日々雑談~5604~

 新たなる戦い、超人VS神。開幕の狼煙――

 神を知るザ・マンの元で鍛え上げられた完璧超人。
 神に最も近いザ・マンを倒した悪魔将軍率いる悪魔超人。
 邪悪の神の陰謀を真正面から撃破した正義超人。
 神に最も近い超人強度を持つオメガの民。

 それぞれの勢力が神を超える、もしくは神に肉薄したことでついにたどり着いたカード。ただ、今回の戦いにはほぼ不参加だった、悪魔超人の動きが気にかかるけど。裏切りはないにしろ、悪魔将軍が行方不明かつ独自に動くこともいとわない勢力なので、連携ができるかどうかってトコよねえ……。あいつら、もう動いていてもおかしくないぞ。

 邪悪の神は超人を利用する腹づもりがある一方で、超人の価値を評価している面もあるので憑依を選ぶ。一方、調和の神の一派は超人を嫌悪しているので憑依はせず下天を選ぶ。お互いのポリシーがわかりやすい構図ではあるものの、自らの主義主張を貫くため、神の座を捨て下天を選ぶ調和の神たちの厳格さはやはり際立っている。そんな厳格なのに、なんで厳格からマッハで遠いサタンを手駒にしてしまったのか。

 前シリーズにおいて神々への憎悪を口にしていたザ・マン(武道)やシングマンの言動を考えるに、おそらく当時のザ・マンはこのルート、もしくは近いルートを狙っていたんじゃないかなと。無量大数軍の侵攻がなかろうと、超人が神を倒した王位争奪戦で、もう調和の神が動くフラグは消化されてたでしょうしね。ただ、もし無量大数軍が他の勢力の駆逐に成功していた場合、懸念である正義超人も壊滅しシステム的な限界を迎えている完璧超人のみが残るので、調和の神、逆に来ないんじゃないかな。ほっときゃ滅ぶ、もしくはただそのままなら、ほっとくでしょ。

日々雑談~5598~

 やっぱり週の初めにキン肉マンの更新があると、なんとも張りがあるね!

 語ることがいくらでもある説明回。そんな中でも、順調に株価を落とす、僕らのサタン様。神の対極に位置する者かと思ったら神のなりそこないだったし、勝利条件もザ・マンの打倒ではなく窃盗。ザ・マンがわかっている以上、上手く盗み取るビジョンもまったく見えないんだが……。この程度の存在なサタン様が始祖の元筆頭とも呼べるゴールドマンを上手く陥落したのは、ちょっとウルトラCすぎたな。

 キン肉マンII世 超人聖戦史はワンダースワンカラーで発売されたロールプレイングゲームですね。Ⅱ世の時代からタイムスリップしてきたオリジナル超人が主人公で、任意の超人とタッグを組んで超人タッグトーナメントに出場したり、ゼブラチームやマリポーサチームの一員として彼らを王位につかせることも出来ると、非常にIFが多いゲームでした。時の神は黒幕でありラスボス、超人聖戦史に出ている超人の技がすべて使えるチート仕様。三大奥義にアタル版マッスルスパークにOLAPと、いやもう、ほんとなんでもだな!

 超人の神105人に調和の神が入っているのかいないのか、どちらもあり得るのが現状。調和の神が別枠だったとしても、やはり欠片が一つ浮くわけですが。とりあえずは更新される次週次第だね。

 しかし、こうやって更新を心待ちにできる。昔は当たり前だと思ってたけど、今となってはこのありがたさがわかるわ。

日々雑談~5882~

Q:なんでテリーマンとナツコさんじゃないんですか?
A:ロビンマスクは水着バージョンがあるけど、テリーマンにはないからです。

 ちなみに上記テキストは、ソシャゲのキン肉マンマッスルショットのイベント『儚き誓いのマリッジリング』3話での一コマ。テリーマンとナツコさんは、ゲームに実装済みなブライダル衣装バージョンで2話に出てます。まあ、キン肉マン(少年時代は水着バージョン有り)やテリーマンみたいな、普段着がパンイチで水着みたいな連中は、改めての水着バージョン作成が難しいだろうしねえ。水着が実装されてるロビンマスクやカオスやサイコマンは元のコスチュームがパンイチじゃないし。いやそりゃおめえ、サイコマンっつったら、キン肉マン史上ナンバーワンのヒロイン度数なんだから、水着くらいあるだろ。

