日々雑談~5731~

 勝者には気を緩めたらすぐ崖下に落ちかねない恐怖を、敗者には少しでも疑念を抱いたら陣営崩壊になりかねない緊張感を。そんな大荒れの可能性を誰もが抱えることになった、大阪の住民投票。そして、もうどう転ぼうと絶対荒れるわと確信できるのが、アメリカの大統領選挙。明日の朝、どうなってるんだろうね、アメリカ。とにかく結果がどうなろうと、変な荒れ方はしないで欲しいね。

 勝敗は現時点でわからないけど、二人の候補が争う「トランプVSバイデンの選挙」というより、大統領の是非を問う「トランプの選挙」だったよなあと。選挙のテーマを、トランプ大統領の濃さが持っていってしまったと言うか。もっとも、テーマを持っていったからと言って、別にトランプ大統領優位というわけではないですが。親トランプより、反トランプが多ければバイデンさんが勝つでしょうし。あくまで、基準が変わっただけ。ただおそらくバイデンさんが勝った場合、トランプ大統領を打倒した後に、反トランプの旗で集まってる支持者をどうつなぎとめるかで相当苦労するでしょうね。反トランプから親バイデンに変えていかないと、おそらく不安定な政権になってしまうでしょう。古今東西、反◯◯は敵が居なくなった瞬間、徐々に崩れていく定めなので。

 様々な専門家というか、おそらく当人たちですら「え? マジで?」となった、四年前のトランプVSヒラリー。世論調査の数字が結果に繋がらなかった以上、今年、結果につながる数値や正確な予測を出せるかどうかに、調査機関や専門家の四年間と今後がかかっているのでしょう。そしてこの大逆転が、現在のトランプVSバイデンの予想を混沌とさせている原因。まさかがあった以上、そりゃ次もまさかがあるんじゃないかと疑うよね。俺だってすべての可能性を疑ってるよ。

 さて、結果はどうなるもんかね。世界を牽引する一つの大国の長が決まる以上、注目しないわけにはいかんよな。

日々雑談~5730~

 ここ最近、更新が不定期になってしまい申し訳ありません。
 いろいろ立て込んでいましたが、なんとかペースを取り戻せるよう、調整中です。

 ここ最近、東京バビロンにウルトラマンAと「令和?」となる案件が重なっているけど、ここはむしろ今だからこそリメイクや再登場が出来た、ある種の景気の良さと思いたい。それにしたって、ゲッターロボ アークはまさかだったけど。なにせ、ゲッターロボサーガの最終作にして未完なので、手を付けにくいと思っていた。もっとも、石川賢先生の未完は決して尻すぼみではなく、アクセル全開まま突っ切った上で今後の壮大さを予感させる未完なので、未完だから映像化に向いてないってことは一切ないはず。まずは理性で躊躇せず、そのまま踏み込んだ制作陣に拍手を。

 なんという、一週間の大盤振る舞い。むしろ、一週間で見切れるのかコレ。ゲッターロボサーガに近い真(チェンジ!!)ゲッターロボ、ダイナミックロボに近いネオゲッター、石川賢の作風に近い新ゲッターロボ。どれも作風が若干違えども、とにかく見終わった後の満足感は保証できる力作にして名作。スパロボへの連続出演効果もあって真(チェンジ!!)ゲッターロボが有名だけど、やっぱネオゲッターや新ゲッターロボもいいんだよな。ネオゲッターのストレートな熱さに、新ゲッターロボの闇すら振り切る闘志。どちらも、なにせ命が真っ赤に燃えてる!

日々雑談~5729~

 まず単体で高クオリティを保ちつつ、超獣に怯える怪獣ベムスターやトサカ繋がりでウルトラマンAと勘違いされ襲われるウインダムのような小ネタを挟む。子供からマニアまで幅広い層に応えようとする、満点の作りでありました。このクオリティの映像を、TV番組で流すんだからスゲエわ。もしウルトラマンZ劇場版なんてのがあったら、どうなっちまうんだ。

 スペースZ、威力があるというか、くらったバラバの死に様が悲惨すぎて怖いよアレ。スペースQってああいう技だったんですね! とゼットに無邪気に聞かれたウルトラ兄弟が「知らん、なにそれ……」と困る域。やっぱ、エースが撃つのではなく、エースのパワーを受け取った影響なんだろうか。あと、こんな悲惨な状況でも、痛みより恨みが先にくるヤプールは本当に手に負えんな。

