騙され上手は美徳
翔太郎「ジンさんはなあ、騙されやすいんじゃねえ。騙され上手なんだよ」
亜樹子「また随分と気に入ったみたいだねえ。ドヤ顔がムカつくけど」
フィリップ「うーん」
照井「確かにな」
亜樹子「あれ? 二人とも、やけに考え込んでるけど、どしたの?」
フィリップ「風都は元々、治安の悪い街だと思うんだよね。良い街や、悪い街というのは抜きにして」
照井「ああ。メモリを抜きにしても、どうしょうもない連中は多い」
フィリップ「騙され上手という特性を持ちながら、警察という悪人を相手にする仕事を風都でやり続けているというのは、かなり希少なケースだと思う」
照井「騙されたまま、悪行の片棒を担がされることもある。そういう類の事件に、今まで巻き込まれてこなかったというのも賞賛に価するな」
亜樹子「な、なるほど……」
翔太郎「ジンさんはなあ、騙されやすいんじゃねえ。騙され上手なんだよ」
犯罪に利用されてもおかしくない特性なのに、刑事まで上り詰めたジンさんスゲエ。よく今まで、決定的な不祥事をおこさないでやってこれたな。
敵はジュエルにあらず。情報を遮断する姉さんだ! そんな感じの、仮面ライダーW 42話感想。色々あったけど、オチの雪男しか覚えてないぜ!