ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その40~

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第40話。
 Twitterでの実況中『パワーマンがどれだけ凄いかというと、ウチのサイトに「マフィア梶田」という謎のキーワードでたどり着く人が現れるぐらいに凄い』と呟いたら、マフィア梶田さん御本人にRTされてて、土下座したくなった新年一発目の総集編! ホント、スミマセンでした。

 前回の総集編はアイアンマン&アキラ。今回はロキ&ヒカルのお兄ちゃんコンビの登場。トニーに顎で使われるって事は、ヒカル兄さん本当に優秀なんだなあ。自分の言っていることを理解できない人間に、教え込めるタイプじゃないし、トニー。是非ヒカル兄さんには、本家マーベルの天才少年枠なアマデウス・チョと温厚天才コンビを組んでほしいものですね。天才の人格者枠、絶賛募集中。あとソーも60年代辺りだと、アスガルドが宇宙船を製造していたり、ムジョルニアから電磁波を出したり、ロキが放射能を身体から発生させたりと、意外と科学分かっていたような気がします。
 レッド・スカルの誘いに惑わされたり、ノバとの出会いがあったりと、今会の総集編の範囲で、ヒカル兄さん結構なキーパーソンでしたからな……。最も、アキラもエドもクリスもジェシカも、キーパーソンとなる部分があり、一概に今シリーズ誰がメイン!とは言えないのですが。アベンジャーズも子どもたちも、全員含めての主人公ということなのでしょう。

 セレブレティ5&ロキのドロンボー臭。目先の金の話をしていたり、男性陣がボヤいてたり、ロゼッタさんがロキをヨイショしているせいで、途中彼らドロンボーとドクロベエ様に見えてきたよ! ええい、CV山本正之は誰だ!(いません
しかし何気にロキ様の不在期間、長かったんですね。22話で敗れて行方不明に、現在40話なので18話ばかり不在だったことに。8月末から1月まで、ロキが異次元に消えている間に、文明はどんどん進歩していく……そりゃ、秋から冬半分を欠席してりゃあ、その間でビルドアップパーツも出来るよね。セレブレティ5にバイオコードが復活したものの、謎のDスフィアで強化されたレッド・スカルをも退けたアベンジャーズにそれだけで勝つのは難しい所。予告を見る限り、ご無沙汰だったリザードやジャガーノートを使う様子ですが……バイオコードをあっさり授与してみせた、ロキの説明の無さから感じる戦慄。あの神、自力で手に入れた物なら、物すげえ自慢しつつ授与しそうですし。なんだか猛烈に悪い予感がするのう。

 去年末からデッドプールさん出るんだ!とワクワクしていたら、コレ、この……いや。至極らしいけど! 使い方としては素晴らしいけど! 幅広い層を引っ張ってくるデッドプールと話が1話でだいたい分かる総集編の相性はいいけど! けど! そしてエドくんの紹介において「ヒーローなのかヴィランなのか」と悩まれる、公式人気投票ヒーロー部門1位の男! ディスクウォーズだと、基本ヒーローサイドで頑張ってたのに! あとこの段落、我ながら感嘆符の“!”が多すぎるよ!

 ※今回、コレより先のコラム部分がどうしても思いつかなかったため、アンケートを実施。沢山のご意見の中から選ぶ形となりました。ご意見、ありがとうございます。今後の同人誌や企画の参考にさせていただきます。

 今回紹介するのは、ファイト属性のセカンドヒーロー、アイアンフィスト! 言われて思い出したのですが、セカンドヒーローの中で唯一、アイアンフィストだけ紹介していなかったんですよね。セカンドヒーロー回のコラムが、ブラック・ウィドウだったので。今後も更に味方陣営が増えるとの噂もありますし、このままでは一人だけ紹介されないまま終わってしまう!と急遽ここで紹介。

 

アイアンフィスト

アイアンフィスト 修行中

 アジアにあると言われている、伝説の都市崑崙(クン・ルン)。この都市の大いなる存在に見出された者は、更なる力を得ることが出来る。力を得た類まれなる武人達、彼らは鉄の拳を持つ者、アイアンフィストと呼ばれている――。
 嘗て崑崙に辿り着き、そこで生活したこともある実業家ウェンデル・ランド。財を成した彼は、妻と息子、会社の共同経営者であるハロルド・ミーチャムと共に、再び崑崙へ向かおうとする。だが旅の途中、ウェンデルは会社と財産の独り占めを目論んだミーチャムに殺されてしまう。妻と子は、狂気に奔るミーチャムから逃げ出すが、妻も息子を逃がすため死亡。息子、ダニエル(ダニー)・ランドは奇跡的に一人、聖なる都、崑崙へと辿り着き保護される。
 父の仇、ミーチャムへの復讐心から、崑崙にて拳法を学び始めるダニー。超人的な修行と数々の試練を乗り越えたダニーは、最終試練として灼熱の炎を心臓にまとう不死龍ショウ・ラオとの戦いに臨む。激戦の末、ショウ・ラオを撃破したダニーは、胸に残る龍のタトゥー。大いなる神秘の力。更には、襲名性である崑崙最強の戦士が持つべき称号、アイアンフィストを手に入れる。後にヒーローとしても名を轟かす現代のアイアンフィストはこうして誕生した。

