日々雑談~2259~

 伊豆旅行から帰宅し、留守の間に何か急なことはなかったかしら?と調べた結果、さきほどまでタンスやらベッドやらを運んでました。急な力仕事、癒された身体が疲れを思い出し、超楽しい! (ヤケ

 細かな話は明日以降に語るとして、ひとまず無事であります。山の方に紅葉があるとはいえ、本格的に山が黄金色となるのはちょっとだけ先。一応オフシーズンなのに、観光施設や街にあるのは観光客による賑わい。景気が良くなったのか、はたまた別の理由があるのか、まず賑わいがあるのは良いこと。例え観光地が全国的に下火になっていると言っても、某有名観光地の◯◯や✕✕のとんでもない下火っぷりに比べたら、伊豆は十分息を吐いております。そりゃすし詰め満員でも困るけど、賑わいがないとそれはそれで辛いよ。いやちょうど程よくて、楽しかった。またそのうち行けるよう、気張っていこう。

 

 とりあえず、録画しておいた今週の真田丸を視聴。旅先でも観たものの、ちと観れなかったシーンもあったもので。
 城塞“真田丸”を舞台にした一戦は何度観ても心弾むものの、やはり今回グッっと来たのは、上杉景勝。国主である以上、切り捨てざるを得なかった大切なもの。徳川家康に頭を垂れ、息も絶え絶えになった“義”の精神。そんな景勝が大阪の陣で目にしたのは、かつて自分が期待を寄せた若武者が素晴らしい戦いを見せる姿。そんな真田信繁の手にあるのは、景勝が涙ながらに捨ててきたものばかり。信繁の勇姿は大阪勢ばかりでなく、塞ぎきっていた景勝の心すら救った。なんとも、尊い「日の本一の兵」と景勝の涙でした。やべえなコレ、録画ずっと消せないぞ!?

日々雑談~2235~

 真田丸における関ヶ原の戦いが1分ぐらいで終わったものの、信繁もしくはきり視点でない事件はさっくり流されるという方針から見れば、仕方ないことでもあり。これを何とかするには、BASARAのごとく関ヶ原生中継可能な真田井戸を上田城に設置するか、きりを関が原に投入するしか……きりの生存フラグの強さ的に、撤退中の島津軍にいても生き延びる可能性はデカいな。

 しかしホント関ヶ原の戦いが一日で終わってたってえのはすげえなあ。戦は不確かとはいえ、数々の不確かが重なっての奇跡だぜ。おそらく、徳川方も石田方も、こうなるとは思っておらんかったでしょう。戦の規模的に、諸将が物差しに使ったのは、ずるずる何年も続いた応仁の乱でしょうし。関ヶ原開戦の報せを聞いても危機感のなかった上田城の宴席は、当時の人のリアルな感覚に近いと思うのですよ。

 情報伝達に一週間以上楽にかかる時代。よし、俺は西軍につく!と地方の領主が決断した瞬間、下手すると関ヶ原の決着が付いているという残酷さ。真田丸でも真田同士が戦わないためのプロレスIN砥石城が描かれましたが、同じような長期戦を前提にしたプロレスは全国各地でおこなわれておりました。身内同士だけでなく、大名家同士でも。しかしこの早期決着により、早急に誰もが落とし所を求められることとなり、様々な悲劇が生まれました。最も、そんな中でも聡い武将はきっちり得しているのですが。悲劇があって家が潰れれば、誰かがその家の遺したものをゲットするわけです。

 もし関ヶ原がだらだら続いていた場合、各家はどうなっていたのかというのはちと興味深いですね。周りを東軍諸侯で固められている真田はずっと凌ぐにはしんどすぎるし、上杉は最上奇跡の頑張りと目をギラギラさせている伊達の存在からジリ貧となる可能性は大。厳密に日本と西と東で勢力がわかれたわけではないですが、やはり家康の勢力圏に近い、東の西軍一同の立場はどう仮定しても厳しいのう……。
 

日々雑談~2229~

 ジュウオウジャーに真田丸と、5日の日曜日は面白いもんばっかだったなあ。

 真田丸は真田家のターニングポイントとなる犬伏の別れ。戦国武将としてかつて息子二人を翻弄しつつも、戦国武将であることから先に勧めなかった昌幸を、次代の大名としての資質を手に入れた信幸がついに凌駕。大局的な視点により、真田を滅ぼさないための方策を打ち出すことに。

 関ヶ原の戦いは、誰もが長引くかと思っていたら、一日で終わってしまった戦い。当時の情報伝達の速度を見るに、始まりました!の報せの頃には既に終わっているというね……。だからこそ、各地でちぐはぐなことや計算違いなことが起こるわけで。本気で中立貫いてえらいことになったり、大名同士の一騎打ちという源平か!な事件が起こったり。関ヶ原は本戦以外の地方史もまた、面白いのです。

 

 ジュウオウジャーは通算2000回の直前回、つまり通算1999回目。記念すべきゲストは、海賊戦隊ゴーカイジャー! 過去戦隊にゴーカイチェンジ出来る、最強戦隊候補としても名高い彼ら。久々の復活ということで、ゴーバスターズ以降の後輩戦隊にも変身可能に。ゴーカイジャーのゴーカイチェンジは、ゴーカイシルバーの土下座に支えられてます!

