日々雑談~2149~

 お、おう……。おそらく、ガールズアンドパンツァーの公式ブログにデッドプールが出てくることも、デッドプールとガルパンのW表紙な雑誌が店頭に並ぶのも、空前絶後(未だかつてなく、今後もまずありえない)な事態。スパイダーマンと変態仮面とデッドプールがそれぞれ出たり主役張ってる作品が連続で公開されるぐらいに、まずタイミングが合わんと無理だぜ。
 そんなことを言いつつ、今後もあってもいいのよ? なんなら俺がと言いたいところですが、流石にガルパンSSを書けるだけのミリタリ知識がありませぬ。……いっそここで、学ぶか?

 今週も真田丸スゴかった。豪華絢爛な大阪と絶対的な豊臣家を書きつつ、この人達にこのまま天下収めてほしくねえなという不安や、破滅に至るであろう種が存分に撒かれているのが恐ろしい。光と闇が、両立している。
 長年付き合ってきた、ねねだから分かる秀吉の恐ろしさ。普通ここで、妻から心に秘めた優しさが語られるものの、結果は逆。権力者となり恐ろしさを震えるようになった今も怖いものの、この恐ろしさを抱えつつ、信長の配下としてギラギラしていた頃の木下藤吉郎は、いったいどんな人物だったのか。想像するに、怖い。
 多くのドラマで描かれる秀吉像は、老いる事により明るさや閃きを失っていく姿がよく見られるものの、真田丸の秀吉は全てが共に成り立っている。人を変える狂気も恐怖も、ただ当人の中で眠っているだけなのかもしれませぬ。

日々雑談~2118~

 今週、真田丸が上田合戦を終えての、大阪編に突入。今までは大勢力の間で駆け引きをしつつ真田のお家存続を目指す話でしたが、大勢力をも凌駕する超大勢力こと豊臣家の出現により、生き残り方が根本より変わるわけですね。このルールに気づかない家は、遅かれ早かれ滅びる定め……。

 今回、大阪編の第一話となったわけですが、流石の作り。新章突入ということで、多数の新キャラが出てきたわけですが、石田三成に茶々(淀君)に片桐且元と、既出である上杉景勝や直江兼続と合わせ、全員今後信繁が迎える人生の岐路に関わるキャラばかり。新キャラは当然信繁とは初顔合わせ、今後絶対に今回の出会いを振り返る機会はおとずれるでしょう。

 そしておそらく、本人は存命するものの、今後の出番は皆無に近くなるであろう、石川数正。歴史上でもクリティカルヒットすぎるタイミングでの謎多き出奔。真田丸だと、真田被害者の会に名を連ねたわけですが!
 とにかく、先に行く者がドラマの半分を占める中、終わる者としてしっかりとした幕引きが用意されました。行くも止まるも、しっかりとした道が用意されている。真田丸、匠のドラマです。そして今日また導入された新萌えキャラこと加藤清正。ヒロインの枠のきりが剛直を通り越した狂直さ全開で、萌えどころでない以上、上杉景勝や加藤清正、オッサンが補うしか無い……! まったく、一周回ってバランス感覚バツグンなドラマだぜ。

日々雑談~2104~

今週の鉄血のオルフェンズ感想
「戦争っていやだなあ」

今週の真田丸
「戦はいやにございます」

 前者はアグレッシブに血まみれ、後者は昏く血を流し、平和の大切さを教えてくれる日曜の2作品。2期の噂があるとはいえ、近いうちにオルフェンズが終わって、このサイクルも崩れるのか。寂しくなるけど、そのぶん血の量は減るな。
 まあうん、真田丸も沼田城で頑張る矢沢頼綱メインにすれば、オルフェンズを補ってあまりあるほど血がドバドバと。こっからしばらくあの人、押し寄せる万の北条兵を皆殺しにするお仕事期に入るし……。

>一年前に三冊並んで、未だに一冊鎮座している日本語版クライシスを見ると「この田舎で二冊売れれば上等じゃないのかアレ」(内一冊は自分が購入)と思ったりもします。ある意味勇者? >価格も専門性も高い本のリスクを承知しつつ仕入れている、地元の普通の本屋

