日々雑談~1731~

 はい、というわけでですね、昨日はメガネっ娘居酒屋「委員長」の方に出かけておりました。男酒ー眼鏡酒ー演歌を聞きながらー。内容は? と聞かれたら、眼鏡好きによる眼鏡のためのイベントと答えるしかなく。なんつーか、上には上がいるというか、狂気の数時間でしたヨ。OPの田丸浩史先生(未出席)と小野寺浩二先生の「アイツ、キチガイだよなあ」(伝言)→「キチガイにキチガイ言われたくねえよ!?」という熱いエールのやり取りからしてその、ヒドかった。
 かの蔵書狂純朴系メガネっ娘こと読子・リードマンが主人公のR.O.D原作者倉田英之先生初参加だけあって、今回はR.O.D絡みの話が多く。読子・リードマンの最も古い原初のラフを書いたの、ガンダム00やスクライドの黒田洋介先生ってオイ……。あとええ、竹本泉先生や和月伸宏先生の書いた読子・リードマンも公開されました。イラスト方面だけでこんなに豪華、更には眼鏡トークを中心としたトークでの肉付けもあるんだから、肉厚すぎるイベントだったよなあ。つーか俺、R.O.DのOVAが大好きでしてね。会場に入った瞬間、大スクリーンで偉人軍団が大暴れしていた時点で「ああ! このイベント、最高だわ!」と思ってしまうぐらいには、やだまだ始まってないのに!?
 そして、カッコイイメガネ男子として紹介される映画アイアンマンのインセン博士。確かにあの世界だと、あの人の決死が無ければアイアンマンは産まれず、アベンジャーズも結成されず、地球はロキの手に落ちていたんだなと! そりゃ紹介されて当然か!
 いやあ、なんとも、ためになるイベントでした。そして眼鏡を愛でる、自分の場合は創作欲が激しく刺激されたというのも有り。いいなあうん、眼鏡はイイヨ!

日々雑談~1730~

先週「ディスクウォーズ、アベンジャーズにデッドプール出るよ! ハート柄のトランクスにも注目だよ!」

「流石はディスクウォーズのスタッフ。デッドプールが基本トランクス派なのも見抜いてたか……。そういや今日の深夜、Deadpool誌の配信だな。電子書籍、マジ便利」

前門のロボ、後門の全裸

デッドプール ブリーフ純情派

 おま、お前……このタイミングで転向かよ!? ブリーフ? それともピタパンなサポーター!? このタイミングであえての履き替え、これはデッドプールによるディスクウォーズ潰しなんじゃないだろうか……(疑念 あと、一応なんとなく脱いでみたのではなく、襲撃してきた巨大メカを撃破するための高度な戦略による脱衣であることは主張しておきたいのです。「キャー! 巨大メカが! ギャー! 全裸がー!」前門のロボ、後門のパン一に追い詰められた眼鏡さんには、謝るしかありませぬが。つーか、なんで定期的に街中でパン一で暴れるおっさんを見せつけられねばならんのか。デッドプール誌とは、修羅道なのか!

 なお、「ブリーフだからディスクウォーズは間違ってやがるぜ! だいたいディスクウォーズのデッドプールは肌ぷりっぷりだったし!」みたいな感じで糾弾する気持ちは全くありませぬ。そりゃあ、原作に沿っていた方が良い!という気持ちは分かりますが、そもそも夕方6時半の番組ですからね。そして、展開するのは本国ではなくまず日本。土壌に合わせたローカライズやカスタマイズは必要でしょう。古今東西、例え直輸入の本場物と言われている商品でも、この国で流行る物は日本に合わせてのローカライズはされてますからね。むしろ、頑迷にアメリカ直輸入! 狙い所は既存のマニア層!という空気アリアリの作品だったとしたら、多分自分は距離をおいてたんじゃないかと思います。深夜や固定層が既にある邦訳ならともかく、夕方6時半の地上波でそれは、アカンよ。

 まああと一つ、根本的な問題として……アメコミって確かにそのヒーローを長く持たせる為に、色々な工夫を施して入るのですが……根にあるのは、エンタメ精神であり、ぶっちゃけてしまうと「こまけえことはいいんだよ!」で。
 確かにライターは、ある程度設定の順守を求められますが、あくまである程度、余程根本的な、例えばアンパンマンの顔が濡れるとヤバいだのサザエさん一家の家族構成だの、このレベルになれば流石に止められるでしょうが細かな設定に関しては基本自由裁量です。それに、重大な設定だったとしても、会社との相談やライター自体の権力により、ある程度いじれますしね。サザエさん一家へのノリスケ居候から離脱みたいなのも可能。そしてもし本当に道を誤ったとしても……多くのライターが使える汎用兵器であるパラレル、平行世界、別バースといった前提に、最終手段「無かったことに!」もあるので、そこまでガッチガチに数十年前の物を守り続けてきたわけではないのですよ。むしろ時勢に合わせて改変したからこそ、今を維持できているのでしょう。

 様々な当代一流のライターの作品を見て、個人的に感じたことは「設定は尊重するが、設定に縛り上げられるのはナンセンス」。この縛る強さはライターによって違うでしょうが、おそらく大抵のライターは、この主義の元、自分の実力をある程度限られた世界の中で発揮しています。一本の木の美しさを尊重するのではなく、剪定や伐採を経た上で森としての形を整える。細かなことを言い出すと、キャプテン・アメリカの本名やアイアンマンの始まりとなる戦争やスパイダーマンの自動車免許の有無と、キリがない上に一歩も進めなくなるんですよね……。一本の木を愛で続けたり、昔の森の形を尊重する。設定の軽視は決して望んでいないし、自分にも過去や設定を愛でる気持はあります。むしろ、そういう木の紹介は好きですし、得意です。しかし変わったことや変えてることを材料に、それ以外の作品や別のメディアでの展開を叩くのはちと違うかなと。そもそも、単に叩くことで良い方向に動くことって、余程タイミングが一致しない限りは無いですからね。

