再生ドーパント軍団への布石アイテム登場
翔太郎「よく考えたら、女子中学生乱入という事務所の現状は決して悪くないな」
フィリップ「どうしたんだい翔太郎。君らしくもない」
翔太郎「フィリップ、お前は相棒として最高だ。けれども、探偵助手としては決定的に足りない物がある。正確には、足りすぎているものか」
フィリップ「足りすぎ、普通は足りないから助手に適してない、そういう理論の筈だ」
翔太郎「ウチの事務所に足りなかった物、それはマヌケさとコミカルさ。名探偵を際立たせる為の最高のスパイス、マヌケな助手。居るだけで俺のハードボイルドさが際立つ、いやー思わぬ役得だな」
亜樹子「……はい、これ。大事に使ってね」
翔太郎「ゲゲッ! 亜樹子! って、なんだこりゃ、鏡? おいフィリップ、こりゃいったいどういう意味だ?」
フィリップ「それが分からない時点で、鏡は君にお似合いかもね」
検索ネタも流石に尽きた。なのでオープニングの路線変更。
翔太郎を探偵、フィリップを助手として見るのではなく、フィリップを探偵、翔太郎を助手として見るとシックリくるというお話。安楽椅子探偵と少し間が抜けた行動派の助手、普通にミステリー小説の主人公コンビだろ。
政治家、市民、財閥、朝っぱらからドロドロな三角関係な仮面ライダーW(ダブル)第五話感想。これにマスコミも絡めば完璧だな。
公共事業、風都タワーを巡る人間模様。子供をダシにする政治家、裏のある市民、市民を影で支援し政治家の排除を求める財閥園咲家。ヒクくらいに、公共事業を巡る争いだ。前回はギャンブルで、今回は公共事業、平成屈指の子供向けのWなのに、扱っている題材はえらく大人向けだな。
悪の園咲家が反対している時点で、タワー建設は善扱いされるべきなのに、どうもそれがしっくり来ないのはどうしてだろうか。きっと現時点では、母親のやり方が余りに酷で空寒しいからだと思いますが。亡夫の悲願というキーワードを持ってしても、空寒しい。嘘が嘘を重ねて、もはや取り返しの付きそうにない状況となったのも当然か。もはや、Wが嘘を突き通そうが真実を言おうが、どうにもならない状況。予告を見るに、たぶん、霧彦さんがバラすんだろうな……。
来週のタイトル、「嘘の代償」って言葉が付いているけど、鬱展開にはならないよね! もうなんか鬱ENDのフラグが全部立っちゃってるけど、大丈夫だよね!
変幻自在、Wの六形態の公開が早いのはありがたい。まだ五話なのに、残すはルナトリガーぐらいって。電王なんか、五話の時点でウラタロス初登場だぞ。早めのキバでも、ガルルフォームぐらいしか出ていない。今までは新形態初登場を溜めるやり方だったから、矢継ぎ早に出てくるWは新鮮。同じ射撃フォームでも、連射、一撃必殺、誘導弾と役割が分かれているのも良い。銃というアイテムを最後まで使い切る、Wなら銃ライダー=ヘタれの歴史を塗り替えてくれると期待していいかもしんない。玩具売れてるし、何も無ければ大丈夫だろ。
アノマロカリスと聞いて、一発で姿を思い浮かべられる亜樹子も十分博識だと思う。俺はまず無理。
水を上手く利用し、狙撃位置をハッキリさせないのはいいけど。命中精度からいって、アノマロカリスドーパントは狙撃には向いていないんじゃないだろうか。カモフラージュを巧みに利用するあたりは、狙撃手向けなんだろうけど。次回予告でトラウマレベルの気持ち悪い大きさになっていたのはきっと気のせい。
霧彦さん、あっさりやられそうでやられなさそうな、判断に難しい立ち居地。クレイドーパントはしぶとく生き残りそうなんだけどね。あと園咲さんの会社も、やはりブラック企業っぽいです。何が恐ろしいって、あのレベルで人を解雇するのがもはやギャグではないこと。現実に悪の組織レベルのオツムの会社があるから、なんともはや。ああ、胃が痛い。
誕生、フルアーマーフィリップ!
とりあえず、次回までに現場組の翔太郎と亜樹子はW変身の誤魔化し方を覚えておくように。正体を隠さなければいけないヒーローのお約束、役に立たないと誤解される、変身前の主人公。探偵業で悪評は色々危険だろ。
まあ、翔太郎はトイレに行きました!って誤魔化せば、誰も強くは言わないよ。噛み付いてきそうな真倉刑事は足を撃たれて殉職したのだから……w。