久々に、東京という名の街にでて買い物やら何やらを。ダークアベンジャーズ：アセンブルやジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃にキン肉マン４７巻等などを纏めて購入。思わぬ繋がりというか予想外というか、まさかキン肉マンにジム・リーやアレックス・ロスといったアメコミアーティストの名前が乗っているとは思わず。この二人の絵の美点を、ゆでたまご先生が漫画家としての視点で語っております。あとまあ、デザインが一週で変わったガンマ……これはいいか。

　そして映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』も鑑賞。一言で言うなら、この星矢、いけるじゃん！で。ＣＧアニメ化に際し、不安なところもありましたが、実際見てみればあらコレ、普通に星矢じゃんと。１から１２宮制覇を９０分でまとめろという、５日で参勤交代レベルの無茶。この無茶さを、東映まんがまつり並みのパワフルファイトでまとめ上げ、星矢らしい高速の世界をＣＧアニメで視覚化。数多のツッコミどころも含め味として楽しめるのならば、まずこれ名作です。
　以下ネタバレなので、この先隠しておきます。

　勝ち組は牛、まず牛でしょう。ステーキをもっしゃもっしゃ共食い食べつつ、器量と力を見せつけた上に、危機に立ち向かう際は先頭に。頼れる男という作中の評価が、ついに現実となりました。蟹も若干評価はわかれるでしょうが、多分勝ち組。むしろ、カニカマ姐さんことデストールのライン的には、こっちのミュージカル野郎の方が多分カニっぽい。いやもう、まさか不遇な星座が、こうして救われるとは！　……魚は置いてきたってなんか天さんが言ってました。
　勝ち組なのかなんなのかよう分からんのが、生き残った山羊やなんか女体化した蠍。これは、勝ちなのか！　魚に比べればと思ったけど、アレに比べたら矢座のトレミーだって勝ち組だよ！
　割りを食ったのは、対戦カードが消失したことで見せ場も無くなった、一輝＆瞬の兄弟。一輝兄さんがあっさりやられすぎたせいで「あー、シュラ鳳凰幻魔拳くらっちゃったんだー」としばらく思ってました。兄さん、あれじゃウルフとかユニコーン以下のお役立ち度ッスよ……。
　そして双子座、というか死の偽装や偽アテナの擁立と、サガ超頑張ってたというか、むしろここは原作でも頑張れよな部分がフォローされてたのや、あしゅらか二重人格検事かＷかなクロスの新デザインは吉。なんか邪神フォーティーン出てきたー！なのはおそらく賛否両論。今回のサガ、カノンが危機感を覚えるくらい悪でしたけど、あれクロスの半身の黒具合や巨大形態の名のケルベロス、そして最後冥界の使者であるフェアリーが居たのを見るに、半分くらいどっかの冥王のせいですよね。
　今回のＭＶＰ？　クロスを日常的に着こむことで、完全装備の１００から全裸の０というきっちりとした落差を作りあげようとしている、ドラゴン紫龍じゃないですかね。
　辰巳さんが、アフロから剃髪のコンボ決めていたら勝負はわからなかったのですが。あの爆発アフロは剃るためのきっかけだろうに。何を考えているんだ！