日々雑談~1975~

 体内時計がずれにずれた結果、夜十二時前に寝て、朝五時に起きるという理想的な生活パターンに。昨日も十一時位にふっと力尽きたのですが、分かった上でスケジュールを組めば、悪くないんじゃ……出勤前に、ここの更新をする時間はあるし。

 一緒にプロジェクトを推進していた同僚が他部署に出向してそちら側の人間に、プロジェクトやばくない?という空気の中、他の同僚も他部署への転向を希望。結果的に自身が推進していたプロジェクトは休眠状態に。出て行った同僚は実感や成功を得る中、本人は上からフォローとばかりに用意された新プロジェクトを提示され出向。
 普通の会社に置き換えてみると、そりゃあ島村さん笑顔になれなくなるよなあ……となる、今週のアニマス。つまるところ、自分なりの頑張りで前を見ていたら、いつの間にか周りが横にそれて一人になった挙句、頑張りが霧散したわけで。結果的に、第一話の一人レッスンINアイドル養成所よりキッツいわ。
 結局は、どう頑張るか、どう前に進むか、どう折り合いをつけるか。誰かのアドバイスがあったとしても、自分で立ち上がるしか無い問題よね。まー、自分と凛の問題で完結させちまったちゃんみおや、同じ状況にありながらむっちゃタフだった新田さんや、島村さんへの信頼感から油断していた武内Pと、誰も悪く無い各々の個性がスパーキングした結果なんだけど……。難しいわ。

 最期の力で録画しておいたドラマ版デスノートを観てみる。ごく平凡な人間が、恐ろしい力を手にしてしまい、その力に応えようとした結果、身を滅ぼす。原作月が第一話で乗り切ってしまった悩みを、終盤まで葛藤として抱え続けたドラマ月。ドラマ月は凡人設定と言われていましたが、普通の人になった結果、主人公としても真っ当に。原作月は、邪道を固めたような感じだったからね。
 最後、「もう遅い」と言ったものの、月に「つまらなさ」は感じていなかったドラマのリューク。人間は面白い。ドラマリュークは事態をかき回すトリックスターとしての面が強調されていましたが、人という存在が作る楽しさを最も享受していたリュークなんじゃないかと。ぶっちゃけ、最も邪悪なんですが。
 大いなる力には大いなる責任が伴う。某蜘蛛男の物語のテーマとなる格言ですが、この格言はドラマデスノートにも使えるんじゃないかなと。大いなる力を手にし、悩みつつも相応しい使い方を考え続けていたドラマ月。責任を感じつつも、力を使うことで生じた責任から目を背けた結果の破滅。一人の人間が怪物であるキラになる物語。原作を踏襲しつつ、別の物を見せられて、良い実写化だったんじゃないかな!
 そんなドラマデスノ最大の不幸は……映画デスノート2016に余韻を全て持って行かれたことか。オオゥ……。

日々雑談~1974~

 …………今起きた(某シャドームーンばりに
 夜早くぶっ倒れるようにして寝た結果、まだ暗いうちに起床。幸い妙なタイミングで時間が出来たものの、これは深夜更新と言えばいいのか、早朝更新と言えばいいのか。

