日々雑談~6688~
MARVEL×少年ジャンプ コラボ記念 MARVEL編集長にインタビューしてきました!https://t.co/Tm51ZD9GOo
MARVEL編集長C.B.セブルスキーさんへのインタビュー。マンガとアメコミの違いを調べる場合、まず最初に読むべき資料じゃなかろうか。— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年9月2日
日本の漫画事情を知っているマーベルの編集長のインタビュー。そりゃ、マンガとアメコミの比較論の一級資料にもなるわ。
お互いの長所に言及しつつ、よく読むと短所が見えてくるのが面白い。日本の漫画家は作品に対する担当箇所が多いぶん、労力もかかっているわけで。あと、アメコミの大御所キャラがドンといて新キャラが育たない状況は、おそらく日本の比じゃない。カマラのミズ・マーベルやマイルスのスパイダーマン以前の時期って、本気で新キャラが育たなかったからなあ……。映画のヒットで新しいファン層が入ってきたから、最近は新人が活躍できる環境も増えたけど、映画のヒットが無かったらどうなっていたことか。
でも、カマラの場合、デビューが2013年の8月で、ミズ・マーベルとして主人公になったのが2014年の2月だから、やはり日本の展開と比べるとゆっくりよね。本デビューまで半年以上かかっているのもそうだけど、キャリア的に鎧武やドライブと同期となると、結構なあ。
もし、今後マーベルが日本に地に足つけた作品展開をするなら、従来の知名度やドラマや映画のことは忘れて、日本での適正が高そうなヒーローを改めて選抜して、主人公にしてみてほしいねえ……。シーハルクやヘラクレス辺りは、日本の作家や市場と相性いいと思うんだけど。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年9月2日
既存のキャラクターの知名度が低く、英語圏から外れている分、どんなキャラクターでもやりようによって勝負できる国が日本。「本国では~」なんて文脈で見下されたキャラがのし上がる光景は何度も見てきたし、適正の有りそうなキャラを育成枠としてじっくり育てられれば……。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年9月2日
講談社とも組んでいるし、コミックス方面の日本進出に際し、マーベルは日本の出版社と組む方針になったのかね。集英社との企画の本丸は【MARVEL】×【少年ジャンプ+】SUPER COLLABORATION!!のようだし。デッドプールいるじゃん、やったー! まあ、デッドプールも日本でのし上がったキャラの一人だし、日本でしか出来ない思い切った仕様や方針の漫画こそ、地に足つける場合の鍵だと思うんだけどねー。