ディスクウォーズ:アベンジャーズ、45話。
レッキングクルー再登場! レッキングクルー大活躍!
僕らのバカルテットこと、レッキングクルー大復活!
前回が前回だったので、微妙にナメられてる中、四人揃って大暴れ!
「ウソ、強い!?」
「アイツらこんなに強かったのかよ!?」
ソーのムジョルニアと同じ、投げても戻ってくるバールの特性を使ってのブーメラン攻撃! 地割れ攻撃を起点とする四人がかりのフォープラトン! ムジョルニアと素手で殴り合い、シールド攻撃もワスプスティングにも耐えてみせるタフネス! 四人がかりとはいえ、ハルクを押し返してみせたパワー! 解体業者力溢れるダンジョン攻略法! 日本よ、これがレッキングクルーだ!
バチ魂公式ブログでも総登場が「全バチ魂ユーザー感涙のあいつらがついに……」言われたりと、実に猛プッシュ! いやー、ついに日本でもレッキングクルーの時代が始まりましたね! 公式人気投票でヴィラン部門のビリ独占寸前だったけど! ありがとう、コットンマウス!
いやまあ、こっちが微妙に戦力整ってない時や、突破できる火力が無い時は、アホみたいに強い時あるんですよ、彼ら。原作での設定スペックを補正抜きで並べた場合、おそらくハルク>>レッカー>他のメンバー>>パワーマンですし。何気にバールや鉄球や本人たちのベースが“神の力“なので、ハルクが持たないビーム系の攻撃手段や魔力魔術への耐性があるのもポイント。
頑張った! 今日、すげえ頑張ったよ! ハルクがパワーマンをぶん投げるツープラトン、ダイナミック・スピードボールなんて無茶技くらって死ななかった時点で頑張った! アレの元ネタというか似た技としてあるのが、X-MENにおけるコロッサスがウルヴァリンを投擲するファストボール・スペシャルだけど、アレは爪の殺傷力があるとはいえ投げるのは小柄のウルヴァリン。大柄でタフなパワーマンがあの勢いで突っ込んできたら、相手良くてミンチだよ! 五体満足でDセキュアされただけで、レッカー頑張った!
しかしセレブレティ5のジョエルさん、レッキングクルーの新メンバーと言われたら信じるぐらいに馴染んでましたね。アイツ、ロックすぎるぜ……!
バカ四人に話持ってかれたー!?と思っていたら、夕焼けの砂漠にてのVSローニン。剣術だけでなく、初代ローニンが使ったことによりアイコンとなったヌンチャクを駆使し、アベンジャーズと単独で渡り合う!
トニーだけは察していた、マスクの下の素顔がついに顕に。当たってほしくなかった予感、ローニンの正体はアカツキ・ノゾム博士。いったい、ダークディメンションに落ちた博士に何があってこうなったのか。アイアンマンを蝕む力の正体は。もうこうなったら、魔法しかない! 若干投げやり気味なものの、来週遂に最後の大物ヒーロー、ドクター・ストレンジ参戦! ちなみに、序盤少し出ていただけなので、マジ一年ぶりに近い登場。アイツ一人でいいんじゃないかなを地で行く人なので、ここまで引っ張ったのはしょうがない!
今日の紹介はレッキングクルー!
……ではなく、先週の話となりますがクールなアイツということで。だってねえ、流石にレッカーとレッキングクルーでアイツら二回やってるようなもんですし! いやまあ三回目もバランスとか忘却すればやってもいいんですけどね!?
ブリザード
アイアンマン、トニー・スタークの会社であるスターク・インダストリーズ。大企業であるインダストリーズは、ハンガリー人科学者であるグレゴル・シャパンカ博士を雇用する。彼が研究している人体の冷凍睡眠や冷凍保存技術に期待しての事だったが、博士の頭にあるのは全人類の夢である不死不老に、自身が到達することのみだった。研究は、そこに至るまでの過程にしか過ぎない。グレゴルはトニーの技術を盗んで売り、更なる研究資金を得ようとするが発覚、会社をクビになってしまう。
悪へと堕ちた彼が進む道は、犯罪者の道しか無かった。グレゴルは自身の持つ知識技術を悪用し、極度の冷気を放射するスーツを開発。犯罪者ジャック・フロストとしての活動を始める。
ジャック・フロストはスターク・インダストリーズを急襲するが、当時会社のボディーガードを自称し、トニーとは別人のふりをしていたアイアンマンに敗北。その後、しばし姿を消すが、更に強化開発を進めたスーツと、新たな名、ブリザードを称し、再びアイアンマンに挑んだ。
グレゴルはブリザードとしてアイアンマンの宿敵となるが、トニー・スタークとは別人な未来のアイアンマン、アイアンマン2020により殺害されてしまう。ブリザードの名とスーツは、トニーの敵である企業家ジャスティン・ハマーの手に渡り、彼の部下であったドニー・ギルが譲り受けることとなる。二代目ブリザードはこうして生まれた。
ドニーはやがてハマーの元から去り、一人のヴィランとしての道を歩み、やがてトニーとの和解やヒーローへの転向、再びヴィラン化と波乱の道を歩むこととなる。一時、ドニーの友人で元犯罪者のランディ・マックリンがドニーの予備スーツをいただきブリザードになったことがあるが、彼がブリザードになった理由は刑務所出所後に仕事が見つからなかったことへの自棄が多分だったので、スターク・インダストリーズに雇われることでスーツを脱いだ。
つまりブリザードは、初代のグレゴルと二代目のドニー、この二人が正体であり、つまりは二人しか居ないのだが……ややこしいことが一つある。今から上げるのは、ドニーが中身のブリザードとなる。
幾度ものアップデートの結果、非常に多くのブリザードとしての外見を持っている。記事の最初に載せたディスクウォーズのブリザードにも似た最新型アーマーの中身もドニー。別人レベルでスーツのデザインが変わっている。元はといえば、初代のグレゴルもがっちり目な黒いスパイダーマンのようなスーツを着ていた時期もある。ついでに言うと、アニメや他所の世界でのアレンジもかなり激しい。それらも下記に挙げてみるが……なんとも、ややこしくもめまぐるしい。
ブリザードの能力はスーツにあり、装着者は皆、常人である。ブリザードスーツのウリは、スーツの各所に仕込まれた小型低温保持装置マイクロ・クリスタリオット。この装置の力により手袋から放たれる氷や冷気が、ブリザードの武器。激しい冷気だけでなく霧や吹雪にみぞれが発生可能。鉄板をも貫く氷のダーツに移動用となる氷の滑り台の生成、人体に直接冷気を送り込むことでの人体凍結なんて荒業も出来る。弱点は、マイクロ・クリスタリオットが冷気や氷を発生させるに、大気中の水分が必要なこと。乾燥地帯だと上記の能力は一切使えない。一応、電撃やエネルギー増幅装置なんてのもついてはいるが、これで例えば砂漠での戦いを勝ち抜くことは難しいだろう。ディスクウォーズでは、凍土のロキ城でアベンジャーズと戦ったが、彼にとって冷たい上に水分も十分なあそこは、絶好の戦場だったと言える。
X-MENのアイスマンと似通っているが、かたやアーマータイプ、かたやミュータントと、初期位置はだいぶ違う。最も、アイスマンは未だ発展登場な上、彼の冷凍能力は分子を直接振動させることで発生させている物なので、ブリザードの頻繁なアップデートでも追いつけるかどうかは微妙な所。アイスマンの場合、現在持ち得る冷凍能力ですら、秘められた本質の前座との説もある。