 最近、紹介や解説系の記事はどういう形で書けばいいのか、ちと悩んでおります。例えばデッドプールの場合、手を付け始めた数年前は「日本でのフックがマブカプぐらいしかないし、がむしゃらにやらんとアカン!」みたいにガンガンいこうぜ! でしたが、今は映画に邦訳と沢山のフックがある状況。だったら、あるべきフックを使うのがおそらくベスト。簡単に言うと、フックのような物を作らなきゃいけなかった時代から、フックを使う時代への変換ですね。
 例えば、何かの邦訳が出るとして、その紹介記事を書く際……それが既に(洋書で)読んでいる作品ならば、詳しく語ろうと思えば何処まででも出来るんですよ。だって、既に読んでいるんですから。オチまでのあらすじに、詳細なキャラ描写に、その作品のテーマに。ただ、売れてほしいためのレビューで知識欲が満足してしまったら、そこで手を出さずに終わってしまうかと。スーパーの試食コーナーで丼いっぱい配ってしまったら、その商品を買う人は減りますよね。ネタバレまでいくと「まあわかってるしいいかなー」と、実際の商品に手を出さなくなってしまう。善意でやったことが買わない理由になる可能性もあるのですよ。
 全てを語ることを否定はしません。自分もやる時はやりますし。ただそれは、どちらかというと発売後の感想、発売前ならせめてホームページのような秘匿性のある場所に向いているわけで。ツイッターのような拡散性の高いメディアで、発売前にダーッと流すのは良くないですよね。せめて発売後にちょっと落ち着いてからの方が、好まれるかと。自分の文章を読んだ人がどう思うか。自分以外の人は、どう感じるか。読み手のことを考えるのは、古今東西どんな文章でも基本と呼ばれるものです。
 結局のところ、他人に向けて文章を書いてる以上、それがどう影響するか、読んだ人がどう思うか。自分以外の人の存在を考えなきゃいけないんですよね。ここを見誤ると、大変なことになるというか……知らないうちに公式の足を引っ張っていたり、狭いコミュニティの中で作品のあり方を完結させてしまったり。本人たちや本人が満足ならいいけど、コレはみんなの物ではなくずっと俺たちの物でありたい! という願いは、自己愛がちと過ぎるとしか言いようがなく。布教の目的は、その作品を愛する人間を増やすことで、自分や自分たちのシンパを増やすことじゃないんじゃないかな。
 まあアレですよ、俺は◯◯平気だよ! だから気兼ねせずやるね! ではなく、俺は◯◯で平気だけど、この◯◯を見て他の人はどう思うんだろう? と、一度立ち止まるのがきっと大事なことです。貫くのも変ずるのも、この過程があるかないかで、大きく変わります。

 変な時間に起きたせいで、脳のフレッシュさが妙に変な方向に行っているのか、妙に真面目で偉そうな話に。自分も、先が長すぎる道の未だスタート地点ですし、そうありたいなあと願う側です。日々精進、日々精進……と。
 

日々雑談~1973~

 この時代に、藤岡弘、大活躍確定なゲームが出るたあ、お釈迦様でも思うめえよ! 3DSでも、セガサターン!(大いなる矛盾
 藤岡弘、はセガサターンで頑張ってもらうとして、仮面ライダー1号を筆頭に昭和ライダー勢の参戦も決定した、仮面ライダー バトライド・ウォー 創生が発売決定。昭和ライダーがステゴロだけだと誰が決めた!と言わんばかりな写真、仮面ライダー∨3の奥の手∨3サンダーが実装! ライドルを駆使するXや、斬ることに特化したアマゾンに、ファイブハンドのスーパー1、全身凶器のZXと、∨3サンダーの勢いで突き詰めれば、ステゴロ以外の個性も浮き出るってもんよ……え? ZX参戦決定してねえの!? ライダーマンも……いやまあ、ライダーマンは口のテクスチャーとか大変そうだし……。

 まさか、ここまで前触れもなく雨がエラいことになるとはなあ……。今日は栃木や茨城、今は宮城や東北がとんでもないことに。皆様、水害に警戒して下さいませ。ひとまず聞いたニュースの中で、耳に残ったのは日光の大雨による、湯西川温泉の封鎖や鬼怒川温泉の被害。湯西川は山の幸に溺れつつ温泉を楽しめるけど、最大の弱点として山奥というのがあるからなあ。あの山道が潰れるのは=封鎖。鬼怒川は流石にこの域ではないけど、あそこのウリである渓流が、こうも降ると……。
 被害が痛いのもそうですが、再来週の秋の大型連休という書き入れ時にモロに影響しそうなのが、また。災害はそこで終わるものではなく、長々と苛む物であり。募金や支援の動きに、注意しておこう。

