日々雑談~6606~

 AbemaTVでキャプテン・アメリカ/シビルウォーをやっていたので視聴。5月5日には地上波初のアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンもあると、ゴールデンウィークのアベンジャーズは熱いね。そもそも、エンドゲームが絶好調だし。

 コミックスと映画ではシビルウォーにおける超人登録法のウェイトや参戦人数と言った状況に大きな違いはあるものの、この水面に投じられた一石の波紋がやがて大波になりすべてを飲み込むという一点は同じだと思うのですよ。空港での対決も、ローディーが争いの犠牲者になるまでの過程、戦っているうちに互いがヒートアップしていく流れがしっかり描かれていたもんな。

 互いを信じている分、そこに甘えてしまい、やがて理解は怒りとなり亀裂となる。ヒーローや超人登録法というと特別感ありますが、このタイプのすれ違いは現実でもよくある話ですからね……。コミックスのシビルウォーがエゲツないなーと感じるのは、超人登録法のようなキーワードで物語としつつ、ヒーローたちにあえて普通の人間でもあり得る、我々が身近に感じるようないさかいをさせたことよ。市民に寄り添う者であり、特別ではないマーベルヒーローだからこその、身近さってのもあるけどね。

 まあ、コミックスに比べれば、映画はまだ爽やかです。コミックスのシビルウォー、アイアンマンとスパイダーマンの関係一つとっても、決別後の怒り、父性を利用したと糾弾させるトニー・スタークと、なかなかドロドロだもんな。映画は健全な師弟or擬似的な父子関係でよかった……!

ウルトロンについて本気出して考えてみた

 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンのキーワードとなれば、まず出てくるのは“ウルトロン“。アベンジャーズ最大の敵の一人であり、ヒーローが生み出してしまった災厄。だいたいこんな感じですが、果たしてウルトロンという敵は、それだけしか無い存在なのか。答えはNO。
 ウルトロンとは何か。映画を観て改めて考えてみたので、ここに書いてみます。ウルトロンのざっとしたスペックやキャラ付けに関しては、まずコチラを参照に。
 映画におけるウルトロンとトニー・スタークの話にも触れているので、此処から先は映画のネタバレが若干入っております。

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日々雑談~1926~

 アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンを観た後に、マガジンに載ったエピソード0を観ると、そこに至るまでの経緯が察せて、結果新鮮。なるほどなあ。
 エイジ・オブ・ウルトロンを観た後、売店に子供のグループが複数居て、アベンジャーズのファイルやキーホルダーを買ったり買ってもらったりしているのを目撃。今までそんなに見たことのない若年層の増加。ディスクウォーズやアルティメット・スパイダーマンが掘り出した、新たな層かねえ……。だとしたら、キング・リュウさんを始めとしたスタッフの挑戦が、一つの実となった瞬間を目にしたようで、なんかこう、めでたいけど!

 派手な設定変更でどうなるかと懸念されていたドラマ版デスノート、ながら観していたら、意外と面白かった……。原作の月がデスノートという異能の一突で壊れた天才なら、ドラマの月はデスノートの一突で溜め込んでいた物が開花していく平凡な青年。原作を無視するのではなく、原作を逆手に取った展開を用意していく感じで。世に出て十数年、劇場版、アニメ版を経て、世間が観なれてきた作品のリブートとしては、悪くないんじゃないかと。原作デスノートとドラマ版デスノートの関係は、元祖アベンジャーズと、アルティメッツの関係に近いのかも。原作の拡大解釈(例:ハルクの暴走に性欲や食欲もプラス)に思い切った展開(例:X-MEN壊滅、スパイダーマン死亡)で、アベンジャーズを逆手に取りつつ出来ないことをやってきたアルティメッツ。開き直りも、貫き通せば面白い。
 ドラマ版デスノは、アラもネタもあるけど、一緒にキラリと光る部分もあるな!の半々状態。崖下に転がるか上へと登っていくか、ドキドキするぐらいにゃあ面白く。これ本気でダメな作品だと、崖下しか選択肢ないからなあ!

