日々雑談~6713~
ヒャッハー! 新鮮なキン肉マンのお時間だぜえ!https://t.co/NXFx80aZjT
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年10月6日
弱小超人から強豪超人、更にオメガの希望にまで上り詰めたアリステラのこれまで。弟のディクシアが形態変化なら、兄のアリステラは強度変化。どちらが上かはわからない……というか、通天閣を武器としカメハメにまで変身したディクシアの幅の広さがとんでもなさすぎて、比べようがないのですが。火事場のクソ力によるブーストがあるキン肉マンや、1人倒せば1万パワーのバッファローマンと比べた場合、アリステラは恒常かつパワーも数千万クラスとかなり優位。もっともこの優位は、数千万クラスの超人がゴロゴロいるオメガ出身だからこそですが。たとえば平均的な超人強度が低い地球だと伸び悩むので、そういう環境下だとキン肉マンやバッファローマンの方が堅実ですね。
キン肉マンと同じくらいの不幸や不遇を背負った超人って、マリポーサにフェニックスと根っこがひん曲がった連中ばかりなんだよなーという不安と、でもパイレートマンが認めてるから大丈夫だろうという安心感の板挟み。パイレートマン、その域の信頼をもう得ているんだからスゲえよ。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年10月6日
元々キン肉マンの世界観は、スグルが貴種流離譚の成功例を直進する一方、生まれに縛られ覆せなかったフェニックスやヒカルドやアシュラマン(リボーン)がいると、ものすごく生まれにシビアな世界。新シリーズにおける変化の波が、アリステラをいい方向にやってくれるといいんだが。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年10月6日
端的に言ってしまうと、貧しい人は心も貧しいという、ものすごく辛い世界観。敗因に挙げられたマリポーサだけでなく、俗物的な欲望のせいで万太郎に負けた農村マンもその一例。生まれに縛られたヒカルドに、正義超人への転向が家庭崩壊につながったアシュラマンと、特にⅡ世は厳しい。ケビンマスクやハンゾウやスカーフェイスみたいに、味方側でしっかり戦うとなれば、転向も無理じゃないんだが……なんというか、敵サイドにそういう人間が立った場合、それが十中八九綻びになって負けるのよね。
ただ、フェニックスもマリポーサも新シリーズで一皮むけ、もとより新シリーズは正義超人の論理的な絶対優位も崩れた団体抗争状態。この流れにそって、アリステラは価値を落とすことなく、自らを貫いて欲しい。それが読者としての願いであり、彼に希望を託したオメガの民の願いでしょう。