日々雑談~1121~

 やっぱ、ダークナイト面白れえなあ。DVD持ってるのに、しっかり見てしまった。家から離れていたせいで、前半見れなかったけど。開始30分以内に、銀行強盗のシーンとスケアクロウが登場シーンが消化されるのは、豪華というか最初からクライマックスと言うか……。とにかく、少し見逃しただけで損した気分。
 しかし、映画終わった後、ライジングのCMやらなかった時は、結構素でビックリしたよ! お前、このタイミングで流さないで、いつ流すのさ!?

 アメイジング・スパイダーマンは、ピーター・パーカーが大学生でもカメラマンでもなく、高校生なわけですが、学校のシーンを見て気付いたことが一つ。アメリカの学校、廊下超広い。建物の広大なスペースのとり方が、実にアメリカン。フォーゼの天ノ川学園もこういう建物で撮れば一気にアメリカナイズされるんだろうけど、こういうデカい作りの建物を日本で探して、なおかつ撮るとなると難しいだろうなあ。
 ところで最近、天ノ川学園の学園ヒエラルキーはどうなったん? 実は知らない所で、大文字さんの後を継ぐキングが生まれていたりするのだろうか。

日々雑談~1120~

 昨日はすみませんでした。管理者に連絡が取れたからよかったものの、もし管理者の手が回らん状況だったら積んでたなあ。ネット環境にも注意しておかねば。

 アメイジング・スパイダーマンを先行公開で見てきたものの、仕事→二時間半の映画のコンボは流石に辛く。腰や肩に、どうも倦怠感が。みっちり二時間半映画を見るという事自体は、贅沢で幸せなことなのですが。
 ちゃんとした感想は日を改めて書くとして、ざっくりと感想を言うと。あくまで個人的な感想なんですが、最近多いヒーロー映画の中では、頭ひとつ抜きん出ている出来です。サム・ライミ版という前例がある中、オリジンの再現や別の撮り方を、きちんと模索して形にした作品です。ヒロインがMJじゃなくてグウェンなだけで、絵面も雰囲気も変わりますしね。
 この夏のアメコミ映画ラッシュの一番手としては、おそらく及第点以上に達しているはず。複数映画の終着点のアベンジャーズや、前作大ヒットのダークナイト:ライジングに比べ、大ヒットシリーズのリブートという微妙なポジションでありながら、この出来。いやあ、多少スケジュールに無理があったものの、見といてよかった。

お知らせ

ふじいさんのPCが不調のため、本日の日々雑談はお休みさせていただきます。

管理者

日々雑談~1119~

 アメイジング・スパイダーマンは、なんとか限定公開初日に見に行けそう。そして、上映時間150分にちょっと驚く。二時間半というと、バットマンビギンズやダークナイトと同じくらい。ビギンズやダークナイトは複数ヴィランが居たけど、スパイダーマンはリザード一人で二時間半引っ張る気なのだろうか。ここはダークナイトのトゥー・フェイスのようなヴィランの隠し玉に期待したい所。怪鳥人間ヴァルチャーとか衝撃犯罪人ショッカーとか暴走犀野郎ライノとか出せないかしら。最もヴァルチャー出したら、3にベノムよりヴァルチャー出したかったサム・ライミが怒りそうだけど。

 昨日アップした“デッドプール チームアップ! 魔法少女まどか☆マギカ 後編”への沢山の感想ありがとうございます。毎回「やっべー、今回やりすぎた」という不安を抱きながらのアップなので、感想をいただくと、ホント落ち着きます。いつ石投げられてもおかしくないと、自分で思ってますからね。
 あと、あんだけヒドい、いくらクロスオーバーでもコレは酷いんじゃない?という扱いを受けているのに、書いた俺を責めるどころか「いいぞもっとやれ」という感想ばっか届いているキュウべえさんは、なんかもう一周回ってスゲエや。
 あと、誤字の指摘をいただいたので、その箇所だけは修正しました。ネット公開は、この辺りホント便利。

 

デッドプール チームアップ! 魔法少女まどか☆マギカ 後編

←前編

 届かなかった。また今回も、届かなかったのだ。ずっとではなく、今回も。不可能という言葉を振り払い、暁美ほむらは惨状に立ち向かう。見滝原町で踊り狂う魔女を、止めるために。ワルプルギスの夜と呼ばれる、超弩級の魔女にせめて一矢――。
 もはや、この時間軸は破滅に向かっている。これ以上、留まる理由もない。けれども、ここで何もせず、過去に戻ってしまっては、本当に心が折れてしまうかのようで。砂時計をひっくり返すには、まだ早い。
「ふっ。だいたい三ヶ月ばかり更新が無かったせいで、未完疑惑が出ていたものの、デッドプールの名が付いた物は、そうそう打ち切りになることはないぜ! ロブが関わらない限り」
 ほむらが居る場所とは、少し離れていて、もっと高い所。今のほむらと同じように、ワルプルギスに向けて、闘志を燃やす赤タイツが居た。三周ぐらい前の時間軸で、念入りにとどめを刺して、川に流したはずの男が居た。何故、ここに。何故、今頃。
「DVD全巻とスピンオフとPSPを抑えていたら、こんなに時間がかかっちゃったよ! 色々目指すところはあるものの、コイツを倒せばまず大団円。マミさんに友だちができて、さやかちゃんが上条くんと結ばれて、杏子ちゃんは寝床と温かいご飯が手に入るわけだ。え? 杏子ちゃん以外無理? とにかく、オレちゃんがコイツを倒して、みんなを幸せにするんだ。ウォー! オレたちの戦いはこれからだー!」
 ワルプルギスに、マシンガンの二丁拳銃で襲いかかるデッドプールを、ほむらは目で見送る。ピチュンと、小さく弾ける音がして、ワプルギスに接敵したデッドプールは消し飛んだ。まるで、シューティングゲームの自機のような散り方だ。
 眉を軽く歪めたほむらは、なんかもう色々と諦めて、盾状の砂時計をひっくり返した。アレはホント、なんなのだろうか。

 また。あの朝に逆戻りしてしまった。病室で目覚める、あの朝に。
 カーテンから差し込む爽やかな朝の日差しが恨めしい。この後、転校生の暁美ほむらは、鹿目まどかと見滝原中学で出会う。忘れられない出会いを、いったいこうして何度繰り返してきたのか。ここからしばらく、出会いまでは機械的に。冷徹となった少女の、心を守るための処世術であった。
「よし! 無事にあの日まで、戻れたぞっと。安心しろホムッシャー。ここから先は、オレたちのターンだ! お前がパニッシャー並に血みどろ伯爵になれるよう、任せて安心、ウェイド・ウィルソン!」
 見滝原中学の男子制服を着たデッドプールが、何故か部屋に居た。当然のように、五体満足である。

 機械的に送るべき、どうでもいい時間に入り込んできた、看過できぬ異常。おかげで、まどかとの出会いが遅れてしまった。もはや、始業には間に合うまい。でもここで、裏山でこうしておこなった作業が、この時間軸において無駄になることは、決して無い筈。
「キミの判断は間違っていないよ、ほむら。彼を自由にさせておいても、誰も幸せになれない。ただ、事態を引っ掻き回されるだけさ」
 当たり前のように現れたキュゥべえを、頭にナイフが刺さったままのデッドプール入りの穴に投げ込み、ほむらは更に土をかける。立派な土饅頭の上に使っていたスコップを突き刺し、ほむらは急いで学校へと向かった。

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