日々雑談~1925~

 なんとか今日中にアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンを観ることが出来ました。
 ネタバレとか感想とかそういうのは後日に回すとして、とりあえずこれから観に行く人や二回目に行く人、行ってみようかなーと思っている人へのアドバイス的な物を。

3Dや4Dだと、結構疲れる
 自分は今回もアトラクションシアターこと4Dで観てきたのですが、見終わった後の全身と目の疲労感が半端なく。全身は上映時間自体の長さと快活な内容に合わせたアクションの多さ、目の疲れは上下左右に追う映像を3Dにて追った結果ですかね。一緒に観た管理者も、見終わった後の疲労感を口にしてましたし。立体映像的な物が苦手、酔う人は、2Dの方がいいかもしれないですね。
 勿論、4Dには疲労感と引き替えにしてもいいだけの魅力がありましたが。飛行の風! 力の振動! 破壊の煙! それ即ち極上体験!

吹き替えについて
 自分が観たのは、吹き替え版でしたが、良く槍玉に挙げられる芸能人吹き替えに関しては、今回かなり各々のクオリティが上がっていたかと。ホークアイの宮迫博之は言わずもがな、今回台詞や内面の発露が多いブラック・ウィドウの米倉涼子も長尺に耐えられるだけの物になってましたし、ニック・フューリーの竹中直人は、強い特徴でありある意味弱点でもあった竹中直人らしさが薄れ気味なニック・フューリーに。あくまで個人的な見解ですが、上手い下手ではなく合う合わないで語っていい域に、たどり着いてはいるんじゃないかと。

 とりあえず、こんな所ですかね。細かいことは、明日以降にでも。作品自体の感想としては……一作目のアベンジャーズより誰にでもわかるという取っ掛かりは弱いですけど、世界を深化させるという続編としての旨味は十分に! 起承転結で言うなら、極上の承の終わりにして転の始まりですかね。うん、見て損はないと断言できる面白さ! なんだかんだで、様々多様な愛も交錯してましたしね。
 

日々雑談~1924~

 明日からいよいよ、アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンの公開かあ。日本は公開遅れたとはいえ、座して待てばそれほどでもなく。
 一応、朝にひと働きして、昼から夕方にならなんとか突っ込める!ということで、奮発して4Dシアターのチケットなんぞを買ってみましたが、予約販売が可能になる二日前から、真ん中のいい位置は全部売れていましたね。今見たら、全体的に僅少。多分、当日飛び込みはキツいでしょう。ただ割高な結果、映画や作品自体が好きな人で埋まりやすい4Dが埋まった反面、普通のシアターの方の空きはまだまだなので、ここを埋めていくのが今後の課題なのでしょう。なんにせよ、楽しみです。いやー、いよいよか!
 ……実のところ、座席状況見て一番驚いたのは、ラブライブなんですが。アベンジャーズが埋まってきた段階で僅少、今現在はソールドアウトが複数回と、勢いと熱が凄まじく。つ、強すぎるわ!

 サマーウォーズの花札での決戦は、ベタなんだけどなんかうるっと来るよなあ。王道が王道たる所以を教えてくれるというか。今日の地上波、アニメの同時放映っていうのも珍しい上に、サマーウォーズとトイ・ストーリー3の直球対決になるとは。地域によっては、うしおととらも殴りこみと、なんだろこの唐突なアニメ戦争。

>日本のマンガ作品でもアメコミ風というか、オマージュな作品がちらほら出てきてる感じがしますけど、あんまり「ヒーロー」という言葉を作中で使ってしまうと、パロディっぽくなってちょっと冷めてしまうことがあります。 個人的には重要なところでポツッと言うくらいでいいと思っているのですが、どうなんでしょうか。

 なるほど。ヒーローにかぎらず、オマージュの肝や作中のテーマを気にするあまり、それが頻繁に出てしまった結果、テーマや言葉が安くなるというのはよくある話ですね。ただ個人的には、それはどちらかというと脚本や展開の組み方の問題ではないかと。上手いと単語自体を飽きさせないし、下手だと決め台詞にするまで取っておいてもスベってしまう。タイバニや僕のヒーローアカデミアは、ヒーローを切って離せぬ命題とする事で、賞味期限を延長。後は仮面ライダーWにおける“仮面ライダー“の揺らがなさ等も、良い使い方だったかと。
 人気作や話題作は、読んだ後、程良いですよね。多くても少なくても程良い読後感。オマージュ作が増えている現状、この程よい作品が生き残っていくんだと思います。