日々雑談~5751~

 世間は鬼滅でえらいことになってるけど、こちらはこちらで豪快で豪華な企画。頭脳派でありつつも頭が程よく悪くて、そこそこの兵力を持ちつつも人の話を聞かないロキが兵法入門のMVP。成功例と失敗例を行き来することで、なんだかんだでロキが話を動かしてるよなあと。しかしまあ、ロキが軍略への未熟さを見せる一方、レッドスカルとドクター・ドゥームが名将の例として取り上げられている辺り、実にロキが可哀想ではある。ドゥームの旧友であり同盟者のネイモアを動かすことで、ヒーローに加勢せず、調子に乗ったロキの戦力を削ぐって、おそらヴィランの最適解だよな。

 それにしても、こうして改めて電子書籍のアメコミを読むと思うのは……アメコミ、文字が多いから、タブレット以外だと読みにくいな。携帯だと小さすぎるし、PCだと大まかすぎる。動きで見せる日本の漫画だと、ここまで差は感じないんだがなあ。

日々雑談~2062~

 雪は止んだものの、げに恐ろしきは積雪。今日、デカい店のこれまたデカい屋根から雪が落ちて、下に駐車してあった車2台の天井がベコベコになるのを見てしまいました。持ち主的には災難すぎるけど、人に落ちなくて良かった……。
 
 コツコツやっていたモンスターハンタークロス。先日、ラスボスを倒し、ハンターランク上限が開放されました。
 やっぱ今回、目に見える理不尽は減ってますね。前作のMH4Gは極限化やラスボスの仕様が、ソロでやるの無理筋すぎないですか!?な仕様だったからなあ。今回は、今まで無理だったモンスターも、モーションの変化やスタイル&狩技の存在により、その無理さに突破口ができている感じで。新たな追加要素である獰猛化も、準備を整えてから相対すれば、結構どうにかなります。相性抜群のヘビィボウガンで獰猛化ドボルベルクに挑んでの感想は「よし、乱獲しよう」でしたからね? 体力抜群かと思ったら、貫通弾でもう蜂の巣ですよ。
 これからもまだ、未解禁のモンスターや手を付けていない古龍一同がいるので、ちびちびやっていくつもりですが。あとアレ、二つ名モンスターどうにかしないとなあ。アイツらのギリギリ倒せる強さも、中々だと思う。
 
 昨日、デッドプール邦訳奇譚~デッドプールの兵法入門~をアップしました。この作品は、多くの人がイメージするデッドプールにかなり近い気がしますね。アメコミ全体を通して見ても、結構ライト寄りの作風でもありますし。
 あとこの作品、孫子の基本に則った指揮官や集団として描かれているキャプテン・アメリカやX-MENが、何気においしいですね。このやり方が戦術的に正しいんだよというのは、普段だと読者に伝わりにくいですからね。孫子が引用される兵法入門ならではの要素に、上手く乗っかってたんじゃないかと。
 しかし、ソーやロキは優れた戦士や謀略家でありながら、指揮官としては今回やらかしも多かったなあと。アスガルドに孫子がないのは仕方ないとはいえ、代わりに兵法の入門書となるようなもの、あるんだろうか……?

デッドプール邦訳奇譚~デッドプールの兵法入門~

デッドプールの兵法入門

デッドプールの兵法入門 表紙

あらすじ
『孫子』とは古代中国の思想家、孫武の作とされる、古今東西の兵法書のなかでももっとも著名なものの一つである……が、ひょんなことからタイムスリップしたデッドプールは『孫子』のテキストを盗み出し、ベストセラー作家になって大もうけしようと企む。しかし、21世紀の厳しい出版界では、売れるためには話題性が必要だと言われてしまう。そこでデップーは考えた……だったら『孫子』は本当に使える本だと証明すればいい! こうして人間界とアスガルドを巻き込んだ一大戦争が始まった。果たしてデップー先生の作家デビューは成功するのか?(Amazon商品紹介より抜粋)

 

F「2015年中に終わらせるつもりでいたけど、年が明けちゃったよ! それでもめげずに続ける邦訳レビュー。今年一発目はデッドプールの兵法入門で」

S「もう終わりは見えてる感じではあるな。まあ、そっちが更新できない内に、また新刊が出る可能性も大きいけど」

F「やめて! それはそれで嬉しいけどやめて! とりあえず、この作品のポイントとしては……読んでて楽しいよな、やっぱ」

S「タイムスリップして孫武をぶっ殺して、兵法書の『孫子』奪ってきたぜ! これビジネスにも流用出来そうだし、俺ちゃんが翻訳して出版したら、めっちゃ売れるんじゃね?」

