この街の名士=全裸

亜樹子「ハードボイルド小説が経費でおちるわけないじゃない、バカー! そんなにハードボイルドが好きなら、ハードボイルドさんちの子になっちゃいなさい!」
翔太郎「ワケわかんねーよ! これはな、必要な資料なの。ハードボイルドを極める為に、必要なの!」
亜樹子「必要必要って言って、アンタずっとハーフボイルドじゃない。タメにならないものに経費は出せませ~ん」
翔太郎「うがー! 腹立つー!」

フィリップ「後先考えない買い物をした子供と、それを叱るお母さん。本当にハーフボイルドだねえ」

 領収書を切ろうとする主人公ライダーって多分ライダー史上初だよなあ。そもそも、普通経費請求する相手が居ない。猛士なら余程あやふやでも落としてくれそうだけど。
 ヒロイン大活躍!?、ホントにライダーにしては珍しい響きのあらすじ、仮面ライダーW(ダブル)第九話感想。余所で散々ネタにされているようなので、以下の感想、キーワード「メトロン星人」禁止。

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先生「え!? シンクロはダンスの踏み台!?」

翔太郎「あー……疲れた」
亜樹子「まったく、嫌な事件だったね」
翔太郎「弾吾に千鶴、両方ともに自分勝手だから起こった事件だったからな。どちらかが少しでもマトモなら、起こらなかった事件だ」
亜樹子「まあねえ。もっと早い段階で、心の内を話してればね」
翔太郎「なにより俺が疲れている理由はだ。今回、結構真面目に探偵として調査していたのに、件の二人以上に自由なヤツがオイシイとこ全部持っていっちまった」

フィリップ「驚邏大四凶殺? こんな非科学的なイベントが現代社会でおこなわれているのか。なんて奥が深いんだ、富士山は!」

 今回の事件のテーマって、ロクデナシの起こした事件を、人知を超えたロクデナシが解決するってテーマじゃないのか? 並の自分勝手を凌駕するのは、バカ負けするレベルの自分勝手さだとてっきり。
 ああ、今回脚本が三条さんじゃないのかと今更気が付いた、仮面ライダーW(ダブル)第八話感想。後半は平成ライダーのお約束尽くしだった……。

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いいじゃん! いいじゃん! スゲー(ry

亜樹子「すごい! すごいよフィリップくん!」
フィリップ「検索したからね、ダンスくらいは余裕さ」
亜樹子「へ~。じゃあ、ハードボイルドを検索してやってみて。翔太郎のハードボイルドって、なんか違う気がするんだよねえ」
フィリップ「なるほど、一度見本を見せてあげれば、ハーフボイルドな翔太郎も、少しはらしくなるかもね」

フィリップ「どうしたんだい、翔太郎? 部屋の隅で、壁に向かって体育座りなんかしちゃって」
亜樹子「冗談のつもりだったのに、まさかこんなに分かりやすくショックを受けるだなんて。あ、床に『の』の字書いてる」

 片方が引きこもっていないと危ないヒーローってえのは、ホント珍しいな。普通の合体ヒーローは片割れがその場に居ないからピンチになるというのに。
 主人公二人よりも、霧彦さん大ピンチ!な仮面ライダーW(ダブル)第七話感想。霧彦さんのヤバさは、琉衛兵さんのセリフをサザエさんキャラに改編するとよく分かります。
波平「マスオくん。キミもタマに負けぬように、頑張りたまえ」(CV:永井一郎)

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第二風都タワーも公共事業凍結

翔太郎「地下の秘密工場ね。ったく、風都の住人はおちおち出歩けねえな。何処に秘密の施設があるかわかったもんじゃない」
フィリップ「地下の工場も爆破されてしまったようだね。地下から謎の機械音がする都市伝説も、コレでおしまいだね」
翔太郎「まあ、地下の怪しい施設を一個潰せただけでも良かったってコトか。まったく、勝手に建物の下に変なモン作るなってな」

亜樹子「リボルギャリー格納庫もじゅーぶん、地下の秘密工場と同レベルだと思うけど。騒音も世間への秘密さも」(ボソッ)
フィリップ「大丈夫、防音設計は完璧さ」
亜樹子「そーいう問題じゃないから」

 ディケイドからWに受け継がれた形式、前後二話で世界編終了or事件解決。俺、これ大好き。話に区切りがあった方が個々を理解しやすいし、間延びしないでスッキリする。第一話から見ていない人も、途中から入りやすいんじゃないでしょうか。
 第二タワー正直カッコ悪いよね(管理者談)な、仮面ライダーW(ダブル)第六話感想。それをいっちゃあ、おしめえよ。

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再生ドーパント軍団への布石アイテム登場

翔太郎「よく考えたら、女子中学生乱入という事務所の現状は決して悪くないな」
フィリップ「どうしたんだい翔太郎。君らしくもない」
翔太郎「フィリップ、お前は相棒として最高だ。けれども、探偵助手としては決定的に足りない物がある。正確には、足りすぎているものか」
フィリップ「足りすぎ、普通は足りないから助手に適してない、そういう理論の筈だ」
翔太郎「ウチの事務所に足りなかった物、それはマヌケさとコミカルさ。名探偵を際立たせる為の最高のスパイス、マヌケな助手。居るだけで俺のハードボイルドさが際立つ、いやー思わぬ役得だな」
亜樹子「……はい、これ。大事に使ってね」
翔太郎「ゲゲッ! 亜樹子! って、なんだこりゃ、鏡? おいフィリップ、こりゃいったいどういう意味だ?」
フィリップ「それが分からない時点で、鏡は君にお似合いかもね」

 検索ネタも流石に尽きた。なのでオープニングの路線変更。
 翔太郎を探偵、フィリップを助手として見るのではなく、フィリップを探偵、翔太郎を助手として見るとシックリくるというお話。安楽椅子探偵と少し間が抜けた行動派の助手、普通にミステリー小説の主人公コンビだろ。
 政治家、市民、財閥、朝っぱらからドロドロな三角関係な仮面ライダーW(ダブル)第五話感想。これにマスコミも絡めば完璧だな。

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