プリキュアオールスターズDX2 プチ感想

 プリキュアオールスターズDX2がレンタル開始か……。いやねえ、幾ら何でも借りるのはねえ。物が物ですよ? 成人男子がどうやって借りろっつう話ですよ。
 まあ、ほら、しれっと借りてきたんですけどね。こんなもん、ビビったら負けですよ、ええ。自分で選んだものを、堂々と借りれない方が恥ずかしいわ。

「前作(DX)で顔合わせしてるし、今作顔合わせは、新キャラ回りだけでいいよね。もうみんな既知」
「うん。パラレルワード、パラレルワールド。妖精の正体が秘密? そりゃアレだ。元の世界の設定だ」
「前作復活したのは平怪人。だったら今回の敵は、全員幹部怪人だ!」
「出し惜しみなんかしねーよ! 敵も味方も、最終決戦仕様に劇中パワーアップだ! 今までのメインキャラも、モブで出せるだけ出すぞ! 劇場版のキャラもだ!」
 真面目な話、東映はディケイドとプリキュアのスタッフ入れ替えた方がいいんじゃねえかな。割り切りっぷりと出し惜しみの無さがオールスター物として正し過ぎる。足りないのは尺(71分)ぐらいだ。

 それにしてもハートキャッチの二人は不幸だよなー。まだ何戦もしてないのに、敵は嘗ての大幹部連中。勇者がアリアハンを出たら、ナジミの塔にやまたのおろちやボストロールやバラモスブロスにキングヒドラが出てきた感じ。なんて無理ゲーだ。そりゃ無理ゲーと五角以上に戦う先輩見て、自信なくすよ。だって先輩、普通に岩盤ブチ割って登場するんだぜ。
 でもまあ、結局のところ、最後はハートキャッチが持って行くんで。前半は先輩を立てて、後半は新主人公を立てることで、誰も損してねえんだよな。カマセになったり影が薄かったりもない。短い尺と製作期間を加味すれば、ベターなとこじゃね? 作品における問題点は、尺と製作期間の問題を解決すれば、だいたい解消すると思う。うーむ、高評価。

 オチ? 実はモブに、18人目と(たぶん)19人目のプリキュアがいたことじゃね? 元キュアフラワーな、おばあちゃんも入れれば20人。
「この世界にプリキュアは17人じゃないんだぜ(キリッ」
 この時点では、両方ともまだ変身できない辺りも、照井さん。それにしてもプリキュア増えたな……。

 おまけ
 3分少々でわかる、プリキュアのガチっぷり。