日々雑談~5920~

 ジークアクス、無茶苦茶だな!(最終回前の挨拶
 始まりの初代ガンダム&完結のBEYOND THE TIMEというアントニオ猪木と炎のファイターばりのアガる組み合わせなのに、それを見た時に感じたのは恐ろしさや禍々しさのような、本来ありえないはずの感情。ただのガンダムなのに、ゲッターエンペラーやマジンガーZEROに近しいモノになってるの、すごくない?

 そういや、ジークアクスを観るのに過去作の履修が必要かどうかって話が定期的に出てきますが、個人的な結論としては履修不要じゃないですかね。理由としては、その作品にパワーがあれば、シリーズ未見の人も自分のペースで過去作と付き合い始めるので。ジークアクスのパワーや、初見の人でも楽しめる保証に関しては、前日譚の興行収入が現状33億って時点である程度実証されてますしね。シードフリーダムの50億には勝てないけど、それでも2025年に日本で公開された映画としては現在6位ですしね。過去や従来のファンだけの目配せで、この記録は出せねえよ。

 初めて生で見たプロレスは確か……全日本プロレスの地方興行で、一番コツコツやったアメコミ系の記事は毎週のディスクウォーズ感想&コラム。なんで観に行ったのか、なんで毎週やれたのかと言えば、当時の四天王プロレスがハチャメチャに面白くて、ディスクウォーズには新時代の楽しさがあったから。知識や人脈がなくても、面白さや楽しさには、無知な人間に歩みを進ませるだけの力がある。実際、ジャンルに長くいると陥りがちな落とし穴なんですが、シリーズ入門に関しては、もうちょっと作品のパワーや初心者のやる気を信じてええと思うんですよね。成り行きに任せつつ、ちょっと目配せするぐらいの距離感が理想かな……と。

日々雑談~5919~

 以前話したように今年は夏コミに申し込んでいないのですが、本を作るスケジュールが確保できないと言うより、夏コミ当日の出席が厳しいという状況。人間、年を取るとですね、どうしてもお盆前後は忙しくなるんですよ……。

 なので、本はなんとかなるけど、夏コミには出れないという状況。ならば別のイベントに申し込むしか無いだろ!
 というわけで、9月開催のCOMITIA153に申し込んでみました。昔出てたのが、COMITIA100とかその頃なので……10年以上前? マジで? 

 以前の申込みで使った過去のサークルカットが使えますよ!と書いてあったのでこりゃ楽だと思ったら、昔の横型サークルカットから、コミケ準拠の縦型サークルカットになっていたというね。久々に1からサークルカットを作ったぜ。予定は未定なものの、とりあえずはプロレスもので行きます。おそらくどこの企画も通らないくらいにディープな作品こそ、同人誌で書くに限る。

 詳細はまた後日、というか受かったらですね。いかんせん、コミティアもオリジナル同人誌も、随分様変わりしたしなあ。同人誌を扱ってる店の一次創作コーナーもだいぶでっかくなったし、コミティアの当選率もきっとえらいことになってるでしょう。その場合は……まあ、次申し込むか、どこか別のイベントを狙うしか無いな。手を止めない限りは、どうにかなるって。 

 

日々雑談~5918~

 ガンダムW系のイベントをやるから、おそらく次のガチャはウィングガンダムゼロカスタム辺りが来るのでは?という予想をぶっちぎってのデスサイズヘル&デュオの実装。冷静に考えてみれば、イベント報酬がウイングガンダムゼロ&カトルなので、ウイングガンダム系の機体や、カトルとセットであろうサンドロックは被るよね? ってのはあったわけで。となれば、W勢の中でも人気トップクラスなデスサイズ&デュオ実装は意外でありつつ順当という絶妙なラインということで。ヘビーアームズ&トロワやアルトロン&五飛もアリだった気はするけど、この二人を初手に持ってくると、面白さと意外性が勝ってしまう気がする。ズール皇帝が正義だ!
 あとまあ、ビルドストライクガンダムを予測できた人は、穴狙いを越えた、もはやミラクルおじさんの域だよ。

