日々雑談~6632~

 X-MENやファンタスティック・フォーはDLC組なので、サイクさんまたDLC行きかなあ。DLCは、ゲームが終わった後、話題性が落ち着いた後の役割を担う、いわばカンフル剤の立場なので、その編、評価はされているのでしょうが。……蓋を開けてみて、サイクさんDLCにも居なかったら泣くけど。

 つーか今回、初期実装にヒューマン・トーチもアイスマンもいないから、スパイダーマンとのチーム「スパイダーフレンズ」が組めないのか。ヒューマン・トーチは炎、アイスマンは氷と、それぞれわかりやすい属性攻撃だけでなく、トラップや敵の攻撃も同属性なら無効化できたので、居なくなるのは攻略的にも厳しいね。デッドプールも加えれば「おしゃべり四人組」でもあったんだが……スパイダー成分はマイルスで、おしゃべり要素はスターロードで補えんかな。

 何気にコイツ、マーベルアライアンス1から3まで、3作連続出演の上、クリア後の隠しキャラにもDLCキャラにもならず、しれっと普通に出てるな……。

日々雑談~2307~

 ちなみに件のタグとは、#魔女集会で会いましょうというタグです。直接ツイートに貼り付けると、検索に引っかかっちまうからね。創作の中に入れる話題としてはちと変則的なので、混ざるのはあまり良くないなと。

 このタグで描かれるお題は、「魔女と拾われる、何者か」。ストレートなものもあれば変則的なものもあり、魔女や何者かに一工夫加えることで個性を放つ作品も。それにそもそも、絵のタッチが違うだけでそれぞれに面白さがあるわけで……こういう創作バトルロイヤルな状況、たまんねえな! しかし世の中、自分の知らない達人や天才ってのはたくさん居るもんだ。才能を世に出す手段として、ネットはいいもんだぜ。

 しかし上でウルヴァリンの魔女力について触れているけど、そもそもX-MENは始まりからしてプロフェッサーXという魔女が五人の少年少女を引き取ったところから始まってるからのう。当然、後続の魔女も多いと。そして、それがいい方向に転がることもあれば、破滅へと突き進むこともある。X-MENは、登場人物でも予測できない悲喜劇が起こる、群像劇だからね……。そりゃあ、ままならんさ。

日々雑談~2204~

 ううむ、ウィスキーをがっつり飲んで、自室に入ってからの記憶が無い……というわけで、こんな時間での更新です。予定より30分早起き出来たので、その時間を注ぎ込んでおります。酒はともかく、こちらの方が健康にはいいかもしれない。

 そろそろ日本での公開が近い&ある程度データーも出揃ったということで、X-MEN:アポカリプスの興行収入の状況を調べてみましたが、ここ最近の映画X-MENシリーズにおける“アメリカ国内では伸び悩み、世界ベースでは良いペース”という特徴が、アポカリプスではさらに顕になっているようです。

 映画X-MENシリーズ内で比較した場合、アポカリプスの米国内での興収は歴代7位です。6位のX-MEN(第一作)を抜く可能性はまだ少しありますが、それでも映画X-MENシリーズは全部で9作なので、あまり芳しい成績とはいえません。
 しかし比較の舞台を全世界ベースにすると、一気にアポカリプスはシリーズ歴代3位までのし上がります。米国内での興収の低調を、他の国での興収で補っている結果です。ここ最近の映画業界は中国市場の拡大もあり、世界での興収が強い傾向がありますが、その中でもX-MENシリーズ、特にアポカリプスはこの流れが顕著ですね。

 X-MENは、コミックスからして国際色豊かで多様な人種のミュータントがいるチームでもありますので、世界志向を目指してみるのもいいかもしれません。国内でのブランド力低下は見逃せない問題ですが、国外での強さは武器です。シリーズ最終作となり、切り替えが求められる時期。アポカリプスの売上も、もう一つのマーベル映画のライン、映画アベンジャーズシリーズと比較すると埋没してしまいますからね。挑戦作のアントマンより、わずかにいいぐらいですし。グランドフィナーレで互角は、正直厳しい話。ここで、何かカンフル剤は必要でしょう。
 ブランド力復活を目指すのか、国外での強さを活かすのか、20世紀フォックスの腹一つです。

 いやまあ、手っ取り早いカンフル剤というか、実際カンフル剤になったのが、歴代映画X-MENシリーズ史上ナンバーワンな映画デッドプールなのですが。中国市場抜きという条件下でも世界で売れて、なおかつ米国内でもヒーロー映画トップクラスの売上と、おかしいことになってるんだけど。シリーズとは別の形の売上を見せつつ、後発作となるアポカリプスにあまり影響を与えていない現状。
 デッドプール。良くも悪くも、X-MENシリーズの映画と認識されてないのかもしれん……。

(データー元:BOX Office

日々雑談~2166~

『レッドマン』 第53話 -サータン 登場-

 公式配信によるレッドマンが、ついにこの話を配信。新三大レッドマンのレッドファイト! みたいな企画を立てた場合、高確率で取り上げられるであろうエピソードが、この53話。観れば分かるのですが、ラスト20秒位の展開が神がかってます。シナリオ、カメラワーク、アクション、BGM。全てが明後日の方向に飛んでって、上手く空中合体した結果、これはもう伝説でしょう。語られるだけのことはある!

