日々雑談~1972~
少し時間が出来たので、ようやくデッドプールVSカーネイジとアイデンティティ・ウォー:デッドプール/スパイダーマン/ハルクのダブルデッドプール邦訳本を購入。アイデンティティの方はデッドプールでもありスパイダーマンでもありハルクだけど。Amazon辺りで頼めば手元には届いていたんだろうけど、単価高めのアメコミ邦訳本を仕入れてくれる地元本屋の覚悟にはなるべく応えたいので。返本という手段があるとはいえ、専門書のような少ない顧客を掘っていくタイプの本、仕入れるのは勝負だもんな。
両作の共通点をデッドプール以外に挙げるのならば、シンプルな素材を活かした手頃なランチコースという感じ。どうしても有名所、例えばシビル・ウォーやノーマンズ・ランドの邦訳となると、美味いけど満漢全席やフルコースな、全部食い切るには覚悟と時間と金が居ることに。その点この2作は、対決や異次元行きというシンプルなベースを使った上で、一冊で完結できるお手軽さが。事前情報もほぼいらないですしね。赤いキチガイ二人! ヒーロー三人! 彼らが居る世界なんだなーぐらいで十分。2冊のメインキャラのうち、資料少なめかつ邦訳化された物も少ないカーネイジは、近年刊行されたスペリアー・カーネイジ・アニュアルの邦訳掲載に小冊子での情報補完と、デッドプールVSカーネイジにて手厚いフォローが。いたれりつくせり!
比較的安価というか、フルカラー本で税込み2000円弱というのは、悪くない値段。財布にちょっとでも余裕ありましたら、是非とも手ぇだしてみて欲しい二冊ですね。デッドプールやスパイダーマンもそうだけど、ハルクやカーネイジは、特に次に繋がって欲しいよなあ!