 ジージェネエターナルも最近プレイしているゲームの一つですが、現状実装されているシナリオの終りが見えてきていて、ログボだけの停滞一歩手前って感じですかね。今の時代、ソシャゲは取捨選択しないとやってけないんだ。近日中にSEED DESTINYが実装される予定なものの、どちらかと言うと水星の魔女やGガンといったシナリオ前半のみ勢の後半分が欲しいなあと。話が中途半端というのもそうなんだけど、開発プランが途中で止まっちゃってるのがなあ。Gガンが参戦しているのに、ゴッドガンダムが作れないというのはどうもむず痒い……GGENERATION-ZEROみたいに、シャイニングガンダムで開発終わり!な作品もあったけどね? 前作と言うか、第一作だとゴッドガンダムやゼロカスタムやダブルエックスが作れたけど、ZEROはなんでかこれら後期主人公機の開発が全削除だった思い出。その代わりに、GとWとXは主人公機のみ参戦だった第一作と比べ、ZEROは他の機体も複数参戦してると、ボリューム自体は増えているんだけど。後期主人公機参戦と複数参戦が両立できなかった理由は、正直わからん……。

 ガンダムもジージェネの歴史も紆余曲折だぜ。

日々雑談~5917~

 マーベルライバルズが飛行ユニットのウルトロン参戦&飛行ユニットのアイアンマンとのチームアップ有りで、突如飛行ユニット春の時代に。ジェフとのシャーク◯ードが実装されたストームも相変わらず強いので、飛行ユニット三人衆状態もそれなりに見る構成に。この三人が猛威を振るう中、一人だけえらくナーフされた、ヒューマン・トーチのことはさておき。南極でもパンイチで活動できるヒューマン・トーチが、一人だけ冬の時代で凍りついとる。

 飛行ユニットが場によく出るようになった結果、とにかく割りを食うようになったのが、機動力不足かつ遠距離手段に欠けるタンク役ことヴァンガード。その結果、チームで誰もヴァンガードを選ばないみたいな大惨事があちこちでおこっているものの……そもそも、ヴァンガードが飛行ユニットに不利というイメージが、無駄にデカくなっているようにも思えるのですよ。

 例えば、遠距離手段持ちかつ飛行ユニットの攻撃の大半をバリアで防げるマグニートーや、マントによる浮遊とアプデでちょっと射程が長くなったドクター・ストレンジや、ウェブによる拘束と肩のキャノンの攻撃で牽制できるペニー・パーカーは、飛行ユニットの牽制や撃破も狙える対空手段がある側。ハルクやソーはちょっとした遠距離攻撃を持ちつつハイジャンプやムジョルニアによる突撃で直接飛行ユニットを叩き落とせると、一発狙いできる性能はある。キャプテン・アメリカやヴェノムは対空手段が微妙なものの、機動力で飛行ユニットをかきまわせる。明確に不利なのは、自慢の木の壁が目隠しぐらいにしかならないグルートや、中距離以上が難しく機動力もないエマ・フロスト、攻撃手段が突進とパンチしかないシングぐらいじゃないですかね。ただこの三人、腕を伸ばしたり、ビームを出したり、踏み込んでの右ストレートが、思ったよりリーチが長くて、逆にどうせ届かんやろでナメてかかってくる飛行ユニットを落とすというね。それはそれで気持ちええんですが。

 ただまあ、そもそもヴァンガードはタンクであり拠点防衛役なので、飛行ユニットをどうにかする役はアタッカーのファイターなんですよね。パニッシャーやホークアイの対空性能に関しては「溶ける」「一撃必殺」の一言ですし。飛行ユニットには飛行ユニットで当たるという手もあるし、ヴァンガードの対飛行ユニットは、前線でヘイトをかって、ファイターの攻撃を通しやすくすることでしょう。

 正直、飛行ユニットが場に増えて一番困ってるのは、スクイレルガールやムーンナイトみたいな対空性能はイマイチな射撃系ファイターじゃないかな。対空ができる射撃系と比べた場合、どうしたって優先順位は落ちるし、ヴァンガードみたいな別の仕事もしにくいしねえ。