 ウルトラマンAといえば情け容赦ないファイトスタイルが有名だったものの、それは敵が感情なき戦闘兵器超獣であったから致し方のないこと。いやでも、たとえばエースに真っ二つにされて内臓ばらまいたメトロン星人Jrは宇宙人……それはそれとして! 実にスッキリとした見解でしたね。感情がないからこそ、ドスを持ったエースとレッドマンによく似たベータスマッシュが槍を持って並んでいても、尻尾を巻いて逃げ出さない。俺これからひどい死に方をするんだと、これまで自覚できる相手、そうそういねえよ。

日々雑談~5728~

 Kindleでミスター味っ子の合本版が全巻分合計55円で売ってた。ミスター味っ子を一気読みして、深夜に腹が減った。腹の減りを緩和するため、頭を使って気を紛らわせて、思ったことをふと深夜にツイートした。ここまでは、ありふれた普通の話なわけですよ。

 まさか、すがやみつる先生ご本人に補足された上に、直々のお話が聞けるとは思ってなかったよ。思いもよらぬつながりが出来るのがネットだとは知ってはいたものの、流石にこれは確認した瞬間あひぃ!?と声が出た。ネットのあり方に、先生の証言、褌を締め直すに、ここまでいい機会ってのはそうそうないよな。ここ最近、少しダラけていた気分が、一気に引き締まったよ。

 実際のところ、日本の漫画は趣味に文化に性癖と、とにかくテーマが多彩ってのはあるよね。近代麻雀のように、麻雀(ゲーム)をテーマにした漫画オンリーな雑誌もあるし。日本の漫画家や出版社の執筆や企画を立ち上げる速度、そして週刊誌や月刊誌のような多数の漫画を同時に売るシステムが、おそらくこの環境を生んだのでしょう。

 いやねえ、日本の週刊漫画誌ってすげえ安価で豪華よ。いくら基本的にフルカラーとはいえ、アメコミは単品バラ売りで、最新話だと価格が400円越えてるからね。週刊漫画誌は複数の作品の最新話をまとめた上で300円未満だからねえ。あと、漫画雑誌のいいところは、一気に複数の作品を読むことができる環境下でのシナジーや新たな出会いが狙えるとこね。一本雑誌全体を牽引できる作品があれば、他の作品に読者を流し込むことも出来るし、新人の作品や挑戦的な作品への導線にもなり得る。週刊連載が漫画家という職業のハードさを生んでいる面もあるんだけど、それと同時に生産力の高さで漫画の土壌を豊かにしているのも事実かと。

 豊かな土壌で作品が生まれて、その作品をきっかけに、また新しい作品が生まれる。その繰り返しが、文化を作るということでしょう。俺も先人のいいところを引き継ぎ、出来ることなら他の誰かに繋がるものを生み出したいもんだぜ。

日々雑談~5727~

 そんなこんなで、唐突に埼玉県飯能市の宮沢湖まで行ってきました。たしかあそこ、2000年代に入っても昭和のにおいがするベタさがあったよな……と思って行ってみたら、マジで北欧仕様に変わっててビックリ。そういや、工事に数年かけてたし、そりゃ変わるか。それにしたって、いくら工事をしても、相応のポテンシャルがなければそれっぽさとは出ないもの。こちとら北欧に行ったことはないものの、足を踏み入れた時の異国感はまずあったので、作りとしてはおそらく成功例。

 あの辺りなら、秩父に川越と、埼玉東部の観光地にも近いので、まず宮沢湖を起点にしてプランを組むのも悪くないはず。車なら、いっそ高速経由で群馬まで抜けてしまうのも選択肢。東京に泊まって……というのもできない距離ではないですしね。平日なら駐車場も無料なので、また今度、天気のいい日に昼寝するためだけに行こうかね。ムーミンバレーパークを見てみるのも、悪くはないし。ただまあ、休日はちょっとむずかしいかなという直感はある。

 それはそれとして、ムーミンバレーパークの存在により宮沢湖一周のウォーキングができなくなってたり、あれだけ釣り人が集まってたのに釣り禁止の看板が出ていたりと、変化に寂しさを感じてしまったのも事実。昔と今、自分の中できっちり折り合いをつけるのは、難しいもんだ。