2019年5月5日
/ 最終更新日 : 2019年5月30日
fujii
アメコミ
ふじい(以下F)「今、時期的にはもうアベンジャーズ/エンドゲームの時期なものの……その直前のMCU映画、キャプテン・マーベルもなかなか良かったよな」
サイレン(以下S)「ああ。同じ宇宙メインのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは、ちょっと違った感じでよかった」
F「エンドゲームの隠し玉として、インフィニティ・ウォーで存在が示唆された、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースを描く物語にして、アベンジャーズ誕生前夜を描いたストーリー。MCUでは指揮官として一歩退いたところに立ちがちなニック・フューリーが、前線でバリバリ働いているのもよかったね」
S「MCUの第1作目のアイアンマンからいるのに、21作目のキャプテン・マーベルまでよくわからんけど偉い人ポジションを貫いてたのもすげえよな」
F「実際の時間で10年以上、出自もスキルも漠然としたままシリーズレギュラーだったんだよな、フューリー……。それはそれとして、今回、キャプテン・マーベルで初登場となったあの種族のことも、忘れちゃならんだろ」
S「ああ。変身能力持ちのスクラル人か。コミックスだと、スクラルが銀河三大帝国の一つなんだっけ?」
F「キャプテン・マーベルやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでも重要ポジションにいるクリー、ストーリーがX-MEN寄りなこともありMCUでは出番のないシーア、そしてキャプテン・マーベルで映画初登場となったスクラル。この三勢力がいわゆる銀河三大帝国だ。母星がギャラクタスに食われたり、皇帝一族が丸ごと死んだりで、時期によってパワーバランスにズレが出るけどな」
S「むしろ、よくどこも滅んでねえな……」
F「もともと、コミックスではファンタスティック・フォーやアベンジャーズと激しくやりあっていただけあって、スクラル人の映画への登場は待ち望まれていたからな。まず勢力として、人気がある。キャプテン・マーベルへの登場は、意外ではなく、いよいよといったところだな」
S「スクラル人にとっては汎用能力だとしても、変身って十分個性的な能力だよなあ。キャプテン・マーベルでも、ヒーローVSババアの画太郎先生ありがとうレベルの絵面が結構あったし」
F「実にSNS向けというか、最大瞬間風速が高そうな絵面だったよな……。こういう、創作でも普通無いだろう!と言いたくなるようなシーンを作れるのは、変身能力の利点の一つ。そして、映画キャプテン・マーベルでスクラル人を引っ張ってたのは」
S「たしか、タロスだよな。ほぼ映画では唯一のネームドスクラル人。映画の重要キャラにして、話のカギを握る重要人物だったな」
F「ああ。まさか、コミックスではスクラル人の恥さらし、スクラルのヤ◯チャ、スペースローカルヴィラン扱いのタロスがああも立派に実写化されるだなんて……」
S「お前それ、流石に人違い、宇宙人違いなのでは!?」
F「いやでも、スクラルのタロスって、知るかぎり他にいないしなあ」
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