騙され上手は美徳
翔太郎「ジンさんはなあ、騙されやすいんじゃねえ。騙され上手なんだよ」
亜樹子「また随分と気に入ったみたいだねえ。ドヤ顔がムカつくけど」
フィリップ「うーん」
照井「確かにな」
亜樹子「あれ? 二人とも、やけに考え込んでるけど、どしたの?」
フィリップ「風都は元々、治安の悪い街だと思うんだよね。良い街や、悪い街というのは抜きにして」
照井「ああ。メモリを抜きにしても、どうしょうもない連中は多い」
フィリップ「騙され上手という特性を持ちながら、警察という悪人を相手にする仕事を風都でやり続けているというのは、かなり希少なケースだと思う」
照井「騙されたまま、悪行の片棒を担がされることもある。そういう類の事件に、今まで巻き込まれてこなかったというのも賞賛に価するな」
亜樹子「な、なるほど……」
翔太郎「ジンさんはなあ、騙されやすいんじゃねえ。騙され上手なんだよ」
犯罪に利用されてもおかしくない特性なのに、刑事まで上り詰めたジンさんスゲエ。よく今まで、決定的な不祥事をおこさないでやってこれたな。
敵はジュエルにあらず。情報を遮断する姉さんだ! そんな感じの、仮面ライダーW 42話感想。色々あったけど、オチの雪男しか覚えてないぜ!
良い人というのは自然に分かるもので、必死に良い人アピールをしている人間は危ない。そりゃあ、リアルで自分は悪い人アピールをしているのは、たいてい厨二病かキチ◯イだけどさ。色々あったなあ……(遠い目で)
という訳で、真犯人はダンサーでした。よくよく考えれば、ストレートな結末だな。前回、怪しいダイヤの指輪してたし。
人をとやかく踏みつけるのは、悪女ではなく乱暴者の演技だと思います。悪女のイメージに直結するのは、“騙す”や“嘘をつく”みたいな。真犯人には、当てはまる言葉だな。完璧を目指すのなら、いっそ性転換すりゃよかったんだ。
完璧言う割に、起爆スイッチを押す瞬間を見られてたって、かなりアホな話じゃね?
フィリップの奇策により、クレイドールを出し抜くことになんとか成功。問題は、根本的な解決になってないことか。若菜もアホの子じゃあるまいし、そう何度も引っかかるまい。今後の検索の先行きは暗い。
最も、この二人よりもっと先が暗い姉さんがいてだな。現状を変えるため何かしようとして、Wに阻まれて失敗。これ、モロに霧彦さんと同じパターンだ。園咲冴子の明日はどっちだ。
過去の事件、真相、慟哭、告白。火サスみたいなことやってたら、トライアルの見せ場が人命救助で終わった件について。アクセルはただでさえ、デザインがレスキューヒーローやレスキューポリス寄りすぎて、このままだと本当にヤバい。ライダーからそっちに転職したら負け。
CJEが弱点を検索→ジュエルの僅かな傷を突き、ジュエルを撃破。
この流れに無理やり照井さんを組み込んでみる。
CJEが弱点を検索→トライアルがマシンガンスパイクをジュエルに→「そんなカスみたいな攻撃が……なっ!?」→「どうやら知らなかったようだな。積み重ねることの強さを。速さの積み重ねは、宝石の硬度をも振り切る!」→トライアルが作ったジュエルの僅かな傷をCJEが突いて、ジュエルを撃破。
意外と普通に纏まった。多分アレだ、執拗な攻撃により超硬度の敵にヒビを入れるのは、テンプレみたいなもんだからだ。悪魔将軍だって、ヒビのせいでダイヤモンドの身体が砕けたじゃん! 悪魔将軍の場合は、砕けた後が地獄だったが。硬度10! ダイヤモンドパワー!
さて。風都に現れた雪男の謎について考えてみようじゃないか。仮面ライダーなら影の薄いレイがいて、怪人ならばまずショッカーのスノーマン。1号&2号の初ダブルライダー戦の相手だったスノーマン。何気に強いスノーマン。
一生解けないであろう謎は置いておくとして、オチが雪男っていうのは秀逸だったと思うんですよね。だってほら、宇宙人だと、ビジュアル的にドーパントっぽいじゃん。雪男は雪男でしか無いから。例えば、ゾーン・ドーパントなんか、UFOすぎる。もう未確認じゃないけど、純然たる飛行物体。
そういやゾーン・ドーパントは10年前に存在したんだよな。学生の翔太郎と、制服時代の刃野さんが追いかけっこしてたのって、何年前なのだろうか。今の翔太郎の年齢がわからないのでなんとも言えないけど、今の翔太郎が26~28ならば、10年前に高校生なのもアリ。となると……。
翔太郎「ジンさん! あれ! あれ!」
刃野「あーッ! いたー! UFOいたー!」
鳴海壮吉「なんだ? アイツら……」(ゾーンを追跡中)
例えばこんな、ビギンズナイトのビギンズエピソード。ほのぼのしてるけど、なんかヤダ。