 

 映画デッドプール感想~バーリ・トゥードver #3~を作成中なのですが、一度言及しておきたいものの、映画の内容から外れる話がありまして。映画デッドプール感想に組み込むのもアレなので、ちとここに書いてみます。題して、X-MEN:ZEROのデッドプール(以下ZEROプール)はそんなにあかんかったのかというお話。

 ZEROプールはX-MEN:ZEROのラスボスとして登場。ミュータントであるウェイド・ウィルソンを改造。オプティックブラストやヒーリングファクターやテレポート能力を移植したものの、その結果、外見は醜いものとなった上に、口も縫われ喋れなくなり、ウェイドの意思すら感じられない悲劇のミュータントとなっております。
 こうやって書くと、「行き過ぎたミュータント実験の結果」や「ミュータント能力の移植成功例」と、わりとしっかりデッドプールの要素が残っています。オプティックブラスト照射後は目の周りに特徴的な黒い縁が出現、ウルヴァリンの爪のように飛び出してくる爪は二刀流、テレポート能力はコミックスにおけるテレポート装置を連想と、能力的なギミックも実は大外しではありません。

 ZEROプールを個人的に評するなら、“ZEROラスボス仕様のデッドプール”。赤タイツで普段のノリのデッドプールって、正直X-MEN:ZEROの物語のラスボスには向いてないと思うのですよ。つーか、ウルヴァリンの無くした記憶を追うシックな物語なので、べらべら喋ることもシメを飾る敵としては多分向いてないです。そしてテーマにあるのが、ウェポンX計画の悲劇なので、こうして悲劇を全面に押し出して、さらにラスボスに相応しい強さの象徴たるデッドプールは、作品全体で見た場合、おそらく本家より馴染んでいます。

 確かにビジュアルやキャラクター的に望んだものでないし、公式が開き直ってネタにするのも分かるのですが、当時許された状況や物語のバランス的に、ZEROプールは出来る限りのデッドプールだったという見方もアリだとは思うんですよね。映画デッドプールのエイジャックスやネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドなんかも、コミックスでの彼らと比較した場合、ZEROプールもビックリなレベルで違いますしね。まあわりと、映画X-MENシリーズは良くも悪くもアレンジを思い切るイメージがあります。

 ZEROプールは、いじりがいのある存在なものの、それを物差しにX-MEN:ZERO全体の評価や当時を否定する材料にしてしまうのは、ちと違う気がします。

日々雑談~2086~

 気づけば映画デッドプールの興行収入、えらいコトになってますね。2月22日現在、全米での興行収入は2億3千万ドル、全世界での興行収入は5億ドル寸前と、かなりのヒット。全米興行収入ランキングなら、X-MENシリーズ中トップ、ヒーロー映画でも上にいるのはアベンジャーズにスパイダーマンにアイアンマンにバットマンにスーパーマンやミスター・インクレディブルにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーぐらいのものですよ! つーか、チームの認知度低めな状態でポンと出て、この面々と張り合ったガーディアンズ・オブ・ギャラクシー凄いな!
 ここまで書くと、デッドプールがX-MENのリーダーに!とフいてもいい成績なのですが、一旦ちょっと待とうと。これはあくまで全米興行収入の話であって、実は世界興行収入で見た場合、X-MEN:フューチャー&パストが7億5千万ドル弱と、デッドプールに2億ドル以上の差を付けております。
 昨今のアメコミ映画というか映画事情なのですが、かつては半々や4対6ぐらいの比率だった全米興行収入とその他の国の興行収入の割合が、現在では3対7ぐらいに落ち着いております。これには世界戦略や、ネットによる文化のグローバル化のような様々な要因があるのですが、まず数字に強く影響しているといえば、中国の存在。例えば、フューチャー&パストは中国単独で1億ドル以上稼いでおります。これは複数の国の総収入を足してやっと追いつく数字。映画巨大市場としての中国の存在は、思った以上に大きいです
 そんな中、映画デッドプールは「これ検閲したら、ストーリーどうにもならんやん……」との理由により、中国での上映&ソフト化未定と、全力で中国市場ぶん投げちゃいましたからね! なのでまあ、単純計算でも1億ドル近くの収入を得る機会を失ったわけで。
 その結果、映画デッドプールの全米とそれ以外の国の興行総収入の比率は、47.9%対52.1%と、ほぼ半々です。R指定という条件に、この世界戦略。異色なヒーローの映画は、映画を売る上での異色なサンプルとなってしまった模様で。ある意味、リアル。それにしても、中国が居ないと、比率2割弱変わるのか……。
 現時点で、全米での健闘は事実、ここは素直に正座かつ期待を暖めつつ、日本公開を待ちたいところですね。今年はスーパーマンVSバットマンやキャプテン・アメリカ:シビル・ウォーやX-MEN:アポカリプスあるし、多分こういうランキングからは、ちょっと落ちるだろうなあ……。