燃える鉄拳

 10年間の修業の後、崑崙から戻ってきたアイアンフィストは、仇のミーチャムと対決し勝利。だが長年の修行で研磨された精神はミーチャムの命にもはや執着しておらず、アイアンフィストはミーチャムを見逃す。だがしかし、ミーチャムは別件により現れた忍者により殺害。アイアンフィストの手元には、ミーチャムが掠め取っていた親の財産であり発端である企業、ランド・ミーチャム社が転がり込んでくる。共同経営者に裏切られて死んだ父親と同じように、アイアンフィストは会社経営に際して一人の共同経営者招き入れる。だが、父親と彼で大きく違うこと、それは共同経営者が正しき者ことヒーローであったこと。アイアンフィストが共同経営者として選んだのは、雇われヒーローチーム、ヒーローズ・フォー・ハイヤーとしてコンビを組んでいた大の親友ルーク・ケイジ(パワーマン)だったのだ。

元祖ヒーローズ・フォー・ハイヤー

 技のダニーと力のケイジのコンビで始まったヒーローズ・フォー・ハイヤーだが、元々が雇われという緩めな発祥のせいか、チームの形は様々。時期にこだわらず在籍者を挙げてみると、ハルク、ゴーストライダー、パニッシャー、エレクトラと、かなり濃い。アイアンフィストの彼女であったミスティナイトが主導だった時には、アイアンフィストもケイジもおらず、傭兵パラディンやカンフーの達人シャン・チーに怪盗ブラックキャットと、バラエティ豊かなメンツであった。ワールド・ウォー・ハルクに出た際の表紙は、一部で困惑とガッツポーズを産んだ。

ヒーローズ・フォー・ハイヤー(WWH)

 アイアンフィストのヒーローとしての能力は、まずカンフー。そして気功。そしてカンフーや気功を駆使するだけの身体能力。自らの意志による神経コントロールが可能で、戦闘中わざと痛覚神経を麻痺させるといったことも出来る。自らの気と、崑崙より授かった超人エネルギーを集中させ、技巧の全てをつぎ込んでの一撃は強力無比。直撃すれば、たとえスペック上遥かに上を行ってる超人でも、崩れ倒れるしか無い。

気功一撃

 アイアンフィストは、催眠や精神同調にテレパスといった小技も習得しているが、その中でも特に有用なのが治癒能力。気の力にて、自らだけでなく他人の傷を癒やすことが出来る。ゲームに出た際には、ヒーロー随一の回復役としての顔を持つことも。RPGでいう所の、職業モンクを全うしている。そして、崑崙に長いこと住んでいた結果、中国語を習得。日本語も、カタコトなら話せる。
 マブカプ3ではストリートファイターの主人公格であるリュウのEDに登場。アイアンフィスト本人も、バージョンアップであるアルティメットにて、マブカプシリーズ初参戦を果たした。リュウと同じ格闘家であり、求道家ではあるものの、前述した通り、ヒーローズ・フォー・ハイヤー結成に会社経営。アベンジャーズを初めとする他のヒーローチームへの参加に、ダウンタウンで子供向けカンフー教室主催と、世間慣れもしている。生き方としてはリュウのライバルであり父親や社会人としての顔を持つケンに近い物が在る。気質はリュウ、生き方はケンと言った感じで。二人を足して二で割ってみるのも手か。
 アメリカと崑崙を往復し、世界各地で龍の拳士に相応しい勇姿を見せる、アイアンフィストことダニー。窮地に陥った彼が、崑崙に辿りつき相応しき力を手に入れたのは、宿命だったのだろう。

アイアンフィスト

日々雑談~1798~

 昨日アップした、「2014年のデッドプール誌を振り返る」への感想、ありがとうございます。実物を読みたくなる促進効果や、デッドプールの波瀾万丈さが伝わったようで、書いたかいがありました。あと、これは自分も完全に意識していなかったのですが、今年より読み始めたり久々に読んで見る際の、基点としての効果もあったようで。言われるまで、コレは気づかなかったなあ。やはり、多くの人の目、多様な視点は大事だし自分を高めてくれます。

