日々雑談~5765~

 これほど静かな正月三が日は始めてだ……というくらいに、大人しくしておりました。いつもだったら飲んだくれているものの、最近は飲酒を控えているので、それもなあと。結果的に、状況も行動も内臓も大人しいことに。体内時計が早起きに寄ったこともあり、これほどまでに健康寄りな新年ははじめてかも知れない。世間がコロナに脅かされている今、あくまで個人の問題でしかない上に、感染した瞬間に崩壊する砂上の楼閣ですけどね。それでも、なるたけ砂は積んでおきたい。むしろ砂もなかったら、更に大変だよ。

 

K.N.ジャスティスマンは塩なのか?

 というわけで、新年初の更新となったのは、キン肉マンの記事でした。キン肉マンの記事でもあり、プロレスの記事でもあり。というか、いいレスラーやいい試合の判断って難しいんですよねー。自分が目立ってナンボなら、相手を立たせる名勝負製造機の藤波辰爾の評価は低くなるし、相手を輝かせてナンボなら、相手の光をかき消す勢いでまばゆい武藤敬司はどうなの?となってしまう。観客が金を払いたくなるレスラー、プロモーターが使いたくなるレスラー、どっちかに該当すればまず一流って考えていいのかなあ……。

 しかしキン肉マンは漫画であり、レスラー兼プロモーター兼マッチメーカー兼その他諸々と、興行のほとんどをゆでたまご先生が動かしているわけですが、実際のプロレスとなると、今挙げた全部の役職に自我が入るから更に大変だよ。レスラーが言うこと聞くかどうかもわからんし、きっちり仕事をこなすかどうかも確率論。100%出来る人間でも、言う事聞かなきけりゃアウトなわけで。でも、漫画は漫画で、浮くも沈むも作者にほぼ委ねられると、これはこれで大変なのですが。どこも楽じゃない、この一言に尽きますね。