体中に妙な刺青や人骨のアクセサリーをつけているものの、腐敗はなく死体でもなく。普通に首を切れば死にますし、心臓を撃てばお亡くなりになります。その後、頭だけで動いたり、むっくり起き上がったり出来るのは、あらかじめそういう能力を持っている場合のみです。人々が「ミート! ミート!」と叫びつつ襲い喰らい現代社会が破滅していく光景はゾンビものなのですが、腐敗やゾンビ自体の登場を問われると、少し厳しいかもしれません。先ほど言った通り、こまけえこたぁ(以下略
 犯罪者を狩るパニッシャーの標的、それはニューヨーク中のヒーローとヴィラン。ヒーローが自分の家族を殺したのではない、ヴィランが犯罪を犯したのではない。ヒーローは無数の家族を殺し、ヴィランは既に法の枠を超えている。肉を求め、NYに取り残された人々を喰らい続けている彼らを、処刑しなければならない。
 全超人VSパニッシャーのパニシャー・キルズ・マーベルユニバースとも、マーベルヒーローゾンビ化なマーベルゾンビーズとも違う本作。ただの人でしか無い男が、地獄以上のNYで食人鬼を狩り続けていく。既に世界は末期であり、アイアンマンもキャプテン・アメリカもマイティ・ソーももう居ない。孤軍奮闘という言葉がこれほど相応しい作品もなく。
 そして、そんな日常を続けるパニッシャーの元に訪れる、感染して狂っているしむしろ殺したはずのデッドプール、そして人を食い尽くし僅かな正気を取り戻したスパイダーマン。二人の来訪が、パニッシャーを更なる死地へと向かわせる。敵は食欲の一点において無数のヒーローとヴィランを配下にしたキングピン。キングピンの元にあるスパイダーマンの願いとは、そしてこの騒動の真実。原初の罪は、誰の元にあるのか。
 ライターはジョナサン・マベリー。ホラー界の重鎮でありベストセラー作家、優れたホラー小説やダークファンタジーを対象としたブラム・ストーカー賞の受賞やノミネートも数多い方です。そんな重鎮が描いた残酷な世界は、目を背けたくなりつつも離せないものがあり。実際自分も「マーベルゾンビーズ結構売れてるみたいですし、こっちも邦訳出したらウケるんじゃないッスかねー」と、以前がっこうぐらし!原作者の海法先生に酒の席で……まあ、これは置いておくとして。
 そして2011年、ジョナサン・マベリーはこの狂ったマーベルユニバースを描いた作品にて、ブラム・ストーカー賞にノミネート。だがその作品は、次作。時計の針は巻き戻り、感染初期。壊れ始めた世界にて、爪の男は生きるための戦いを続ける! そして更にそれより少し先、何故ヒーロー達の間にこうも感染が広がってしまったのか……!? マーベルユニバースVSシリーズ、それは三部作!
 というわけで、本日はここまでで。実はこの作品と三部作は以前紹介しておりまして、待ちきれない方はネタバレ全開ですがこちらこちらをどうぞ。そもそも、気が変わって来週別の作品を取り上げるよ!という展開もありえますので。いやまあ、流石に無いようには努力しますけど! とりあえず、暫くの間、お付き合いよろしくお願いします。これから先ちょっと忙しいし、まずはペース保てるよう努力せんとな……。

日々雑談~1928~

 仮面ライダーSpiritsで復活……というか初登場した、デルザー軍団幻の魔人ジェットコンドルのスピードへの全振りっぷりにシビれる。最高速度や実際相対したら仮面ライダーカブトやフラッシュに負けるだろうけど、このスピードへの傾倒具合は実に浪漫。一撃離脱のようなもっと効率的な戦い方がありそうな物なのに、自身のジェット飛行に全てを賭ける! でも作中、仮面ライダーですらおいそれと認識できない描写があるので、やはり一騎当千デルザー軍団としての物は持っており。ただまあ、あの戦法、アマゾンに仕掛けたらエラいことになりそうだけどな! 両手足にカッターついてるアレと、ああいう戦い方したくねえよ!

 今日は少し知力、体力、時の運的にアレなので、本日電子書籍で買った、アメコミの表紙を並べてご報告を。ふふふ、アベンジャーズとか全く関係なさすぎて涙出てくるぜ……!

セクション・エイト#2

ミセス・デッドプール #2

 JLAも一目置くとシックス・パックが言ってた、僕らのスーパーヒーローチーム、セクション8最新刊では、謎に満ちた犬溶接マン、その真実の一端が遂に公開! ミセス・デッドプールは……これ……なんて説明したらいいんだろう(頭を抱えて とにかく、犬溶接マンビギンズと互角レベルで、なんかヒドいよ!w
 そしてあらためて見てみると、俺のSAN値削られてるの、この二冊を一気読みしたからじゃないかな!?

日々雑談~1927~

 アルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズ、SHIELD学園開校! そしてさようなら、普通の高校生活! 元々、MJやハリー・オズボーンみたいな学園メンバーの出番少なくない?言われてましたが、これやっぱ一層減ってくのかなあ。いやでも、こういう措置を取らないと、本来学園メンバーの中核なフラッシュ・トンプソン(ヴェノム)の出番がヒーローとしてだけに。二者択一の、ギャルゲーか何かか!w
 SHIELD学園、いつの間にかリス混じってね?というツッコミどころを軽くスルーして、学園講師としてのロバート・フランク、ウィザーの登場は嬉しい限り。老いた外見とアーニム・ゾラとのやり取りで分かる通り、ウィザーは二次大戦中から活動しているヒーロー。キャラクターとしての生誕も1941年と、かのキャプテン・アメリカが生まれた年と同じの数ヶ月遅れ。バッキーやバトルフィーバーJがらみで有名なミス・アメリカとリバティー・リージョンというチームを結成。二次大戦を駆け抜けたバリバリの古参ヒーローです。

リバティー・リージョン

 戦後はミス・アメリカと結婚して引退。氷漬けや冷凍保存されることもなかったため、普通に老いていったものの、アベンジャーズの危機を前に戦線復帰。しかし、老いが足を引っ張った結果、致命的な心臓発作を起こし戦いの最中に死亡と、原作ではかなり辛辣な扱い。なので、経験を活かしつつ無理をしないSHIELD学園教師としてのウィザーは、ある種理想的な扱いではないでしょうか。
 羽のイメージと活躍年代に老いと、なんとなく被るのはDCコミックスのフラッシュじじい(キャプテン・コールド談)こと初代フラッシュのジェイ・ギャリック。DCとマーベルの共同企画アマルガムでも合体してザ・ウィズになったり、JLA/AVENGERSでは共に自慢の速度でAIM戦闘員とレッド・スカルにパンチをお見舞いと、やっぱ被るよなあ、この二人!