日々雑談~2176~
つい先日まで大阪をぶらぶらしていたのですが、その際、関西初のアメコミカフェ&バーのCROSSOVERさんに足を運んできました。いくら面白そうとはいえども、場所が大阪の外れだったりしたら困るなと思って調べてみたら、道頓堀沿いでなんば駅からも近く、関西のオタカルチャーの中心地日本橋からも近い場所。こんな良い場所にあるなら、行くしかあるめえよと。
“道頓堀の戎橋をグリコの看板を背にして渡って、一つ目の信号を右に曲がってずっとまっすぐ。しばらく歩くと、右側にCROSSOVERの看板が出ているビルが見つかるからそこ”
“近鉄日本橋駅or地下鉄日本橋から堺筋に出て、北に直進。川を越えたら、つるとんたん宗右衛門町店がある角を左折。しばらく歩くと、左側にCROSSOVERの看板が(以下略”
土地勘のない自分でも、だいたい道が説明できるわかりやすさ。公式サイトのAccessにも住所連絡先や更に詳しい案内が載っているので、ここを見れば迷うことは無いと思います。あとは看板のあるビルに入ったら、エレベーターで一番上の6階へ。店は7階にあるのですがいかんせんエレベーターが直通していないので、エレベーターを降りたら、そこから階段で。7階の一番奥にある店がCROSSOVERです。重々しい扉ですが、店名も書いてある上に、アメコミヒーローのポスターもたくさん貼ってあるので、ダイジョウブ、コワクナイヨー。
アメコミカフェ&バーということで、業種的に似たイメージがあるのは、東京の高円寺にあるアメコミ喫茶ACBDさん。両方共、原書や邦訳に資料集のようなアメコミ関連の書籍がたんと置いてあり、がっつり読めるというのは変わらないのですが、静かな環境で読むことに没頭するACBDが“静”ならば、CROSSOVERは“動”ですね。両店は東と西に分かれておりますが、コンセプトの違いからして、隣同士でもなんか共存できる気がします。
自分は夜のバー営業の際に伺ったのですが、まず出迎えてくれたのはスクリーンに大写しになった東映版スパイダーマン! CROSSOVERはバー営業の時間帯、色々な映像コンテンツを流してくれているのです。アニメバットマンを始め、映像コンテンツも沢山揃っております。もちろん、前述した書籍の数も十分なものがあるので、そっち目当てでも大丈夫。観る、読む、共に不足なし。
いやねえ、人当たりのよいマスターやツレや他のお客さんと話しながら、オリジナルカクテルのスパイダーマンやフードメニューのヴェノムポテトを肴に、東映版スパイダーマンを見つつスパイダーバースを読むとか、めっちゃ楽しいじゃん? CROSSOVERはコミュニティの集う場所、または始まる場所として、相当なポテンシャルを持っていると思います。酒も食事も、コンセプトのおまけというには勿体無い代物。キングピンやデッドプールといったカクテルは「あー、確かにデッドプールだわ」となる外見や味を持っていて、イカスミとチーズを使ったヴェノムポテトのシンビオート直がけっぷりもナイス。それでいて美味し。
予算的な話をすると、数時間だべって飲み食いしても一人2000円ぐらいで収まるので、中々に安価ですよ。
関西圏に住んでいてアメコミに興味がわずかでもあるのならば、CROSSOVERに行かないのは勿体ねえですよ。関西圏以外の人も、旅行の際、スケジュールに組み込んでもOKなライン。あそこはそもそも、観光地たる道頓堀の一部だ! いやね、ホントにオススメですよ。営業時間や告知に関してはツイッターアカウント(@crossover_osaka)をメインとしているので、こちらをチェックしてからGOです。