日々雑談~5916~

 ここ最近の火曜深夜は、ジークアクス面白えよなあ……を噛みしめる日。
 話のスピード感と、描写することとしないことのハンドリングの上手さにより、様々な角度から見るかいのある作風を実現。一番面白いガンダム作品を決めるのは難しいを通り越してもはや戦争なものの、一番語りがいのある作品ランキングなら、まずジークアクスはトップクラスでしょう。一晩語れて数万文字の感想を書ける作品は多々あっても、それが称賛でも批判でもやれる、ベクトル限らずってのはなかなか無いよ。

 

 信じられるか? ジークアクスって毎週トレンドキャラが変わるんだぜ? それでいて、トレンドキャラがバスク・オムだのララァ・スンだの、傷跡を残すタイプなので、まあ話題が積み上がっていく。
 今週はギレンの野望で見たよ!なIフィールド持ち&長射程のビグザム軍団VS実体弾&格闘戦でビグザムをメタれるギャン軍団も凄かったけど、やはり満を持してあらわれ、出落ちのように去っていったギレン・ザビがトレンドでしょう。権力者の愛人ムーブ全開なセシリアと、何気に小説版から出張してきたチャップマンと一緒に一気に退場。クソッ! リアル系大ボスがこんなに簡単に死んでいいのかよ! と思ったけど、そもそも元祖ガンダム(正史)からしてあっさり死んだラスボスなので何も言えねえ。

 実際、キシリアの嫌味なのかなんなのかわかりませんが、ギレンは別荘に引きこもり、暗殺の恐怖か、それとも人類の半分を殺したことや父デギン殺しへの罪悪感で毎晩うなされると、どうにも厭世的な状況にあったようで。額面通り捉えるのはちと厳しいですが、少なくとも立てよ国民!と雄々しく演説する総帥らしい仕事からは離れていたのは確かでしょう。裏で何かやっていた可能性もでっけえですが、それはひとまず置いておいて。

 とりあえず、引きこもり厭世ルートを前提とするとして、なんでギレンがそうなったかの理由は、ひとえにゼクノヴァなんじゃないかと。正史だとニュータイプが超常的な力やわかりやすい現象を起こすのはギレン没後の話ですが、ジークアクスの場合はギレン存命時にそれこそ逆シャアでのアクシズを押し返すばりの万人にわかるニュータイプの奇跡が起こってしまった世界なわけで。正史と比べ、ジークアクスはニュータイプが”ある”世界。となると、正史以上にギレンはニュータイプと向き合う必要が出てくる。ゼクノヴァで証明されたニュータイプの力は、単なる直感力に優れた人間に収まらず、新たな種を名乗れるほどの力だった。ギレンが提唱した宇宙に進出したスペースノイドこそが選ばれた民であるとする『優性人類生存説』は、スペースノイドをニュータイプに書き換えることで的を射たわけです。

 その結果、ニュータイプ的素養のないギレンは、選ばれし民ではなく、淘汰されるべき王になってしまった。

 自身が選ばれし者と自覚していれば、大量殺戮や実父殺しのような罪を「仕方のないもの」と出来ても、果たしてそのアイデンティティが揺らいだ状態で、罪を受け入れられるのかどうか。ジークアクスでギレンが発した「もしそれが正しい進化なら勝手に旧人類に取って代わる」「人の革新など自然淘汰に任せておけばいい」と言ったどこか投げやりな発言は、ギレン自身が新人類ではなく、旧人類でしかないという現実と向き合ってしまった結果にも見えます。むしろ、正史では目を逸らしていたというのが、正確なのかもしれません。

 ここで無駄にやる気を出して新人類を滅ぼしてやる!となると、新人類カテゴリーのミュータントを滅ぼそうとする、X-MENのヴィランになるわけですが。あの世界、筋金入りのミュータント差別系ヴィランは、むしろミュータントの優秀さを認めた上で生存戦争に負けてなるものか!の精神でやってるので。タチ悪いわ。
 そしてそんなギレンやX-MENのヴィランより怖いのが、ニュータイプの存在と自身がニュータイプでないことを認めた上で、ニュータイプを使い潰そうとしているキシリア様。なんかもう、種族とか関係なしに、人間力で天下を取ろうとしているのが恐ろしいわ。