 買ったらそれまでの買い切りでないかぎり、書店には損失を軽減する返本という手段もあるので大ダメージにはならないものの……やはりせっかくやってくれているのだから、それに応えてあげたい!というのも人情。それに、一回ダメになると、その系統の本の取り扱い自体がねー、中々。
 自分の事情と照らし合わせながら、双方と上手く付き合っていくのがベストなのでしょう。窓口の広さも大事ですが、多さもコレまた重要なファクターです。
 

日々雑談~2087~

 遅ればせながら、今週の真田丸視聴。昌幸というか、その父親である幸隆も含め、ぶっちゃけ真田家は大博打にそんな強くない系譜よね……幸隆も一回領土丸々失ってるし、昌幸も最後にして最大の大博打を外すわけで。ただ、博打の負けを回収するだけの能力と、さらなる博打を打つ勇気と気概があるからこそ、幸隆は失った領地を取り戻し、昌幸は武田滅亡後の荒海を泳ぎ切り、信之は真田の家を守りきり、信繁は日の本一の兵となったのでしょう。やはり真田家は、面白い。
 

デッドプール「6月公開な俺ちゃんの映画の一ヶ月前に、超強力ヒーロー登場! 絶対見てくれよな!」

変態仮面「そして我々の先輩でありビジュアルに強い影響を受けているヒーロー、スパイダーマンが出てくるキャプテン・アメリカ:シビル・ウォーは4月公開だ!」

デッドプール「みんな! 劇場でスパイディを見たら、俺ちゃんと変態仮面を思い出してくれよ! 上映前の予告編に、お邪魔できたら超ハッピー!」

 

スパイダーマン「……彼らの善意と好意で、僕の立場が本気で危ない」

 いやー。よくもまあ、今ブイブイ言わせてる鈴木亮平に「また変態仮面やりませんか?」って声をかけたな!? そして鈴木亮平もよくOKしたな!? 体造りからして、大変なのが変態仮面。もはや役者魂という言葉ですら足りぬ、プロ意識です。これはもう、根が変態と言わざるを得ないのでは。
 今年の日米ヒーローイヤー。仮面ライダー1号に続き、とんでもないヒーローが再起したもんだぜ……!

日々雑談~2056~

 遅ればせながら、真田丸を視聴。第一話から大河ドラマを意識してちゃんと見るのは久々、真田家がメインとあっちゃ見逃せめえよ。
 そして、コイツあ、いい感じなドラマ。史実に空想を振りかけて、物語とするのが歴史ドラマ。真田丸はこの配分がいい感じですね。史実で雁字搦めでもなく、空想を振りかけ過ぎて台無しになっているわけでもない。間による笑いと、武田勝頼の儚さを一話の中にきっちり収めているのも好評価。
 あと、KOEIの協力による3D地図の導入もいいですね。真田家の領地って長野と群馬に跨っていて、47都道府県感覚だと微妙にピンと来ないんですよね。だから、こうして誰でも分かる地図をドンと用意してくれるのは、ありがたいこと。3Dだと、どんだけ山国なのかも伝わりやすいですし。
 しかし、真田家の大河ドラマか……数年前、上田市に旅行に出かけた時、ちょうど大河ドラマの誘致やってたんですよね。真田昌幸、真田幸村をドラマ化しよう!というポスターを見て、松代寄りなのはわかるけど、信之お兄ちゃんも入れてあげてよ!?となったのは、良い思い出。いやだって、絵的に静かな人質時代の幸村の穴を、北条相手にバリバリやりあって嫁に怯えていた信之の活躍で埋められるじゃないですか。ここまでプッシュされるかどうかは不明ですが、一話を見た限りでは信之の出番もある上に、キャラもきっちり立ってる模様。
 いや俺、実は真田丸が決まる前辺りの雑談、もし真田で大河ドラマをやるならという話で、真田信之役に堺雅人プッシュしてたんだよなあ……半沢直樹の雰囲気で、戦国から江戸時代を乗り切る感じで。いやまさか、真田信繁の方で主役になるとはね!
 
 それにしても上田……随分と行ってないな……久々にあの、大軍殺しの上田城を見てみたいような。あの城、鉄壁というか、人を飲み込み殺す大蛇だ。