 木は設定であり、森は作品。公式が、ライターや、作者が自由にやっている以上、ファンも過剰に縛られることもなし。一種の鷹揚さは、前のめりの狂信やヘイトの貯金箱になるのを防ぐため、アメコミに限らずどんな創作とでも持つべき安全弁かと。

日々雑談~1729~

 デッドプールスペシャル回とも言える、ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その27~。久々の腰を据えてのデッドプール紹介、七転八倒気味でしたが、なんとかご期待に応えられているようでしたら、幸いです。本文中で匂わせた子供編、あと実は一つ、ディスクウォーズのスタッフの方々も「えー!?」とツッコまざるを得ないネタが。この辺もおいおい紹介していきたいですね。……先週水曜に、いきなり判明してもなあ!?

 とりあえずええ、昨日のディスクウォーズを見逃してしまった、録画失敗してしまった、スーパースターデッドプールの登場に今気づいた、そんな時には公式配信INニコニコ動画で。来週水曜、日付変わるまでは下記リンクで見れます。そして今回の話、コメント機能やタグ追加機能との良シナジー、つまりニコニコ動画とめっちゃ相性いいわ!

ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第27話「禁断のヒーロー登場?」

 そしてお気づきでしょうが、閲覧数を始めとしてコメント数やマイリスト登録数がえらいことになっています。公開から一両日で閲覧数以外トップよ? なにこれ凄い。既に閲覧数も、無料でずっと公開されている第一話に次いでの2位です。一話とは2倍差とはいえ、まだ無料期間あるからなー。ひっくり返す可能性も十分にあり。たぶん、今までに広がった人気や風聞に、スーパーしゃべくりタイムに躍動感のある動きと、TVアニメとの相性バカ高いんだろうなあ。1クールのレギュラーより、一回の伝説。
 ……今週そもそも、ディスクウォーズじゃなくてビーストウォーズだったんじゃね?

日々雑談~1728~

 バットマン:ノーマンズ・ランド 1を入手。厚く単価の高い本だけあって、地元で扱っている本屋を探すのに時間がかかった上に、読み込むのにも時間がかかり……。なるべく本は地元の店で買いたいと思っているものの、こういう苦労を経てしまうと、もうAmazonでいいかなあとも考えてしまい。見つからなかったら、もっと本屋の無い地域に住んでいたら、多分諦めているわけで。これが、Amazonの強みか……。
 それはそれとして、ノーマンズ・ランド。合衆国によるゴッサムの隔離と封鎖、無法地帯でのヒーローやヴィランや人々を描く、一大シリーズ。リアルタイムでも1999~2000年と、丸一年続きました。ゴッサムはさながら戦国! 誰が勝ち抜ける? 鍵は開けられてしまった!
 このノーマンズ・ランド1巻の厚さ、収録されているのは本筋だけでなくタイイン誌も、そしてサブエピソードも満載。一時期バットマンを務めていた男、アズラエルの奔走やジョーカーとの対峙。無法地帯に現れた史上最強の超人スーパーマン。ヒーローやヴィランだけではなく、忠実なる執事アルフレッドの物語や一市民の奮闘や悲劇も収録。横に幅広く、並列の展開で一大シリーズを創り上げるアメリカンコミックスのシステム。このノーマンズ・ランドは、その冥利を思う存分味わうことが出来ます。
 ノーマンズ・ランド前日譚、致死性エボラウイルスがゴッサムに蔓延する『コンテイジョン』。大震災により街すらも壊滅する『カタクリズム』。この二シリーズは解説として収録されているのですが……コンテイジョンの一編だけ、一話だけが邦訳されています。その一話が収録されているのはヒットマン1。バットマンとヒットマン(トミー・モナハン)、二人のヒーロー初の邂逅回。アレはコンテイジョンでの話です。この話自体、ヒットマンの連載開始前日譚でもあります。意外と近場なゴッサム界隈。
 単純な正義や悪意は通じぬ、狂乱の無法地帯。話は、まだ始まったばかりなのです。

日々雑談~1727~

 昨日、艦これSS「なんでも最近、頭に果物を被ったヒーローが、子供にウケているらしい」をアップしました。艦これSSも一回やってみたいなーというのと、偶には毛色の違うものもやっておきたい、あと鎧武も最終回だよなーということで。元々ベース自体は、別のネタに使うつもりだった物を艦これに合わせて改造。
 結果こうして、日の当たる形で出せたことは良かったかと。ネタも持ち続けているだけじゃ、腐るだけですからね。

 というわけで、鎧武最終回。まさかのミッチ救済エンド、終盤激動期からこの結末に至るまでを予測できた人が居たのだろうか。正直、全滅エンドとか龍騎みたいなリセットエンドもありえるかなー……と。激動でしたね、激動。風味としては、安定気味な平成2期よりも、龍騎やファイズのような「本当にどうなるんだコレ!?」な平成前期の波乱に近く。しかし仕立ては当然今まで積み重ねてきた物も有り。平成一期と二期を掛けあわせたような、ハイブリッド種なライダーだったなと。とりあえずは、ライダー&戦隊の最終回時恒例、一話から録画したのを一気見しようぜ!タイムを始めてみようかと。一気見すると、結構色々印象が変わったりするのですよね。
 しかし「本当にどうなるんだコレ!?」という印象を一番最初に持ったのは視聴者ではなく、フルーツ鎧武者構想を知った時のスタッフな気がする……。