 妖怪ウォッチの流行りから始まる妖怪論が結構出ているけど、まずは妖怪ウォッチがホビーアニメとして超優秀であり、妖怪モノよりポケモンの系譜に連なっているというのが大事よね。むしろ根幹はホビーアニメ、ガワとしてあるのが妖怪というあり方かと。
 ただ、だからと言って、あのアニメは妖怪を利用するだけしてやがるんだコンチクショー!というワケでは当然無く、むしろ過去より培われた妖怪のイメージを尊重しているからこそ、妖怪をガワとして使っているわけで。そして日常の不可思議を妖怪の仕業に例えて、新たな妖怪をガンガン作っていく様は、まるで過去の百鬼夜行の製作過程を見ているかのようで楽しく。妖怪の生まれる過程の一つに、まず間違いなくこの製作過程があった筈ですからね。オリジナル妖怪は様々な作品にあれども、こういう昔ながらの作り方かつ、主流に這い上がろうとしている作品は、珍しいんじゃないかな。
 鬼太郎、東方、うしおととら、ベム、ぬらりひょんの孫、GS美神、妖怪ウォッチ……まだまだ沢山、妖怪というフィールドは、既存と新規が入り混じった、自由度最高峰のフィールドですな。俺も妖怪関係の創作、久々にやってみようかしら。
 
 

日々雑談~1797~

 本日、下半期分を追加し、2014年のデッドプール誌を振り返る(完成版)をアップしました。正直な所、今現在、結構脳が疲れております。そして最も恐れているのは、作品の歯抜け……主人公orメインとしての登場作は、きっとこれで全部なはず。無いよな、無いよな!?
 しっかし改めて見ると、デッドプールは独立独歩気味なヒーローなのに、結構な紹介数。この企画をもっとマルチプルなバットマンやスパイダーマン辺りでやったら、後数倍テキストが必要なんじゃないだろうか。流石にそれだと、途中で心折れてるかもしれんなあ。

日々雑談~1796~

 今日は自身の都合+ネット回線が不安定だったため、「2014年のデッドプールを振り返る」を更新できませんでした。申し訳ない。途切れ途切れの連続ツイートというのも、落ち着きませんしね。
 しかし明日から日常かー。何か今年の正月は、やけに儚い感じでした。酒だけは、ヒマ見てグダグダと呑んでました。ええ。

 1月4日と言えば、新日本プロレスIN東京ドーム! 自分はドームに行けませんでしたが、ちゃんとテレ朝地上波放映は録画予約済みです。ちょっと時間が短いのが残念だけど、行った人のツイートを見る限り、満足できる物が見れそうな予感!
 いやねえ、結構前にテレ朝がゴールデンタイムや生中継を用意して新日をプッシュしてくれた時期があったのですが、この時期ちょうど、総合格闘技との兼ね合いやら権力的な都合やらでかなりグダグダ、結果プッシュを台無しにしてしまう形に。これおそらく、今の調子の割に控えめなプッシュにも、確実に影響しているよなあ。
 どんだけアレだったかというと、ゴングが鳴った直後にCM。CM中相手が覆面レスラーのマスク剥いだ結果、開始十数秒没収試合になって、いきなりCM明けたら乱闘!? ホワイ!?と視聴者置いてけぼり。地方でも正直アウトな構成なのに、よりによって全国中継ありのビッグマッチでやるんじゃないよ!?
 この時期の新日は、かなりアカン感じだったのですが、あれからしばらく。一体誰と戦ってるんだとの問には客の目と答えられるだけの確かさ、裏方であるフロントも裏に控えたまま表舞台のレスラーを全力支援と、今では再び業界の中心に立てるだけの団体に。色々な物の呪縛から、解き放たれた結果の今なんでしょうな……。

 2015年は、プロレスにも力を入れて行きます(唐突 
 実際ここで取り上げる事は少ないでしょうけど、今現在、業界の環境自体がいい方向に進んでいる気はするんですよね。こういう状況は応援していきたい所。良い所を多くの人が応援してそれが伸びていけば、未だに凝り固まって残っている悪い所は、自然と消滅していきましね。これはまあ、何処の業界も一緒か!

日々雑談~1795~

 正月ということで、色々バタバタしておりまして。家庭の都合や、ちょっとした遠出で、あまりPCの前に座れていない現状。WEB拍手でのご期待や謹賀新年のご挨拶、きちんと受け取っております。ありがとうございます。
 ふらりと入った店で食べた飯が美味いのは行幸、それが一年の始まりともなれば更に。この調子で、良い一年になるといいなあ。

 2014年のデッドプール誌を振り返る、出来れば明日、遅くても明後日月曜には透過できるかなーと。こういうのはええ、早く纏めてしまうのがベストなのです、きっと。
 上半期を経ての下半期。下半期の特色としては、マーベル全体のイベントであるオリジナル・シンやアクシズと連動しているのが特徴。上半期は、ほぼ独立独歩だったので。この辺り、少し紹介の仕方を変えていかないと、ぐだぐだになる可能性は大ですね。さて、どうするか。
 知識の積み重ねも大事ですが、文章にする際の研鑽も大事。この磨き方や尖り方は、また今年も意識して積み重ねていきたいですね。

 いかん、どうにも正月なせいか、今年の目標をオチに使ってしまうなあ。