日々雑談~6757~

 1984年……アップルから初代Macが出て、ロサンゼルスオリンピック開幕、レーガン大統領が再選された時代……。
 冷戦真っ最中だし、何も起きていない年ってわけじゃないんだけど、たとえばキューバ危機やドイツ統一みたいな、いかにも舞台になりそうな事件は無かった年というか。

 少し発想を変えると、85年に書記長に就任したゴルバチョフによるペレストロイカで冷戦は改善傾向に。つまり84年は冷戦が終わりへと向かい始める前の年、この時なにかの事件が起こって、結果的に85年の冷戦改善に繋がった……というのはありそうだな。欲望と狂乱がキーワードなのも気になるね。

 そういえば、DCの一大イベント「クライシス・オン・インフィニット・アース」とその影響によるニューアース誕生は、だいたい85年~86年にかけての出来事だったな……。

 ワンダーウーマン1984が戦わなきゃいけないのは、この物差しよ。なにせ第一作で強敵だったアレスが、ステッペンウルフと戦う神その1になったのは痛かったなあ……。これ、過去に無双したのをダークサイドに切り替えるとかで、流石にパワーバランス調整しておいたほうが良かったと思う。つーか、ジャスティス・リーグにアレス役のデヴィッド・シューリスを呼んでおいて、映画ボス対映画ボスというアガりまくる構図を撮らなかったのはすっげえもったいねえわ。

 MCUは単発で稼いで集合映画で大稼ぎという構図を完成させたんだけど、DCEUは単発の方が儲かっちまったんで、無理に軌道修正するか、今の方針でいくかの二択なのよね。この方向性への光明と差別化で、単発重視な後者のほうがいいとは思うんだけどね。

日々雑談~2326~

 今日はニュースの情報量が多すぎる……そんな時は、ツイート貼り付けだ!

 おいおい、ヤベエぞニンテンドーswitch! 任天堂も、ゴリラを推すことで世界に今以上の勝負をかけて来たか……switch、予約しようかと頭をよぎったものの、マリオカートやスプラトゥーン2が出る本番はまだ先というのと、今月発売のモンハンダブルクロスを初めたら、触ってるヒマ無いだろうなーということから見送ったんだけど……くそ、まさかこんな隠し玉を用意していたとはな。

 それはそれとして、DCコミックスの日本展開とキョウリュウジャーの韓国での続編ですよ。かたや文化の輸入、かたや文化の輸出と、実にクールジャパン。クールジャパンというと、輸出ばかりが優先されがちですが、こうして向こうの文化と触れることで学べることは必ずあると思うのですよ。海外で売るのであればその市場を考えなければいけないし、逆に海外のものを日本で売るのならば日本の市場をつぶさに見なければいけない。この、自分の足元を見ることは、結構忘れがちなトコです。しかも他所に精通すればするほど、忘れてしまうという。そのアメコミ関係のテキストを書いた人は本来知識も経験もあるはずなのに、日本の市場と現状を見ていない結果、レベルは高くとも需要と人気が全くないブツを仕上げてしまうっての、無い話じゃないもんなー……。

 兎にも角にも、こうして動きがあるのはいいことですよ。俺は手代木史織先生のジャスティスリーグもキョウリュウジャーの続編も見たくてたまらないから、現時点でたまらんぞ! 想像も出来なかった未知なんて、最高じゃないですか!

日々雑談~2220~

 時間が出来たので、LEGO®スーパー・ヒーローズ: ジャスティス・リーグ〈地球を救え! 〉と、LEGO(R)スーパー・ヒーローズ : ジャスティス・リーグ〈ゴッサム大脱出〉をまとめて視聴。安価で買えて、レンタルもし易い。DCコミックスのアニメ作品中、日本で一番入手しやすいんじゃあるめえか。そんな、レゴジャスティスリーグシリーズ。レゴだから出来るアクションで子供を笑わせつつ、大人だから分かるブラックさもちょっとだけ入れて、思いもよらぬ原作要素でマニアの心をくすぐる。観てみるとストライクゾーンがめっちゃ広い、良いアニメシリーズです。

 〈地球を救え! 〉は、縮小光線で地球を小さくしようとするブレイニアックとの、宇宙や時空を超えた戦い。〈ゴッサム大脱出〉は、周りの勧めによりバカンスに出かけたバットマンの代わりにゴッサム・シティを守ることになったスーパーマンと、バカンス先で地底帝国を侵略したベインと遭遇したバットマンの二元中継。〈地球を救え! 〉ではここ最近ドラマが大ヒットなスーパーガールが出演したり、〈ゴッサム大脱出〉は最強の傭兵デスストロークが意外なポジションで出てきたりと、サービス精神と工夫、共に旺盛。

ブレイニアック「スーパーパワー、スーパースピード、スーパー戦士……ジャスティスリーグはスーパーばかりだが、このバットマンだけはスーパーじゃないな。コイツはどうでもいい」

スーパーマン「君(バットマン)の居ない間のゴッサムは僕が守るよ。ここの犯罪者は、殆どスーパーパワーを持ってないんだろ? だったら僕には何の問題もない」

 両作品でそれぞれ、わかりやすいフラグを立てる男たち。当然ながら、ブレイニアックはバットマンに出し抜かれ、スーパーマンはジョーカーにメタメタにされるわけですが。
 ふっ、最初は「この宇宙人野郎(スーパーマン)、誰かが監視してなきゃダメだろ」との人間不信でジャスティスリーグ入りして、一年ぐらいしてだんだんデレてきたものの、今までが今までなせいでジャスティスリーグの友人の輪の中で唯一“同僚”扱いのバットマンをなめるなよ! つーか、ブルース・ウェイン。攻略難易度高過ぎるだろ! 乙女ゲーやギャルゲーなら苦情が入るレベル。アーケード時代のアイドルマスターの千早や伊織だって、もうちっとマシ……いやそうでもないな。互角だな、互角。

 チアガールのアクションとノリを戦いに組み込むスーパーガールを見て、若さについて考え始めるワンダーウーマン。普段会話の途中で居なくなるバットマンに慣れたせいで、ちゃんと話を聞いてくれるスーパーマンに驚くゴードン警部(人が話している最中に居なくなるなんて、失礼じゃないですか:スーパーマン談)。悪役らしく自分の陰謀を明かそうとしたら、全部バットマンに先に言われて「いるんだよなあ、こうやって悪役の見せ場を奪うヤツ」とグチるベイン。レゴには、一服の清涼剤となる緩さがある……!

日々雑談~1677~

 久々に、東京という名の街にでて買い物やら何やらを。ダークアベンジャーズ:アセンブルジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃キン肉マン47巻等などを纏めて購入。思わぬ繋がりというか予想外というか、まさかキン肉マンにジム・リーやアレックス・ロスといったアメコミアーティストの名前が乗っているとは思わず。この二人の絵の美点を、ゆでたまご先生が漫画家としての視点で語っております。あとまあ、デザインが一週で変わったガンマ……これはいいか。

 そして映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』も鑑賞。一言で言うなら、この星矢、いけるじゃん!で。CGアニメ化に際し、不安なところもありましたが、実際見てみればあらコレ、普通に星矢じゃんと。1から12宮制覇を90分でまとめろという、5日で参勤交代レベルの無茶。この無茶さを、東映まんがまつり並みのパワフルファイトでまとめ上げ、星矢らしい高速の世界をCGアニメで視覚化。数多のツッコミどころも含め味として楽しめるのならば、まずこれ名作です。
 以下ネタバレなので、この先隠しておきます。

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