日々雑談~2149~

 お、おう……。おそらく、ガールズアンドパンツァーの公式ブログにデッドプールが出てくることも、デッドプールとガルパンのW表紙な雑誌が店頭に並ぶのも、空前絶後(未だかつてなく、今後もまずありえない)な事態。スパイダーマンと変態仮面とデッドプールがそれぞれ出たり主役張ってる作品が連続で公開されるぐらいに、まずタイミングが合わんと無理だぜ。
 そんなことを言いつつ、今後もあってもいいのよ? なんなら俺がと言いたいところですが、流石にガルパンSSを書けるだけのミリタリ知識がありませぬ。……いっそここで、学ぶか?

 今週も真田丸スゴかった。豪華絢爛な大阪と絶対的な豊臣家を書きつつ、この人達にこのまま天下収めてほしくねえなという不安や、破滅に至るであろう種が存分に撒かれているのが恐ろしい。光と闇が、両立している。
 長年付き合ってきた、ねねだから分かる秀吉の恐ろしさ。普通ここで、妻から心に秘めた優しさが語られるものの、結果は逆。権力者となり恐ろしさを震えるようになった今も怖いものの、この恐ろしさを抱えつつ、信長の配下としてギラギラしていた頃の木下藤吉郎は、いったいどんな人物だったのか。想像するに、怖い。
 多くのドラマで描かれる秀吉像は、老いる事により明るさや閃きを失っていく姿がよく見られるものの、真田丸の秀吉は全てが共に成り立っている。人を変える狂気も恐怖も、ただ当人の中で眠っているだけなのかもしれませぬ。