 似たポジションのヒーローとして、カメンライドのディケイドがいるものの、ディケイドの場合、昭和ライダーにはカメンライド(スーパーヒーロー大戦で1号に)したことがあるものの、後輩ライダーはどうなんだろう。ダブルのファイナルフォームライドや幾つかの媒体での示唆を見るに、カードさえあればカメンライド出来る可能性はデカいな……ただ、ダブル以降の2期平成ライダーは、結構ベルトがギミックあったりうるさかったりで目立つ傾向にあるので、ディケイドライバーのままのカメンライドだとちょっと浮くかもしれない。デカいバックルのダブルとか、スイッチ0のフォーゼとか、ベルトさんでないドライブは、少し想像しにくいですしのう。
 あとアレだ、ディケイドの関係者は、基本ディケイドがやらかしてから土下座するタイプだ。 

 そして次回は本題となる二千回、様々な怪人とともに僕らのブレドランさん(ブラジラ)も復活。でずっぱりなブレドランさんもここ数年休んでたけど、休んでいる間はウォースター帝国のヴラックとしてパワーレンジャーで活動してたから、ワールドワイドな視点で見れば休みなしよ。ゴセイジャーとゴーカイジャーがパワーレンジャー・メガフォース(ゴーカイジャー編からはスーパーメガフォース)として一纏めになった結果、ゴーカイジャーでもブレドランさんは大活躍よ! 

日々雑談~2190~

 今週の真田丸、豊臣政権の中でも所謂“鬱イベント”の筆頭である豊臣秀次の切腹回。殺生関白でも、秀吉の暴虐でもない。ただ行き違った結果による悲劇が描かれました。秀次切腹の際の画面の美しさ、美しいからこそむごい。

 秀次がヘタれすぎるんじゃないのか。こんなことで死ななくてもor殺さなくても。確かにこの見方もわかるのですが、長編ドラマは一話の点ではなく、線で構築されるもの。特に一年続く、大河ドラマは。

 秀次が追いつめられる姿、身の丈に合わぬ重責に押し潰されそうになる豊臣家の面々、秀吉の中の織田家配下時代から潜んでいた闇。今までの話で語られたこれらが噴出した結果、このやりきれない悲劇に至った。こうするために、話を作ってきた。点ではなく線で考えれば、唐突さは薄れていくかと。あと、真田丸公式サイトにある、秀次を演じた新納慎也さんのインタビューも、この作品における秀次を知る参考になります。儚いし、辛いなあ……。

 そしておそらく、この秀次の死も線を構成する点の一つです。この呪いが、今後の豊臣家にどう関わってくるのか。己の中の闇を飼い馴らせなくなってきた秀吉は? 滅亡と敗北が結末に定まっている真田丸。今一番、楽しみなドラマです。

 今週は黄金の日日以来の演松本幸四郎さん(当時は市川染五郎名義)の呂宋助左衛門登場回でもありましたが、オーラが、オーラが半端ない……まるで、仮面ライダーやウルトラマンの最新作に出てくる、藤岡弘、さんや黒部進さんのような先輩ヒーローオーラ。いやね、藤岡弘、さんは真田丸出てるけどね! そうじゃなくてさ!w

日々雑談~2165~

 今週の真田丸、業が深すぎて困る。過ちの積み重ねにより自身が破滅に足をかけてしまったことに気づいている北条氏政も見ていて辛いのですが、宿敵である北条を滅ぼせる状況にありながら鬱屈としている真田昌幸とこれまた大義なき戦に鬱屈している上杉景勝。

 このような負の感情を背負っている面々もそうなのですが、むしろ納得出来ないものを抱えつつも、なんとか押さえ込んでいるメンツ。そして必死に働いている信繁の方が、ある意味ねえ……戦を回避したい戦乱の世に戻したくないとの意思を持つ徳川家康と石田三成が、将来日本を戦乱の世に逆戻ししかねない大戦を起こしてしまう。時代に適合できなかったと北条家を評する信繁が、自身も時代に適合できない者として大阪城に立つ。上手いというより、なんてえげつないストーリー展開。関ヶ原まで行かずとも、近々大変なことになる人たちも多々いるわけで。うわあ、先が気になるけど、怖ええ。

 そんな中、唯一純粋な癒やしとなるのが高木渉もとい小山田茂誠。いやなんでアンタ、北条に居るんだよというツッコミすら無意味に思えるくらいの笑み。この青春サツバツ劇場な小田原に、居てくれてよかった! そして小山田様再登場に、しっかりとした歴史的な裏付けがあったようで、ビックリよ。
 あの、ところでひょっとして作中人物全員、小山田様に姉上生存!の連絡だけでなく、存在自体を忘れてたとか無いですよね……?