F「孫武を殺すの流れが丸々無けりゃあ、数多くの出版社でありそうなやり取りだけど。織田信長や豊臣秀吉に学ぶビジネス書を出す系の」

S「大河ドラマにかこつけての、黒田官兵衛から学ぶとかな! 今年だと、真田幸村?」

F「父親の昌幸も弟の幸村も徳川に逆らっている状況で、家を保ちつつ拡大させた真田信之の方がビジネス書的にゃあ学ぶことがあると思うんだが……でも実際このデッドプールの兵法入門、世界の兵法の根幹とも呼べる“孫子”を知るには、結構いい本だと思うのよね。歴史に名を残す多くの軍師が、孫子を基礎教養にしているからな。奇策を得意とする軍師だって、まず孫子で基本を学ぶんだぜ?」

S「アスガルドでロキの軍師となったデッドプールの兵法は、普通に孫子に則ろうとしているよな。そして、いやそれアカンから!という事をやらかして反面教師になるロキ様……」

F「この本のロキはビジュアルはレトロなオッサンロキであるものの、策略家でありながらわりと隙があって高転びもする、映画のロキ(演:トム・ヒドルストン)にキャラ造形が近い気がする。ここ数年、映画で出番の無いロキ。ロキファンのタモロスならぬロキロスを埋めてくれる作品として、このデッドプールの兵法入門とディスク・ウォーズ:アベンジャーズを薦めてみてもいいんじゃないかな!?」

S「ディスク・ウォーズのロキは、面白愉快だったからなあ……例えばこのWIKIのディスク・ウォーズの項目、かなりのリソースが“ロキ様ウォッチング”に割かれてるし」

F「ロキ様のおもしろシーン、全部で57項目! 書いた人の努力に、頭を垂れるしかないぜ。あんまりに語ると、この記事もロキ様ウォッチングになりかねないので話を兵法入門に戻すぞ。デッドプールがロキを炊きつけた結果、アスガルドで戦争が始まり、あれよあれよと言う間にニューヨークも巻き込んだロキVSヒーローの戦争が始まるわけだが……」

S「メンツがめっちゃ豪華だよな。アベンジャーズにX-MENにファンタスティック・フォーと、メジャーなチームのメンバーが勢揃いだ」

F「ナレーションで名将と称される、二人の超大物ヴィランとかもな! いやとにかく、豪華。全四話の中編で、ここまで多種多様なキャラクターが揃って、なおかつ戦争というバトルに挑む作品って、早々無いんじゃないかな。この当時本誌では色々あった(例:死亡、闇堕ち)キャラも、“こまけえことはいいんだよ!”精神で普通に参戦! これまた、アーティストのスコット・コブリッシュによるアートも良くてなあ。紙上に大戦を描ききるこの筆もまた、海外コミックスへのイメージを変える新風として紹介してもいいんじゃないかな!」

S「ふうむ、この作品、結構気に入ってる感じ?」

F「タイトルはデッドプールの兵法入門だけど、アメコミやデッドプールの入門書にしてもいいんじゃないかな。比較的安価な1400円(税別)という価格かつ、一冊で完結。多くの人が抱くデッドプールへのイメージを、全四話でまとめ切った巧みさ。入門書に求められるポイントは、抑えられている感じだな。まあ、デッドプールは元々……」

S「元々?」

F「短編や中編、読み切りが多いからな。単発的な作品は、その単体で完結するように作るのは、古今東西の創作出版物における鉄則だ。元々そうやって作られた作品を邦訳すれば数多くの人が読める作品になるのは、当然だろ? 若干形は違うものの、長編の第一話もわかりやすいな。なにせ、そこから始まるんだから」

S「なるほど。道理だ」

F「何回か口にしている道理だけどねー。でもまあ、こうしてちゃんと書いて残すのも大事よ」

デッドプール邦訳奇譚~0~

アベンジャーズ アッセンブル!

ふじい(以下F)「祝! デッドプールアベンジャーズ入り! ということでね、今月10月より始まるアンキャニー・アベンジャーズ誌では、人類とミュータントとデッドプールの為に戦う、新生アベンジャーズが結成されるわけですが」

サイレン(以下S)「待って。理解が追いつかないから。待って」

F「いや。待たない。スパイダーマンやスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)も参加する本格的チームを率いる、僕らのデッドプールさん。一体何がどうしてこうなるのか楽しみデスね! アベンジャーズのリーダーだ!(CV子安武人) まあこれは本国アメリカでの動きなわけで、日本での動きとなると……まず思い当たるのは、最近の邦訳ラッシュ」