日々雑談~1972~

 少し時間が出来たので、ようやくデッドプールVSカーネイジアイデンティティ・ウォー:デッドプール/スパイダーマン/ハルクのダブルデッドプール邦訳本を購入。アイデンティティの方はデッドプールでもありスパイダーマンでもありハルクだけど。Amazon辺りで頼めば手元には届いていたんだろうけど、単価高めのアメコミ邦訳本を仕入れてくれる地元本屋の覚悟にはなるべく応えたいので。返本という手段があるとはいえ、専門書のような少ない顧客を掘っていくタイプの本、仕入れるのは勝負だもんな。
 両作の共通点をデッドプール以外に挙げるのならば、シンプルな素材を活かした手頃なランチコースという感じ。どうしても有名所、例えばシビル・ウォーやノーマンズ・ランドの邦訳となると、美味いけど満漢全席やフルコースな、全部食い切るには覚悟と時間と金が居ることに。その点この2作は、対決や異次元行きというシンプルなベースを使った上で、一冊で完結できるお手軽さが。事前情報もほぼいらないですしね。赤いキチガイ二人! ヒーロー三人! 彼らが居る世界なんだなーぐらいで十分。2冊のメインキャラのうち、資料少なめかつ邦訳化された物も少ないカーネイジは、近年刊行されたスペリアー・カーネイジ・アニュアルの邦訳掲載に小冊子での情報補完と、デッドプールVSカーネイジにて手厚いフォローが。いたれりつくせり!
 比較的安価というか、フルカラー本で税込み2000円弱というのは、悪くない値段。財布にちょっとでも余裕ありましたら、是非とも手ぇだしてみて欲しい二冊ですね。デッドプールやスパイダーマンもそうだけど、ハルクやカーネイジは、特に次に繋がって欲しいよなあ!

日々雑談~1971~

 ふうむ、ジャンプで連載していたレディ・ジャスティスが終わってしまったか……一強の超人の隙間を、エロで埋めようとするというのは、悪い手段ではなかったかと。ただ、全体的にケレン味というかハッタリ感が無いのがまずかったか。特に敵側に。
 僕のヒーローアカデミア、今週ヒーロー社会に抵抗するためのヴィラン連合結成の流れが描かれたのですが、もうね、すっげえハッタリ力。まだ候補者がズラーっと出るだけなんですけど、どれもビジュアルの時点で一癖ありそうで。同じ超人ならキン肉マンもそうですけど、見た瞬間「おっ!」となれるキャラ付けやビジュアルは超大事。多数の超人を描くなら特に。
 例えばキン肉マンの悪魔騎士、両手が針付きの鉄板! 腕が6本! いきなりのニンジャ! ゴールドライタン四角い大巨人! がウォーズマンの体内で一気に勢揃い! もうね、見ただけで強そうだと。こいつらやってくれるな!と。普通に日常生活が出来ないレベルの強さへのハッタリ。たまりませぬ。ディスクウォーズに出たバイビーストや今週のアルティメットスパイダーマンに出たウェンディゴ辺りも、頭二つ並んでりゃあなあ! カナダ伝説の怪物かよ!と、これも一目見ただけで分かる、ハッタリの好例ですよね。
 まあ、一強超人の元祖ポジションなスーパーマンも、互角以上の相手(例:ゾッド将軍、ドゥームズデイ、ビザロ)や搦手や策略で立ち向かってくる相手(例:レックス・ルーサー、トイマン、バットマン)と、常に手抜きで圧勝な状況はあまり無いですからね。それに、全身機械のメタロや自称正義のヒーローなアトミックスカルのような、ハッタリ効きまくってるキャラも多いですし。ヒーローのスペックが高ければ、どうにか喰らいつくのが悪党ってもんですよ。
 レディ・ジャスティス、期待はあったんだけど、やっぱ敵もしっかり設定やらしいコスチュームを着てくる馬鹿野郎で無いと、難しいよなあ。特に、連載となると。