日々雑談~2148~

「チミチャンガ チミチャンガ チミチャンガ」

チミチャンガ

「ご注文は?」
「アミーゴ。エンチラーダプリーズ。エンチラーダ エンチラーダ エンチラーダ」

エンチラーダ

 先日、色々書いた結果、自分の中のメキシコ料理熱が収まらなくなってきたので、メキシコ料理を食べてきました。もしくは、アメリカ風メキシコ料理こと、テクス・メクス料理。

 ほぼ始めて食べるチミチャンガ。カラッと揚がったブリトーに、トマト風ソースと肉や具材がつめ込まれており、あらこれは美味と。外はサクサク、中はほわほわと、良い揚げ物の条件をしっかり満たしてますね。ただ、揚げ物である以上、時間が経過するとサクサク感が落ちていくと、やはりテイクアウトやファーストフードとして扱うのは難しいですね。メキシコ料理の主戦場であるこの分野では、やはりタコスやブリトーが強い。
 ただ、上記の品とは別に、デザートとしてバナナ入りチミチャンガも食べてきたのですが、こちらは見事なまでにデザートでした。料理名は同じなものの、具材を変えることで変化は十色。この幅の広さと、アレンジによる変化の大きさは、チミチャンガが持つ一つの武器ですね。具を変えたタコスやブリトーよりも、差は大きいかと。

 しかしメキシコ料理は、メキシコの酒であるテキーラやコロナビールとよく似合う。ぐびぐびがつがつとやって来た結果、非常に幸福な酔いっぷり。いやあ、楽しかった。

サソリの揚げ物

 メキシコ産サソリの揚げ物なので、メキシコ料理扱いでいいんじゃないでしょうか。たぶん。酔ってたのでよく覚えてないのですが、なんか気づいたら、同行した管理者が食べてたんですよ。男の顔になったな、管理者――
 自分もちょっといただいたのですが、肉には癖があり、そして何より殻が固い。頭からバリバリ行くのは、ちと難しい食べ物。サソリが実は、エビやカニが属する甲殻類ではないというのを、身を持って知った気がする……。