 『儚き誓いのマリッジリング』はキン肉マンとマリさんが結ばれるIFシナリオ。分岐点は、ビビンバ登場後にマリさんが身を引くか引かないか。花嫁衣装のマリさんの実装と合わせてのイベントだけど、これぐらいお膳立てしないと、流石にマリさんの花嫁衣装はね。ある意味、禁断のキャラ。

 ソシャゲなんで、当然イベントに合わせたステージもあるのですが、おそらく現状、最適解なのは『キン肉族の伝説、再び-キン肉万太郎-』。よりによって、マリさんの叶わぬ夢を模したステージを打ち砕くのが万太郎かー……。

日々雑談~5878~

 連載はストップしたものの、過去の超人オリンピック編を掲載中のキン肉マン。怪獣上げ、今見ると怪獣が意外と小さいし、ヒーロー基準だと1~2トンはそこまででもないな。あくまで、ヒーロー基準で。でも、生きている怪獣を持ち上げるってアイディアとビジュアルはやはり強い。だからこそ、記憶より小さく感じるのでしょう。

 これから超人オリンピックはⅡ世も含め三回開かれるわけですが、やはり少しあり方が違うのがⅡ世。最初の超人オリンピックは入場から二次予選終了まで2話ほどなものの、Ⅱ世の超人オリンピックは4話。つまり倍かかってます。そしてこのペースの差は、予選が進めば進むほど大きくなっていくわけで……。最初の超人オリンピックは挑戦期、次の超人オリンピックはアメリカ編の不調で尻に火がついた状況、そしてⅡ世は一定数以上のファンが保証された状態での安定期。書き方もペースも変わってきて当然か。この辺り、色々突き詰めたら週刊連載や続編ものを分析する良サンプルになるんじゃないか?

日々雑談~5876~

 ナチス系の悪役がしっかりとした地位を築いていたり、ソ連の香りのするキャラに出番があったり、北朝鮮に国土が支配されるホームフロントシリーズが受けたりと、アメリカ人以外と破滅願望や敵対していたアイデンティティへの許容範囲広いよね……勝者の余裕込みなのかもしれんけど。

 嶋田先生のトークはキン肉マンの裏話がてんこ盛りなのですが、個人的におお……と思ったのは、フルメタル・ジャケッツの話で触れられた嶋田先生のタッグチーム論。どうやらゆで先生は、エース同士が組んだブルーザー・ブロディ&スタン・ハンセンではなく、キャリアとキャラクターに違いのあるブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカの方を好んでいる模様。

 ブロディ&スヌーカーは、以前怪力とトリッキーor技巧派のコンビであるディアボロス(バッファローマン&スプリングマン)や2000万パワーズ(バッファローマン&モンゴルマン)のモデルにも挙げられていたような。まあ俺も、サプライズ性や王道感ではエース同士のタッグだとは思いますが、タッグの妙技を味わえるのはアンバランスだと思っております。普通に強い奴ら同士が組んだら強いに決まってるけど、以外なコンビが1+1を10にも100にもするのがオモシロイのよ。

 しかしそうなると、マシンガンズやヘル・ミッショネルズのようなキン肉マンにおけるタッグチームの代名詞的存在は、エース同士のタッグである以上、微妙に嶋田先生の好みから外れてることになるな。もっとも、ヘル・ミッショネルズや時間超人のような、タッグ専門なチームがあるのも、これまたプロレスの深いところなんだが。やっぱシングルマッチも、そのレスラーを測る上で大事だよなあ。