S「確かになあ、8月のデッドプールVS.カーネイジアイデンティティ・ウォー:デッドプール/スパイダーマン/ハルク。アイデンティティ・ウォーは三人が主人公みたいな形だから微妙だとしても……9月はデッドプール:モンキー・ビジネスデッドプールの兵法入門、押しも押されもせぬデッドプールが主人公な作品が、2冊出ている。これもはや、月刊デッドプール状態?」

F「10月も小学館プロダクションからデッドプール Vol.1:デッド・プレジデントが、ヴィレッジブックスからデッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプールが出るから、今月も月で2冊発売ということになるな。ああ、11月はデッドプールVol.2:ソウル・ハンター(仮)が、12月はデッドプールVol.3:グッド、バッド・アンド・アグリーが決まっているから、来月以降、少なくとも今年いっぱいは月最低1冊、邦訳デッドプールが発売されることになるな」

S「立派な、月刊化じゃないか……どうしてこうなった!」

F「ホントになあ。そして、ここに来て気がついたんだ」

S「何に?」

F「いやさあ……数、多くない?」

S「そりゃあね! このペースで出てれば多くもなるよ」

F「10月現在で、Amazonにデッドプールの邦訳、発売予定の物を含めて10冊以上あるからなあ……」

S「しかもそれ、数冊増えるの確定だろ」

F「来年どうなるかはわからないけど、場合によっては20冊に達しかねん。というわけで、ここで一度、この本はどんな本なのか、いったい他にどんなキャラが出てくるのか。一度レビューという形でまとめた方がいいんじゃないかと思ってよ。時系列だって一貫してないし、長編、中編、短編が入り混じっている状態だしな」

S「なるほどねえ」

F「邦訳っていうのは、単に洋書を日本語訳したものじゃなくて、いわば世間に訴えかけるフックだからな。日本語に訳され、日本のいろんなトコの書店にズラーっと並ぶ。だからこそ、邦訳や映画や、日本発の……例えばディスク・ウォーズみたいな作品は、尊重したいよな。市場の開拓者としての役割を、公で担っているわけだし」

S「そうだな。洋書を読むことや入手は、思ったよりも簡単なことだけど……本屋で金を払って入手すれば、そのまま読める普通の本とは、難易度に格段の差があるものな」

F「だからこそ、出来る限り応援したいし、例え手作業レベルでも道標を作ってみたい。作っておけば、誰かが何かの足しにしてくれるかもしれないわけで。なので、しばらく日替わりで1冊ずつデッドプールの邦訳本を紹介していく予定だ。もし別の重要なニュースが入ったり更新できなかったりしたら、その時は変更もしくは休止のアナウンスはするけど……基本しばらくはこの企画をやっていく」

S「わかった。それでいこう。ところで、最初にした本国でのデッドプールはアベンジャーズ誌での話だよな? デッドプール本誌はどんな感じなんだ? ついこの間まで、死んでたよな?」

F「ああ……なんでも、気付けばデッドプールが、全世界人気ナンバー1のスーパーヒーローになってるらしいぞ」

お帰り! デッドプール祭り

S「だから待って、本当に待って!」

日々雑談~1986~

 仮面ライダードライブの最終回ゴーストの事件。仮面ライダードライブという物語の最終回は先週で、今日は刑事泊進ノ介の物語の最終回と言った感じでしたね。前作の鎧武が最後までどうなるんだ!とハラハラドキドキさせてくれた作品だとしたら、ドライブは徐々に盛り上がってのシメと正統派なラストをみせてくれた作品。いやー、やっぱ仮面ライダーは毎年いい感じに様変わりしていて面白いわ!
 ところで、かの仮面ライダーGが戦ったシェードとドライブのネオシェードって関係あるんですかね。軍隊っぽい色と国家観のあるところは、確かに似ているんだよなあ……。なお、仮面ライダーGが他のライダーとつながっているかどうかは、でえじょうぶだ、SMAPでもディケイドがなんとかしてくれらあ!

 久々に街に出て、デッドプールの兵法入門デッドプール:モンキー・ビジネスをまとめ買い。スケジュールやお金の都合諸々、そして原書を読み込んでいる二作というのもあり、購入が遅れてしまいました。いやー兵法入門は、普通に「マンガで分かる孫子」として売りだしても何ら問題無いですね! あと、ジョージア州の訛りっぷりはなんなのもう!w
 ある程度、デッドプールの邦訳本も増えてきたので、この二作と刊行予定の作品も含めて、デッドプールメインな全邦訳本紹介もおこなう予定です。今のところ、受注販売は除くとして……8冊ぐらい? ここまでくるのに、長かった!